ドラゴンボールR【本編完結】   作:SHV(元MHV)

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第36話【勇者】

さて、勇者として旅だったコルドであったが、早速困難にぶつかっていた。

 

“伝説の超サイヤ人”を追う手段である。

 

銀河帝国が支配する領域だけでも数万パーセクに及ぶのだ。

 

そこを宇宙船さえ用いず移動する“伝説の超サイヤ人”を捕捉するのは至難の業と言えよう。

 

「……だが座していても何も始まらぬ。まずはこの身を鍛えつつ、少しずつ情報を得ていくとするか」

 

そう言ってコルドは惑星フリーザにある最も速い船を用意させ、広い銀河へと旅だった。

 

まずコルドが目指したのは、辺境にある超重力惑星ズシンだった。

 

一般的な惑星の100倍近い重力を有するというこの星は、カッチン鋼と呼ばれる宇宙で最も固い金属で構成された惑星である。そして星としてのサイズこそ小さいものの、異常な高重力と凶悪な原生生物が住むことから、強大な軍事力を持つ銀河帝国が征服できなかった数少ない惑星としても知られていた。

 

「ここで鍛えれば、オレの強さもようやく形になるか」

 

コルドの年齢は現在140歳。種族においては若輩もいいところであったが、すでに星を片手間に破壊できる彼にとって思う存分鍛えることすらできないのは苦痛でさえあった。

 

だがそれでは意味がないのだ。“伝説の超サイヤ人”を倒すこともそうだが、銀河に名だたる大帝国を築くには、今のままでは弱すぎるとコルドは考えていたからだ。

 

そうして銀河帝国では高速艇に分類される小型宇宙船に乗りズシンまでやってきたコルドだったが、いきなり想定外の事態が起きた。

 

宇宙船の故障である。

 

それも当然であろう。100倍近い重力に耐えることができる船はそれ専用に反重力コーティングを施してあるのだ。これが最初から行き先を告げていれば惑星フリーザの住人らもコルドに移動力を優先した高速艇など与えなかったのだが、コルドはなまじ自分以外を見下していただけにまともに話す行為すら怠ってしまっていた。

 

しかし、悩んでいてもしょうがない。フリーザ一族は飲まず食わずでも一年以上生存することができる。ましてや突然変異のコルドであればそれ以上の生存が可能だ。

 

コルドはこれをチャンスだと考えた。

 

この逆境を乗り越えてこそ、後の野望が見えてくるのだと。

 

彼が剣を握ると、おあつらえ向きに巨大なムカデにも似た生物が現れる。

 

笑みを浮かべたコルドは超重力と怪物を相手取り、自らを存分に鍛え上げることにした。

 

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それから5年が経過した。

 

超重力に逆らうかのように伸びた身長は3メートルを超え、肉体は筋骨隆々といってよいほどに逞しく成長していた。

 

コルドのパワーは既に100倍程度の重力など何ら問題のない実力を得たと言ってよかった。

 

むしろ、その強くなりすぎたパワーを抑える為の能力を開発することに苦心したと言っていい。

 

そうしてコルドが得たのは変身能力。宇宙には変身することでパワーを増す種族が存在する。ポメロ人やサイヤ人などがそうだ。しかし、コルドはその変身によって自身のありあまるパワーを抑制することを選択した。

 

彼の戦闘力はかつてより遥かに増していた。

 

今となっては身に付けた変身によってパワーを押さえつけねば、まともに行動することもままならないほどである。

 

コルドの変身は2段階に及ぶ。

 

変身前の本来の姿である通常形態。

 

敢えて異形と化すことで戦闘力を大幅に制限することに成功した変身第1形態。

 

銀河帝国で動くことを考え通常形態と同じように人型となり、更に戦闘力を抑えることに成功した変身第2形態。

 

なお、戦闘力と言っているがこの時点でスカウターは存在していない。あくまでコルドの尺度である。

 

またコルドはある程度戦闘力をコントロールする術を手にしていた。彼の巨大な戦闘力は第2形態となっても星を震わせるほどだったが、それを不便に感じて普段は戦闘力を生まれた頃と同じ程度に抑えていた。

 

このおかげでよほどの達人でもなければ彼の巨大な戦闘力を認識することはできなかった。

 

そんな彼だが、“伝説の超サイヤ人”を討伐するという名目のもとに仲間を集めていた。しかし当然だが、彼の掲げる目標を告げると誰もが信じられないといった顔をした。

 

中にはコルドに挑んでくる者もいた。しかし上手く手加減することを覚えたコルドにあっさり敗れると、逆に彼に服従する者も多かった。これはコルドの狙い通りでもあった。

 

コルドはパワーアップした己の莫大な戦闘力をそのまま振るえば、“伝説の超サイヤ人”に勝てる確信があった。

 

直接対面したわけではないが、直感的にそう思っていたのだ。それだけ圧倒的な実力を有したと言ってもいい。

 

しかし彼は慎重だった。もし“伝説の超サイヤ人”が自分と同じく変身を可能にしていたならば、今の実力でも足りなくなるのではないかと。そして何より、星をあっさり破壊するほどの強者同士がぶつかりあえばその被害はどれほどのモノになってしまうのか。

 

コルドの真の狙いは新たなる帝国の設立にあり、銀河を破壊することではない。

 

強大な力を持った自身を頂点に置く一大勢力の結成。それこそがコルドの目標であるのだ。

 

であればその為には自身の力もそうだが、なにより強力で凶悪な手下が多数必要である。

 

そうしてコルドは勇者として振る舞うことで時折現れる強者を敢えて同程度の実力で打ち負かし、自身の強化を図ると同時に生き延びた者を自らの配下として勢力を強大にしていった。

 

ある時は辺境の星コナッツ星で仮初めの神官として魔神封印を手伝い。

 

またある時は広い宇宙を管理する界王らと出会い、その野望を見透かされ警戒されもした。

 

そして当然、日々強大になっていく勇者フリーザの勇名は銀河帝国にも轟いていた。本来であれば警戒して然るべき一大戦力であるコルド達だったが、彼は勇者として各地で振る舞うことで自らの行為に正当性を与えた。

 

その上、銀河帝国では未だ“伝説の超サイヤ人”が宇宙規模の災害さながらに猛威を振るっており、銀河最強と謡われた帝国軍は一向に対策できないでいた。そしてそれと違い、未曾有の災厄に立ち向かう為に力を増していく“勇者フリーザ”の存在は歓迎されていたのだ。

 

コルドは嗤う。己の力を誇示するために。

 

コルドは戦う。己が率いる軍勢を大きくするために。

 

──そんなある日、コルドは宇宙でも指折りの強者と出会った。

 

アブーラと名乗るその老賢者はこれまでの強者と違い、コルドに匹敵しないまでも他の仲間や部下を置き去りにするほど強力なパワーを持つ存在であった。

 

彼はコルドに自ら仲間になることを持ちかけた。彼はその実犯罪者を率いる裏の世界の実力者でもあったが、コルド自身彼の情報力と実力を買ってそれを認めた。

 

やがてコルドの率いる仲間が軍勢となり、()()()()()を名乗り始めた頃。

 

銀河帝国の艦隊が、とある惑星を拠点とする“伝説の超サイヤ人”を追い詰め遂に戦うという情報が入った。

 

コルドは歓喜した。総勢数万隻の銀河帝国艦隊であれば“伝説の超サイヤ人”の実力を見るのに十分だとして。コルドは急ぎ仲間を引き連れ新たに手に入れた高速艇でその様子を窺いにいった。

 

──結果は、一方的な蹂躙だった。

 

“伝説の超サイヤ人”は追い詰められてなどおらず、むしろ銀河帝国の戦力を一網打尽にするつもりで一つの場所に留まっていたのだ。

 

星をあっさり破壊する光弾が次々と巨大戦艦に命中し、爆散させる。

 

銀河帝国の戦艦から放たれる光線砲も反応弾も“伝説の超サイヤ人”に通じる攻撃は何一つない。それどころか、サイズ差がありすぎる為に下手な攻撃は当たらない始末。

 

わずか十分ばかりで数万隻を誇る艦隊はあっという間に宇宙のゴミとなり、その砕け散る様は一種の美しい花火と化して宇宙に彩りを加えた。

 

それを見るコルドの仲間達は戦慄し、コルドは密かに感動していた。

 

(なんと美しい花火だ……! これよ、この暴力こそが我が至高の喜びよ!)

 

コルドは素晴らしさに感動するあまり両腕を広げて仲間達の前に立ちはだかる。

 

仲間達はそんな彼の行動が自分達を守ろうとしてくれていると勘違いして感動したが、アブーラだけは冷たい視線でコルドを()めつけていた。

 

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帝国艦隊の崩壊より50年あまりが過ぎた。

 

コルドの姿はさして変化はなかったが、仲間として率いてきた者はすでに幾度か代替わりを果たしてもいる。

 

アブーラもそうだった。あの謎多き老人はいつしかフリーザ軍を抜け、どこかへと姿を消していた。

 

コルドは、あれから“伝説の超サイヤ人”と数度に渡り戦っていた。

 

時に単身で。時に徒党を率いて。

 

しかしそのどれも圧倒的な“伝説の超サイヤ人”の実力を前に敵うことはなかった。

 

むしろ戦えば戦うほどに強くなっていく力に感動すら覚えたほどだ。

 

自らの実力が通じないという事実にコルドは驚いたものの、倒すことを諦めてはいなかった。

 

むしろ“まともな戦いができる相手がいないから”と、わざと自分を見逃す“伝説の超サイヤ人”への怒りに満ち満ちていた。

 

やがて決行の日は訪れる。

 

更に50年が経った。200歳を超えさしもの“伝説の超サイヤ人”も老いていた。むしろ通常のサイヤ人と比べて遥かに長命であることから、不老不死ではないかと噂されたほどであったが、コルドは彼の陰りを確かに見抜いていた。

 

“伝説の超サイヤ人”はその戦闘力こそかつてと比べて劣らなかったものの、ひとつの星を征服してそこで自らの子孫と暮らす様子からは、かつての暴虐と破壊の化身としての姿は見いだせなかった。

 

──そして夜、密かに潜入したコルドは彼の首をあっさりと切り落とす。そこで行われた会話が如何なるものだったかをコルドが語ることは決してなかった。

 

“伝説の超サイヤ人”と呼ばれた孤独な男は、身勝手にも実に安らかな死に顔だったという。コルドはそのことになんら興味を持たなかったが。

 

それからコルドは彼の子孫を一人残らず殺し尽くした。万が一にも己の軍勢を害する勢力として“伝説の超サイヤ人”が再び生まれてくるようなことがあってはならないからだ。事実“伝説の超サイヤ人”の子孫の中には通常のサイヤ人と違い、上半身まで体毛に覆われた特殊個体がいた。その特徴を持つ全員がかつて袂を分かったアブーラに匹敵する戦闘力を有していたことは、十分警戒に値したからだ。

 

こうして銀河の勢力図は変わった。

 

コルドは崩壊した銀河帝国の軍事組織やならず者をまとめあげ、勇者の名を冠するフリーザ軍を一大軍事組織として結成した。

 

さらに崩壊した銀河帝国の経済網を一手に掌握したのがツフル人だった。彼らは進んだ科学文明の力を使い実に効率よく帝国のネットワークから孤立した星々を手なずけわずか数年で銀河連邦を設立した。

 

コルドは彼らと密約を交わし、連邦に反抗的な勢力の鎮圧や星の地上げによって金銭を得る手段を確立していった。

 

そして……かつてコルドに協力していた老賢者アブーラ。

 

彼が姿を消してより、突如ナメック星人が宇宙に台頭し始める。そしてそれを皮切りとするように、宇宙のあちこちで特殊な能力を操る種族が現れることになるのだった。

 

 

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コルド大王は瞬く間に見た白昼夢がごとき過去を反芻する。

 

かつて勇者として呼ばれた彼の姿は逞しく巨大になり、今となっても宇宙で指折りの実力を持つ自覚がある。

 

惜しむらくは永き時間が彼に慢心を招いたことであった。それさえなければ今ごろはクリムゾンに仕えることもなく、フリーザの潜在能力を引き出すことに邁進していたのかもしれない。

 

「……クク、くだらんな。すべては過ぎ去ったことよ」

 

「な、なにかおっしゃいましたでしょうか……?」

 

コルド大王がふと呟いた言葉にタゴマが顔色の悪い表情を向けてくる。

 

ふと、コルド大王は思った。かつての勇者としての記憶と共に封印していた、あの武器のことを。

 

「船の進路を惑星ズシンへと向けろ。ワシのモノを取りに行く」

 

「か、かしこまりました……!!」

 

言葉を口にするだけで発する圧倒的な迫力。それに気圧されるように、タゴマは急いでコルド大王の傍から離れていく。

 

コルド大王はかつてのように嗤う。

 

今再び勇者としての武勇伝を増やす機会がやってきたと。

 

次なるクリムゾンへの土産をスラッグの首として考えるコルド大王は、暗黒の宇宙の深淵へとその瞳を向けるのだった。

 

 

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ギニュー。

 

かつてフリーザの元でギニュー特戦隊という名の特殊部隊を率いていた宇宙でも指折りのエリート戦士だ。

 

そんな彼だが、情けないことに今は部下を殺した相手の弟子となっている。もちろん最初は抵抗した。しかし彼を強制的に弟子とした桃白々の振るう指拳は鋭く、少し打たれただけでギニューの体はまともに動けなくなってしまう。

 

そんな日々が一週間も続いた頃、ギニューは遂に決心した。桃白々の弟子となることを。

 

どうせまともな扱いを受けないのならば、強くなる可能性のある方を取る。それがギニューが己を納得させるための理由だった。

 

しかし事態は彼の予想を超えていた。

 

べジータやクウラと同じ装備で限界ギリギリまで下げられた彼の戦闘力はたったの5。猟銃を持ったそこらのおっさんと変わらない実力である。

 

ギニューは亀仙流方式の修行によって牛乳配達のバイトをし、素手で畑をたがやし、蜂に刺されながら牙を磨き続けた。

 

やがて組手が許されるようになった頃、ギニューの戦闘力は1000まで解放することが許された。

 

しかしギニューと同じ程度の実力しか発揮していないにも関わらず、桃白々の攻撃は一方的にギニューを捉えた。“空中コンボ”という言葉はその頃に覚えた。

 

辛すぎて思わず出会った見た目が子供のような男を「共に弟子になろう」と誘ってしまったほどに。

 

それからも辛い訓練の日々は続いた。

 

あるときは王宮の前で全身に重りを付けた状態で二時間微動だにしないことを強要され、またあるときはレッドリボン軍の兵士らに混じって訓練兵と同じ作業をやらされた。

 

日々すり減り磨耗していくギニューの精神は限界だった。

 

そんなある日のことだった。

 

せめて牛乳配達以外のアルバイトをと求人雑誌を開いていたギニューは運命と出会う。

 

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「きゃ~、たすけて~」

 

ガーリックランドの特設ステージ上で、どこか棒読みの悲鳴をあげる最近アイドルとして売り出し中の女魔族の悲鳴が響く。

 

今日もここで行われるショーを見ようと、大勢の()()()が詰めかけていた。

 

……中には悲鳴をあげるアイドル魔族の姿を見に来た大きいお友達の姿もあったが。

 

アイドル魔族はどこか諦めたような表情で助けを求める。なお本日の悪役は魔族四天王のひとりビネガー。堂の入った悪役っぷりが実に好評である。

 

アイドル魔族は内心(……どうせならガッシュ様がよかったな~)などと考えていたが一応口には出していない。表情にはありありと出ていたが。

 

しかし周囲に展開した雑魚役魔族のモブ達はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、今日も会場を盛り上げるために世話しなく動き回っていた。

 

これもある男に訓示を受けた結果である。

 

『みんなー! こういうときは、せーのっ!!』

 

「「「ホーンライダー!!」」」

 

捕まっているアイドル魔族とは裏腹にノリノリな会場のお姉さんことアルバイトの女の子が子供達を煽る。

 

するとその動きに合わせるように子供達が叫び、壁の一部を突き破ってサングラスを着けたギニューがバイクに乗って現れた。

 

「とーぅ!!」

 

レッドリボン軍製のひたすら頑丈さを追求したバイクは分厚い壁をぶち破ったところでびくともしない。ギニューとしてはむしろ後で壁を直す作業の方が面倒だが、今はそんなことは考えない。

 

「悪党どもは許さないっ! 誰が呼んだか人呼んで! 正義の戦士ホーンライダー!! ご期待通りにただいま参上っ!!」

 

一言ごとにポーズを取るギニュー。もはや変装と言っていいのかわからない程度にしか顔が隠れていないが、本人は至ってノリノリである。

 

「さあかかってこい悪党どもっ! このホーンライダーが来たからには、もはや貴様らの好き勝手にはさせんっ!!」

 

ビシッ! と決めポーズを取ったホーンライダーことギニューの動きに従って彼の背後から紫の爆煙が上がる。

 

会場は子供達による熱い喧騒へと包まれていった。

 

 




本来高重力下では身長低くなるのですが、コルド大王は逆に身長が伸びたという設定。こういうSFチックなこと考えるの楽しいです。
それとここからあとがきがやや備忘録チック。
設定変わる場合もあるのであまり気にしなくてよいですよ。


原作コルドが小物になった理由(この作品での設定を加えた上での考察)
・超サイヤ人相手に舐めプしたのは遥か昔にあっさり勝ってしまったこともあり、その頃からパワーアップした自分と、仮にも最高の潜在能力を持つフリーザならば十分だと判断したので。また相手の戦闘力を見抜く能力はそれほどでもない。これは自分以上の存在がほぼ存在せず、まともに戦う経験がなかった為でもある。逆に自身の実力をコントロールする術は十二分に持っていた。この世界ではすでにありえない光景だが、原作でのトランクスとの戦闘は大王本来のパワーが超サイヤ人になったトランクスよりも遥か格上であったので油断した為。ちょっとずつパワーを出してやろうかと思っていたら変身前に殺されてしまった。
ってところです(´・ω・`)

ポメロ人
美麗な顔立ちと戦闘力を増幅する変身能力を有する銀河帝国の軍人系一族。銀河帝国の崩壊と同時期にフリーザ軍へと合流する。
後にこの一族から生まれたザーボンは突然変異として高い戦闘力を持ち、フリーザに仕えることになる。

老賢者アブーラ
真性の魔族です。パッと身はただの人型宇宙人の老人。暗黒魔界を出身地とし、とある大物魔族との戦いに敗れその力を大きく落としてこちらの世界に迷い出てきました。
虎視眈々とかつての力を復活させる方法を模索していましたが、コルドとの間に広がる圧倒的な実力差から自らが死ぬまでに目的が叶わないことを悟ります。とはいえ彼の実力は戦闘力にして1000万ほど。
その後彼の持つ魔術は形を変えて複数の星系に伝えられたとも……

ホーンライダー
サングラスかけただけのギニュー隊長。サングラスはつるをかける部分がないので特殊素材で顔にくっついている。劇場版企画進行中。チビッ子に大人気。この影響でバトルジャケットはコスプレ衣装と化した。フリーザ軍哀れ(笑)


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