やっぱり思い出しもらえません、どうしてでしょうか…ではこの話ではどうですかね、思い出してくれますかね…
射命丸「次の取材はおいしい物を食べに行きましょう、小傘さん」
小傘「美味しい物!?」
射命丸「小傘さんは甘い物は好きですか?」
小傘「はい!」
そこは人里から少し離れた、お店だった。お店には大きな看板があり「大饅頭屋」と書いてあった
射命丸「ここですよ」
小傘「ここが大饅頭屋さんかぁ〜」
射命丸「よく饅頭屋とわかりましたね」
小傘「前メディスンちゃんが言ってたお店があったんですけどここのことだったんですね」
射命丸「あやや、メディスンさんも大饅頭屋に?」
小傘「はい!なんでも妖怪に大人気なお店らしくて」
射命丸「主人とは開店当時の仲ですが…あやや、彼は大丈夫ですかね」
小傘「大丈夫…?病気なんですか?その人」
射命丸「人間が妖怪に好まれるとは珍しいという事ですよ、そろそろ入りましょうか」
小傘「はーい!」
大饅頭屋は今の時間は人がいないのか誰もいたかった
小傘「誰もいませんね…」
射命丸「誰かいませんか〜?」
店の奥のテーブルに2メートルはある黒髪で小傘と同じ瞳をした青年がいた
???「いるぞ…」
射命丸「リグレットさんですか?」
???「リグレットなら饅頭を作っている…呼んでくるか?」
射命丸「あやや、邪魔をするのも悪いですし、饅頭食べながら待ちますよ」
???「わかった…少し待っていろ、饅頭を持ってくる…」
小傘「文さん…あの人誰ですか?」
射命丸「私も知りませんよ、あ、私は苺大福お願いします」
小傘「あ、私も文さんと同じで!」
???「持ってきたぞ…」
射命丸「ありがとうございます、それとほうじ茶もらえますか?」
小傘「私にも!」
???「天狗と付喪神が…私に指図するとはな…ブツブツ」
射命丸「まだですかね〜リグレットさん」
小傘「遅いですねぇ…」
射命丸「そろそろおやつごろですから、その準備でしょうか」
小傘「そうですね〜」
???「ほら…茶だ…」
射命丸「ありがとうございます」
小傘「ありがとうございます!」
お店の奥から蒼い眼の金髪のまだ若く25ぐらいの青年がでてきた
リグレット「ん?なんだ、文ちゃんじゃないか」
射命丸「饅頭いただきにきましたよ、リグレットさん」
小傘「初めまして!リグレットさん!」
リグレット「君は?」
小傘「私は文さんの助手の多々良小傘です!」
リグレット「ついに文ちゃんにも助手ができたのか…泣きそうだ」
射命丸「なんで泣くんですか?!」
小傘「そんなに嬉しいことなんですか?」
リグレット「いつも一人でブツブツいいながら苺大福を食べてたから…もう…」
???「リグレット…私は少し休むぞ…」
リグレット「雹炎鬼も挨拶したらどうだ?」
雹炎鬼「…なぜ私が天狗と付喪神なぞに挨拶せなばならんのだ…」
リグレット「そんな事言うと一人ぼっちになるぞ」
雹炎鬼「私はそれでも良い…」
射命丸「雹炎鬼さんですね、私は清く正しい射命丸文と申します!」
小傘「雹炎鬼さん!よろしくお願いします!」
雹炎鬼「ふん…天狗と付喪神か…なかなか珍しい組み合わせだな…」
リグレット「ほらほら中二病はいい加減にして、挨拶したらどうだ」
雹炎鬼「五月蝿いやつだな…私の名前は雹炎鬼だ」
射命丸「珍しい組み合わせですか?」
雹炎鬼「少なくとも…私は千年間その組み合わせを見てはいない…」
小傘「珍しいんですねぇ…」
リグレット「あ〜そろそろ雹炎鬼は饅頭だす準備してもらえるか?」
雹炎鬼「いや…なんでもない…わかった…」
リグレット「頼んだぞ」
雹炎鬼「うむ…」
リグレット「まぁな」
小傘「あの人…なんだか怖い…」
リグレット「ごめんな、お嬢さん、根はいいやつなんだが…」
小傘「はい…」
射命丸「あやや、取り敢えず苺大福食べましょう、小傘さん」
小傘「わかりました!」
リグレット「じゃあゆっくり食べといてくれ、俺はまた饅頭作ってくる」
小傘「はーい!モグモグ…」
射命丸「リグレットさん一ついいですか?」
リグレット「どうした?」
射命丸「一つ聞きたいのですが、奥さんは?」
リグレット「……今は実家かな」
射命丸「そうなんですか?」
リグレット「あ、あぁ、じゃあ戻るよ」
射命丸「変な事聞いてすみません」
リグレット「問題ないよ」
小傘「リグレットさんって奥さんいるんですか?モグモグ…」
射命丸「そうなんですよ、私にそっくりだから不思議なんですよ、モグモグ…」
小傘「文さんにそっくりって事は美人さんですねぇ…モグモグ」
射命丸「褒めても苺大福はおごりませんよ…モグモグ」
小傘「文さんが美人って本当ですよ?…モグモグ
射命丸「あややや、照れますよ、小傘さん…モグモグ」
小傘「私は嘘をつきませんよ!」
射命丸「こ、小傘さんが嘘をつかないのはわかりましたが…これは照れますよ」
小傘「なんで照れるんですか?」
射命丸「あややや、では、例を示してあげましょう」
小傘「例?」
射命丸「小傘は可愛い、可愛い、驚かせようとする姿が可愛い、愛らしい
努力が愛おしい」
射命丸「こんな感じですね」
小傘「ふえっ!?…て、照れますよ…///」
射命丸「私はさっきこれと同じように、小傘さんから言われたのです」
小傘「うぅ…///」
射命丸「わかりましたか、小傘さん」
小傘「…はい///
リグレット「厨房まで、聞こえてるぞ〜」
雹炎鬼「…五月蝿い奴らだな…」
射命丸「あやや〜…///」
小傘「は…恥ずかしい…///」
射命丸「と、取り敢えず、リグレットさんの奥さんは私にそっくりだったんです!」
小傘「そ、そうなのか〜」
射命丸「では、取材に行きましょうか」
小傘「はい!文さん!」
リグレット「もう行くのか?」
射命丸「次の取材があるので」
リグレット「そうか、頑張れよ」
小傘「リグレットさん!ごちそうさまでした!」
リグレット「おう、お嬢さん、ありがとう」
小傘「また来ますね!」
雹炎鬼「…もう来なくてもいいがな…」
リグレット「ありがとうございました〜常連さんなんだからそんな事は言っちゃだめだよ」
雹炎鬼「ふん…」
射命丸と小傘が帰り…
リグレット「さて、そろそろか…」
雹炎鬼「そうだな…」
リグレット「さぁこれで終わらせるぞ、雹炎鬼…」
雹炎鬼「わかっている…」
リグレット「俺は……妖怪を……駆逐する…」
そしてその頃射命丸達は
射命丸「次の取材先は…彼岸です」
小傘「彼岸…?」
射命丸「まぁ簡単に言うと罪人が行く所です」
小傘「ざ…罪人…」
射命丸「はい、悪い人が裁かれる前にいる所なんです」
小傘「…そうなんですか…(カタカタ…
射命丸「そんな怯える事はないですよ、大抵は花になってますから」
小傘「本当に大丈夫ですか…?」
射命丸「まぁ、小傘さんが悪いことをしてなければ大丈夫ですよ」
小傘「なら大丈夫…かな…?」
射命丸「あやや〜小傘さんはどうでしょうか」
小傘「だ、大丈夫ですよ!…たぶん…」
射命丸「そろそろ彼岸ですよ」
小傘「うわぁ…お花だらけだ…!」
射命丸「そろそろ60年ですからね」
小傘「60年?」
射命丸「あややや?彼岸少しおかしいですね」
小傘「何処がおかしいんですか?」
射命丸「あそこに閻魔様がいるのですよ」
小傘「え、閻魔様!?」
射命丸「地獄の裁判官、四季映姫さんですよ」
映姫「新聞記者ですか、どうしてここにいるのですか?」
射命丸「取材に!」
小町「お!新聞記者じゃないか!」
小傘「し、死神!?」
射命丸「小傘さん、安心してもらっても大丈夫ですよ、小町さんはサボりの死神ですから」
小傘「さ、サボリ?」
小町「失礼なやつだね!あたいはサボったことはいちどもないよ!」
映姫「さっきまでサボってた人が何を言いますか!」
小町「さ、サボってませんよ!四季様!」
射命丸「ところで何かありましたか?」
小傘「閻魔様が来るなんてよほどのことですよね?」
映姫「流石、新聞記者と言う所でしょうか」
射命丸「小傘さん、大丈夫ですよ、映姫さんはいつも小町さんを説教しに彼岸にきてますから」
小町「ちょっと待った新聞記者!それじゃあたいが駄目な奴みたいじゃないか!」
射命丸「…ソンナワケナイジャナイデスカーコマチサンハエライヒトデスヨー」
小傘「文さん…棒読みですよ…」
小町「新聞記者…あんたって奴は…!」
映姫「あれもこれも小町の態度が悪いからですよ!」
小町「うぅ…酷いですよ…」
小傘「取材させて下さい!」
映姫「ダメです」
小傘「な、なんでですか?」
小町「悪いねぇ…今立て込んでてさ…」
映姫「今回は本当に大変なんです」
射命丸「どうかしたんですか?」
小町「ちょっと…厄介でさ…」
小傘「一体なにがあったのな…?」
射命丸「人里に霊がたくさんいるのと関係が?」
映姫「やっぱりですか…」
小傘「そういえば…たくさんいましたね…」
小町「やっぱりか…」
映姫「そこまでわかっていれば話ましょう」
小傘「…異変…ですか?」
映姫「いえ、今回は封印されてた、怨霊が抜け出しただけです」
射命丸「怨霊ですか…」
小町「そいつが厄介なやつでねぇ…」
小傘「封印…それってかなり大変なんじゃ…」
映姫「前は先代の博麗の巫女が封印していたのですが、何者かが封印を解いたようなのです. 、小町、あいつの能力を教えてあげて下さい」
小町「わかりました…」
小町「あいつの能力は火と氷…この二つを操る能力さ…」
射命丸「あやや、またそれは凄いやつが」
小傘「火と氷…?」
小町「そう…かなり厄介だ…」
射命丸「名前とかは?」
映姫「それが文献が全て盗まれていまして…」
小町「わからないんだよ…」
小傘「そうなんだ…」
射命丸「それは…困りましたね」
映姫「だから大変なんです」
小町「たく…誰がやったのか知らないけど困ったもんさ…」
射命丸「どうしますか、小傘さん、ここは一時撤退しますか?」
小傘「ですね…私達がいても邪魔でしょうし…」
射命丸「では帰りましょうか」
小傘「はい」
映姫「またゆっくり説教しますね、新聞記者さん」
射命丸「あややや、どうしましょう」
小町「今度は忙しく無いときにきてくれよ」
小傘「わかりました!」
射命丸「それでは!」
小傘「さようなら!」
どうか思い出して下さい…唐傘お化けさん…どうか…お願いです…
私の大事な…