悟空 1000万
ラディッツ [死亡)
ナッパ 1000万
ベジータ 1200万
ターレス 2500万
ネイル 1500万
フリーザ(100%) 1億2000万
「な、なんだ…カカロットが…」
「雷を打たれやがった…!」
眩い光の中に悟空のシルエットが浮かぶ。
「おやおや、雷に打たれて死んでしまったかと思いましたよ」
嘲笑うフリーザ。
その背後からナッパが隙を築こうとする。
「下らない手を使うな!」
尻尾が動きナッパの首を締め付ける。
「ぐっ…ぅ…」
抵抗しつつ手のエネルギーを溜めてフリーザに放とうとするが、済んでのところで尻尾を離しエネルギーを避けられてしまう。
尻尾が離れたことで距離を取るナッパ。
げほげほと首を抑えて苦しそうである。
フリーザが悟空の方を向き直ると、光の中から悟空がこちらへ歩いて来ていた。
「さぁ、貴方の怒りとやらをお見せして頂きましょうか?」
「………………」
フリーザと対峙する悟空。
「あ、あいつ髪の毛が逆立っている…」
「それに金色のオーラも漂ってるぜ」
しかし悟空の見開かれた目は。
「白目だ…」
その白目にたじろいだフリーザの隙を見逃さず、
悟空が超スピードで右頬に拳をぶち込む。
「ごぁっ!!」
よたよたと後退するフリーザの背後に素早く周り、振り向く間も尻尾を使う間も無く上空へ蹴り上げる。
「くぅぅ…このぉ!!」
フリーザが地上にいる悟空に向かってエネルギー弾を連発する。
悟空は一歩も動かずそれを受ける。
目は白目だがフリーザの方を見ていた。
「あのエネルギーを食らってもノーダメージか?」
「おいおい、どうしちまったんだカカロットは」
ベジータ達はただ呆然とその様子を見守るしかなかった。
ネイルは立ち上がり死んでしまった人々の元へ。
憎しみがこみ上げる。
と、瓦礫がまた動く。
敵かと思い戦闘態勢を整えるも、そこから見えた手はナメック星人のものだった。
「生きているのか!?」
慌てて瓦礫をどかすと、これまたナメック星人の子供が長老に守られて辛うじて命を繋ぎとめていた。
「…そうだ!」
その子を抱え、慌ててポルンガの元へ。
ドラゴンボールは光を失い始めていた。
最長老の死期はもうすぐそこだ。
そして、フリーザと豹変した悟空が戦っている最中、願いを叶えた。
「この子の傷を癒して下さい!!」
ナメック星のドラゴンボールは3つ願いが叶うが、生き返らせられるのは1人ずつ。自分には誰を生き返らせれば良いのかなんて分からない。今はただ生きていたこの子を大切にしたい。
「願いは叶えた。さぁ2つ目の願いはなんだ?」
「そうか……ベジータ!どこか安全な星を知っているか?」
「安全な星?…それなら地球が良いだろう。あそこはあいつが育った所だ」
悟空を指差す。
「分かった……この子を地球という星に送って下さい!」
「願いは叶えた。さぁ3番目……の…………ねが…」
ポルンガは消え、ドラゴンボールは真っ白な石に戻ってしまった。
「最長老様…どうか安らかに…フリーザは私達が倒します」
ネイルが動いている間も悟空とフリーザの戦いは続いていた。
「はぁっ…はぁっ……一体何が起きたんだ貴様に!」
「……………」
悟空は黙ったまま、再びフリーザに攻撃を仕掛ける。
体力が減って来たフリーザは少しずつ対処できなくなり、防戦一方に。
すると、悟空の蹴りをわざと受け上空へと飛び上がる。
「これでも食うが良い…!良ければこの星は吹っ飛ぶ!!」
フリーザが人差し指を上に上がるとそこに黒いエネルギーが溜まっていく。
「カカロット!!跳ね飛ばせ!!奴の言っていることは本当だ!」
ベジータが悟空に忠告する。
「はっはっは!綺麗な花火が上がると良いですねぇ!!!」
フリーザがデスボールを放つ。
悟空はそれに突っ込むような形で受け止めに入る。
しかし勢いは止まらずエネルギー玉は少しずつ地面へと近づいていく。
「…………………っ」
始めて白目の悟空が苦しそうな表情を浮かべた。
すると、白目から黒目へ変わり放出していた金色のオーラも逆立った髪の毛も戻ってしまった。
「ぐ……ぐ……」
押される速度が早まる。
みるみる地面が近づいていく。
「お終いだ!!」
フリーザが高笑いする。
「弾けぇぇぇ!!!カカロット!!!」
ベジータが喝を入れる。
「ぐっ………でぇりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
悟空の目が一瞬蒼くなる。
その瞬間エネルギー玉が少しだけフリーザの方へ戻ったが、悟空は今ので力を使い果たし、玉より少し先に地面へと落ちていく。
「………………」
ベジータは悟空の可能性を感じていた。
フリーザと渡り合えるのは悟空だけだと。
ならば今死ぬわけにはいかない。
「死ぬなら「俺で十分だ!」
「何っ!?」
ベジータが落ちる悟空を玉から守ろうとしたのより刹那早くナッパが悟空に向かっていく。
そして玉と悟空と地面がぶつかる寸前。
ナッパが悟空を弾き飛ばし、代わりに莫大なエネルギーの爆発を受けた。
「ナッパァァァァァァァァァ!!!」
ベジータの声も虚しく、エネルギー玉と共に地面を抉り、そのまま星の核まで達し爆発を起こした。
「な、何故だ…何故星が壊れない…!!」
しかし、星は壊れなかった。
空は真っ暗で月も太陽も見えず。
辺りはマグマが吹き出し、いつ崩壊してもおかしくは無かったが壊れてはいなかった。
フリーザの前にベジータが立つ。
ターレスとネイルは助けられた悟空の元へ駆け寄り保護している。
「カカロットが一瞬だが貴様のエネルギーより勝ったことで、星を破壊するほどのエネルギーは無くなったのだろうな」
「くっ…余計なことを…!俺様は宇宙空間でも生きられるんだ!貴様らなんぞわざわざ倒さなくともそれで十分なんだ!!」
「しかしあのエネルギーを使うにはそこそこの体力は必要だ。そのお陰で今の貴様は隆起した筋肉が消えているな」
そう、エネルギーの使いすぎと100%の反動によりフリーザは7.8割程の力へと戻っていた。
「ふんっ、ベジータ!貴様はこの力で十分殺せるんだぞ!」
そう言って再び人差し指を立てる。
しかし、立てた人差し指がへし折られる。
「ぐぁ!?」
慌てて飛びのくと、背後にベジータが立っていた。
「き、貴様!いつの間に…!」
「この星の奴どもは死に、ラディッツも死に。カカロットは瀕死、そしてナッパも死んだな。これが何を意味するか分かるか?」
「分かるものか!そんなものはどうでも良い!!」
「どうでも良いか……貴様はな……俺様の誇りを……サイヤ人の誇りを汚した…クソ野郎だ!」
「はっ!何を今更!誇りがなんだ?誇りがあろうがなかろうが俺様に敵わないだろう!!」
「そうか?…ならばその目で見るが良い!…これがカカロットの成せなかった、貴様の恐れる……超サイヤ人だ!!!!かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
ベジータの周りに雷が降り注ぐ。
大気が震え、吹き出すマグマもベジータを避けるように方向を曲げる。
近くにいたフリーザを吹き飛ばすほどの気の嵐が吹き荒れる。
「覚悟しろ!フリーザ!!」
金色に輝くベジータは地面に着地したフリーザを足払う。
体制が崩れたフリーザの顔面を殴り地面に叩きつける。
地面に叩きつけられ跳ねたフリーザを回し蹴りで岩に吹き飛ばす。
「はぁぁぁぁぁっ!!」
気を放出して岩から飛び出すフリーザ。
その動きを予測していたベジータは尻尾を掴み吹き出すマグマの噴出口へ投げ飛ばした。
フリーザは咄嗟に吹き出すマグマと火山雷を操り、ベジータへ攻撃を仕掛ける。
「はっ!!」
それを気を高めるだけで搔き消したベジータ。
フリーザが再び地面に着地した時には既に背後で気を溜めており、怒りの篭った拳で背中を殴りつける。
口から血を吐き、エビ反りになるフリーザ。
そのまま前のめりに倒れそうになり、膝と手をつく。
フリーザの背後にはベジータが居る。
ベジータが一歩一歩こちらへ近づいてくる足音がする。
タイミングを合わせ急に振り向きエネルギー波を放った。
「どうだ…!」
顔面に食らったはずのベジータは全くの無傷で。
「くっ…貴様には反吐がでるぜ。このクズ野郎がぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
唾を吐き、フリーザの手を払い顔面を掴むとそのまま地面に突っ込む。
「ごふぁっ!」
地面にめり込むフリーザ。
尻尾でベジータの首を絞める。
「ふんっ」
ベジータの気によって切り裂かれた。
「がぁぁっ!!」
悶えるフリーザ。
フリーザの顔面を掴んだまま持ち上げ足蹴りで遠くへ蹴り飛ばす。
転がりながら飛ばされるフリーザ。
「お終いだフリーザ。はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ベジータが気を溜め始める。
戦闘力
悟空 瀕死
ラディッツ (死亡)
ナッパ (死亡)
ベジータ 超サイヤ人
ターレス 2500万
ネイル 1500万
フリーザ 7000万