やはり俺の高校時代の友人達との旅行は間違っていない、はず   作:司咲 雪二

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初めまして、作者の司咲 雪二です。至らぬ点などあるでしょうが徐々に直していきたいと思います。


本編
俺の夏休みの始まりは


高校を卒業してからはや一年。今日から大学は夏休みに入り、バイトもしばらくは入れてない。本来なら家でグダグダしていようかと思っていたんだが、今は愛車のBRZを走らせつつ待ち合わせ場所の千葉駅へと向かっている。ロータリーの邪魔にならないところに車を寄せ、飲み物を買おうと自販機の前まで行くと後ろから声をかけられた。

 

「久しぶりだな、司咲。元気そうで何よりだ」

 

「平塚先生、お久しぶりです。先生も相変わらずご結婚の方は」

 

「衝撃のぉぉぉ」

 

あ、やべっ

 

「ファーストブリッドぉぉ!!」

「爆熱! ゴッド、フィンガーぁぁ!!」

 

平塚先生の拳を右手を開いて受け止める。うん、やっぱりゴッドフィンガーって受け止めやすいな、こっちもグーでいったら二人とも怪我しそうだし。下手したらこっちが一方的に負けるレベル。

 

「ふっ、私の拳をまだ受けられるとはな」

 

「初見じゃなければ、なんとかですけどね」

 

いやほんと、初めて食らった時は死ぬかと思ったわ。思わず目の前の川を渡って爺ちゃんとご対面しそうになったし。

 

「それにしても早いな、まだ集合時間の20分前だぞ? 」

 

「遅れたらあいつに『あら、もはや時間を守ることすら出来ないのかしらゴミ咲君? 』 とか言われそうですしね」

 

「それは私の真似かしら?ゴミ咲君 」

 

なんでもういるのん?

 

「いつからいたんだよ、というかどこにいたんだよ 」

 

「私がどこにいようと貴方には関係ないでしょう、そんなに逐一私の行動や居場所を知りたいなんて、ストーカーかしら、早く警察に」

 

「おい、ストーカーじゃないし警察を呼ぼうとするんじゃねぇよ 」

 

「その辺にしておけ、雪ノ下。彼女は私が来る途中に迎えにいったんだ、今でも体力の無さは健在なもんでな 」

 

「平塚先生、いくら体力の無い私でも千葉駅に来るぐらい問題ないわ 」

 

そう言うものの雪ノ下は自信なさげに俯いて呟く。まぁこいつの体力の無さは高校の時から酷かったしな。

 

「あれが司咲の車か、いい車に乗っているではないか」

 

「高校の時からずっとバイトして貯めましたからね、先生には敵わないですが」

 

「当たり前だ、公務員をなめるなよ」

 

平塚先生は確かアストンマーティンに乗っていたはず。あんなたけぇ車公務員でよく買えたなと今でも感心している。今日は人数もそこそこなのでレンタカーできているみたいだが。

今日は高校の時の同級生と恩師で旅行に行く事になり、しかもそれを伝えられたのが昨日の夜だから尚更焦ったわ。まぁそんなわけで免許持ちで車を持っているのが俺と平塚先生、あとハル先輩だけだからこうして早めに待ち合わせに来たんだが、まさかもう平塚先生が来ているとは、流石です。あ、雪ノ下もか。

 

「そろそろ来ますかね」

 

そう言った直後、背後に衝撃が加わり思わず倒れそうになるが、なんとか踏みとどまる。こういう事を俺にしてくるやつは一人しかいないな。

 

「危ないだろうが、小町ちゃん」

 

「へへーん、久しぶりに会えたのでついテンションが高くなってしまって〜。あ、今の小町的にポイント高い! 」

 

「笑い方が三下みたいだな」

 

比企谷小町、俺の友人の比企谷八幡の妹であり、俺の今カノ。要するに現在付き合ってます、はい。

小町の頭を撫でていると目の前の八幡が死にそうな顔をしてこっちを見ている。

 

「小町ぃ……」

 

「……八幡、なんか、すまん」

 

「いいんですよ雪二さん、お兄ちゃんもそろそろ妹離れしないとですしね! 」

 

うわぁ小町ちゃん超いい笑顔。すまん八幡、往生してくれ……

 

「あー! みんな〜、やっはろー!」

 

「おう」

 

「こんにちは由比ヶ浜さん。」

 

「結衣さんやっはろーです!」

 

「やっぱ犬っぽいな」

 

「なんかゆきっちだけ挨拶じゃなくてバカにしてるんだけど!?」

 

いや、だってそう見えるんだから仕方ないよな。俺は悪くない。それとゆきっちやめんか。

そんな下らない話をしているうちにちらほら集まってきたな。戸塚が来た時の八幡の顔はヤバかったな、しかも戸塚が転びそうになったところを八幡が支えて一見抱き合ってるような場面になった時二人とも顔真っ赤だったし、はたから見たらただの初々しいカップルなんだが。

え、キマシタワー!! なんて聞こえてないよ? 視界の端っこの方で赤いのが飛び散ってたなんて知らないよ。 ユキジ、ウソツカナイ。

さて今回のメンバーだが俺含めた奉仕部メンバー(小町も含む)に加え、一色、川崎兄弟、材木座にハル先輩とめぐり先輩、三浦に海老名。

葉山や戸部は予定が合わずに不参加だそうだ。

 

「さて、出発するとしようか!」

 




主人公設定

司咲 雪二 《シザキ ユキジ》
誕生日:9月13日
趣味:アニメ鑑賞、読書
特技:料理、槍術
好きな食べ物:肉
座右の銘:この世に絶対など無い
休日の過ごし方:寝る、ドライブ

高校二年の終わり頃に総武高に転校してきた。目つきが鋭いせいもあり友人と呼べる人が出来なかったが、平塚先生に奉仕部への入部を勧められ、入部した。八幡とはマッカン好き以外にも意外とラノベなどの趣味が合い、仲は良い。マッカン同盟副団長を務めている(ちなみにメンバーは八幡と雪二のみ)。
比企谷小町とは現在交際中。雪二達の卒業式で小町から告白した(その後八幡と八幡の親父さんにいい笑顔で詰め寄られた後比企谷家へ連行されたのちお話し合い(尋問)が始まった)。
尚、平塚先生の拳を受けられる数少ない人物の一人。大学では槍術サークルに入っている。

作者と同姓同名なのは、主人公をもう一人の自分としてみているだけですので、一応別人物扱いです
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