インフィニットストラトス ~空から降ってきた白銀と少女~ 作:鉄血のブリュンヒルデ
やぁやぁ、おはこんにちこんばんわ!皆のアイドル束さんだよー♪
私達二人はただいまとある組織の人間と会う為に、ここ無人島に来ているよー!何で無人島?って思った?フフッ、それはね…
私の趣味だ!いいだろう?なんちって笑
ちなみにクーちゃんはお留守番だよ。この後ラボで食事するから準備してくれるんだって!楽しみだなぁ。
……本題に入ろう。
ここは太平洋に浮かぶ孤島、通称『
その周辺には濃い霧が蔓延しており、島に入るのは基本的に不可能だ。そして島から発せられる磁場によって方位磁石もレーダーも機能を停止する。そして人工衛星から見ようとしても霧に加えて磁場が上空の空気を歪ませているので不可能だった。
そして、この島の呼称の由来は『あるのはわかっているが島には怪物がいて、初めて入った海賊以外は誰もその島の全貌を知らない』からである。
そして、今日のステラは織斑家に行くにあたって購入した服に、見慣れないゴーグルをつけていた。
「ここにラボ作ってもいいんだけどなぁ。絶対電波こないしなぁ」
「世界中から追われる身だと言うのに相変わらず呑気ね、束」
束がそう呟くと、後ろから金髪の女性が話しかけて来た。
「ん?おぉ!久しぶり!スコール!」
彼女の名前は『スコール・ミューゼル』。
裏の世界で暗躍する秘密結社、
「おい、俺も忘れんなよ?」
そう言って物陰からロングヘアーの女性が出てきた。
「え?オータムも来たの?」
「悪いかよ」
彼女は『オータム』。スコールと同様に
「ううん、全然。でもどうして?」
「一応は護衛だな。で?今回も戸籍の取得か?」
『今回も、とは?以前にこのやり取りはあったのですか?』
束とオータムが話していると、何処からともなく声が聞こえた。
「っ!?何者?出てきなさい!」
スコールは瞬時に腰のホルスターから拳銃を抜き取り、構えた。だが、何処にも姿見えず混乱していると束が急に笑い出した。
「ハハハッ!スコール、その声の出所教えようか?」
束はそう言うと、ステラのゴーグルを指差した。
「え?」
『初めまして、スコール・ミューゼルさん。私はギンギラと申します」
「え?!ゴーグルから声が?!どうなってるの?」
「ふふん、それはねぇ…このゴーグルは、さっき名乗ったギンギラちゃんの待機状態なんだよ!」
「あぁ、ISだったのね。ビックリしたじゃ……喋ってる?!」
「あー!これ楽しい!」
束が満面の笑顔で楽しそうに言うと、今まで喋って無かったステラが口を開いた。
「束さん、あんまり人をからかっちゃだめだよ?」
「ごめんごめん。まぁ用事は普通に戸籍作って欲しいんだけどね」
「そんなんだろうと思ったぜ。で?そこの子供のか?」
オータムはそう言ってステラを指差した。するとステラは少しおどおどしながら前に出た。
「ス、ステラ・ターナー、12才でしゅっ!………//」
「ねぇ、束」
「何かな?」
「何よ、この可愛い生き物は」
自己紹介で噛んでしまい頬を赤らめるステラと、なんか和んでるその他四名。
なんだこれ。
「ま、まぁ改めてよろしくな。ステラ」
雰囲気を戻そうと気を利かせたオータムが手を差し出すと、ステラは慌てて手を取った。
「こちらこそよろしくお願いします!」
「ハハッ!元気いいな。改めて名乗っとくか。俺はオータムだ」
「私はスコール・ミューゼルよ。よろしく」
それぞれの自己紹介が終わった所で、束はとある事を思い付いた。
「ねぇ、オータム。今IS持ってる?」
「は?いや、あるけど。なんだ?」
「いやねぇ、スーちゃんと模擬戦してくれない?」
「「え?」」
束の急な提案に驚き疑問の声をあげるステラとオータム。そしてスコールも驚きながらも束に文句を言い始めた。
「束、あなた何を言ってるの?!オータムはもう数年乗ってるのよ?そんな子供と戦わせて、怪我でもしたらどうするの!」
「大丈夫だよ。だってこの前、私の捕獲に来た15機のISを全部倒してほぼ無傷だったもん」
束の言葉に顎も落ちそうな二人だったが、オータムがいち早く正気に戻り束に自分の感じた疑問をぶつけた。
「はぁ?!いや、この前束のラボを襲ったのはアメリカの機密部隊って聞いたぞ?!アイツらのISはコアネットワークから外れてるから何をしても証拠が残らないって噂の「待って」え?」
「どういう事?全てのコアは私のISで管理してるけど、私のとギンギラちゃん以外でコアネットワークから外れているISは無いよ?」
「は?いや、でも情報源は確かだ。一体どういう事だ?」
オータムの言葉に反応した束が思考を巡らせていると、スコールが話を始めた。
「私の知っている情報は、初めて聞いた時は一瞬冗談かと思ったわ」
「え?」
「束。貴方の他に……ISのコアが製造出来る人間がいるという噂」
「「えぇ?!」」
「…………っ」
スコールの言葉に二人は驚いたが、束だけは反応が違った。その反応を見たスコールは話を続けた。
「ISのコアはその構造も使われている素材も全て謎。言わば完全なブラックボックスよ。普通ならあり得ないって思ったわ。けど、この噂には続きがあるの」
ドカーーーンッ!
それは、とスコールが言おうとした瞬間に突然近くにあった崖が急に崩れ落ちた。
「「危ない!」」
咄嗟にISを展開したオータムとステラは、それぞれ近くにいたスコールと束を庇った。
束達が顔をあげるとそこには黄色と黒色の蜘蛛の様なISと、白銀のほぼステラの全身を包み込んだISがいた。
「ねぇ…あれ、何?」
そこには、無数の謎の生物がいた。そしてそれは。
『マスター、あれは!』
「どうなってるの?どうしてこの星に
「あれが、スーちゃんの言ってた。
「おい!話してるのを待つ気は無いみたいだぞ!」
オータムの言葉に全員がハッとした瞬間、数体の
「ちっ!キリがねぇ!コイツらどんだけ居るんだよ!」
「何処かに巣がある筈です!それを潰せば!」
「それなら貴方が行きなさい。ステラ」
いつの間にかISを纏っていたスコールがステラに迫っていたセパイアを両肩に付いているプロミネンスという炎の鞭で敵を凪ぎ払った。
「……わかりました!それと、これ使って下さい!」
そう言ってステラはスコールとオータムに武器を一つずつ投げ渡した。
「それは対
「サンキュー!」
「ありがとう」
それぞれ渡された武器を巧みに使いセパイアを殲滅していく。すると武器は弾薬が切れたのか、カチッカチッというトリガーの引いた音だけが響いた。
「クソッ!威力が強いが弾数が少ないな!っ?!」
弾切れした事に気をとられていたので、オータムはセパイアの攻撃をまともに喰らい転倒してしまった。その隙にセパイア達に取り囲まれていた。
「クソッ!こうなったらISのコアだけ抜いて装甲を自爆させるしか」
その時、オータムの目の前に音声と共に文字が表示された。
『
「
「オータム!その事は後で二人に聞くとして、今は目の前の敵に集中しなさい!」
スコールにも同じ事が起こったのか、多少の困惑が見られるが今は戦いに集中する事を促した。
『マスター。セパイアの巣、ジェネッサを発見しました。マップに表示します。』
「了解!……っ!見つけた!ギンギラ!急降下するよ!」
『了解しました』
ステラの掛け声と共にギンギラは空気を切り裂いてジェネッサへ向かい急降下した。そして、その勢いのままにジェネッサを拳で叩き潰した。
『マスター、お疲れ様です。マテリアル反応がありますが、回収しますか?』
「うん、回収したら戻ろ」
この時ステラとギンギラは、この星にいる筈の無い
中途半端ですね笑
それと、なんとお気に入りが9人に!コアメダルの数と同じ!ありがとうございます!