「ちっ、気の無い人造人間を吹っ飛ばしたのは間違いだったか」
ベジータは大きな穴の空いた山の方へと飛んでいく。
その様子を気から探っていたトランクス。
17号との決着は着くと安心し、自分も片付けようとラストスパートをかける。
「くっ…ここまで強いなんてね…」
「お前とは別のある未来のお前には沢山の恨みがある。この世界を同じ運命にさせないためにも、ここで決める…!」
瓦礫の下から起き上がった18号に蹴りを食らわせると、上空へ。
地面から飛んでいく18号に狙いを定めて気を高めていく。
「これで終わりだ!!!はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
両手を天に掲げ、膨大な気を真上にいる18号目掛けて放つ。
「死ぬなんてごめんだよ!」
18号は最後の気を振り絞り、それを避けるも右腕を破壊されてしまう。
「っ!もう一度!」
「悔しいけど…はっ!」
トランクスの方に気弾を数発放つ。
トランクスはそれを冷静に対処すると、その隙を使って同じく森の方へと逃げていく18号。
すぐに追おうとしたトランクスだが、視界に倒れているナッパが目に入る。
今の実力差では勝利は間違いないとして、ナッパを救助することを選んだ。
「かめはめ波!!!」
合体13号から放たれた巨大なエネルギー玉を悟空のかめはめ波が相手した。
「なんて威力だ…」
ターレスとラディッツは悟空が合体13号とやりやっている間に、気を貯めて背後から挟み込む形で攻撃を仕掛ける。
「ダブルサンデー!!」
「キルドライバー!!」
「…!カァ!!!」
背後から迫る2つの衝撃を感じとった合体13号は瞬時にパワーを上げ、悟空のかめはめ波を一瞬押し込める。
悟空も負けじとパワーを上げた瞬間に、エネルギー玉を捨て上空へ飛ぶ。
すると勢い余ったかめはめ波が背後から来たダブルサンデーとキルドライバーとぶつかる。
「何!?」
慌てて3人は気の放出をやめるが、その無防備な状態を狙って合体13号が再び突撃してくる。
まずは悟空の足を掴むとグルングルンと回して、地面へと投げつける。
地面につく瞬間に体勢を整える悟空だったが、合体13号はその着地の地面にエネルギー玉を放ち地割れを起こす。
着地するはずだった地面が割れ、体勢を崩された悟空を上から押さえつける。
「ぐぁっ!」
援護に入ったラディッツ目掛けて怯んだ悟空を投げつけると、次の攻撃の準備をしていたターレスに向かっていく。
「ちっ!」
大量の気弾を放つも、無駄だと言わんばかりの突進でターレスはタックルを喰らい木々をなぎ倒して山肌に激突させられる。
「この距離なら…」
ターレスは血を吐きながらも密着した合体13号の体にキルドライバーを放つ。
合体13号はそれに押されながら後ずさっていくも、途中でそれを気で吹き飛ばす。
「これでもダメか」
全員の体力は半分を下回り、少しずつ対応が出来なくなってきていた。
「あそこにいるのはベジータか…」
ネイルと交戦していたセルはニヤリと笑う。
すると突然、気弾を横たわるピッコロ目掛けて放つ。
「貴様!」
ピッコロを庇うように気弾を撥ねとばすも、セルの狙いはそれではなかった。
大した威力のない気弾を大量に放ち、ネイルがその処理をしている間にベジータの元へと飛んでいく。
「!何者だ貴様!」
と、ベジータが接近してきた謎の人物に声をかけた瞬間に、山肌の岩が崩れ落ちる。
ベジータがそちらを向くより早くそれはそこへと向かっていた。
状況が理解出来ないベジータに追いついたネイルが声をかける。
「そいつはセルと言う人造人間だ!倒せ!」
「ちっ!なんだかよく分からんが、17号ごとまとめてぶっ殺してやる。喰らえ!!ビックバンアタック!!!」
崩れた岩の所目掛けてビックバンアタックを放つ。
「もう遅いぞ、ベジータ」