天界
「くそったれ!あのセルとかいう野郎、相当な強さだった…」
「全くだ…ピッコロと悟空は何とか命は繋いだが…」
仙豆を食べ、回復した悟空とピッコロ。
そこに神様が提案する。
「精神と時の部屋を使うしかないかもしれぬ…」
「そうだ!それがあった!」
「なんだそれは?」
精神と時の部屋を知らない面々に説明する悟空。
「1日入ればい一年分の修行か…」
「だが今そんな呑気に入っていられる時間はないぞ。それに一度に入れるのは2人なんだろ?」
「ふん、俺が一番に決まっているだろう」
「なら俺も良いですか!」
ベジータにつられるようにトランクスが手を挙げる。
誰も異は唱えなかった。
「半日だ、それで交代する」
部屋の扉が閉まった。
残った面々は次の順番を決める。
ベジータ、トランクス
↓
悟空、ターレス
↓
ネイル、悟飯
その後にラディッツとナッパ、それにピッコロが入る予定にはなったが。
そこまでこの天界も無事とは限らない。
短期決戦をする為に強さで順番を決めていった。
地上。
18号の元へとやってきた光とソレ。
「あんたは…」
「お前もレッドリボン軍か」
「ああ、と言うことはあんたも人造人間かい?」
「そうだ。俺は人造人間13号、14号、15号が合体して出来た者だ」
「私より前の人造人間…」
「お前は?」
「私は人造人間18号、あんたよりかなり後に作られた人造人間だよ」
「そうか…」
後発と言うことは、俺よりも何かしらの性能が良い可能性がある。機械にはプログラムされていないが、こいつのパーツを手に入れれば更なる強化が可能かもしれない______
「何故手を失っている?」
「ああ…敵にやられたのさ…!」
悔しそうに語る18号。警戒心は無くなっていた。
と、空から声が聞こえる。
「見つけたぞ!18号!!」
地上に降り立ったのはセル。
「今度はなんだい…!」
「ふはは、お前を吸収するぞ……ん?」
18号の斜め後ろにいる合体13号に目がいく。
「貴様、こいつを吸収すると?」
「そうだ。そして私は完全体になるのだ」
「……」
合体13号が18号の前に立ちふさがる。
「な、何を?」
「逃げるが良い、18号」
「!!………恩に着るよ…!」
目の前のセルには敵わないと気付いた18号。
合体13号が庇ってくれたのを契機に逃げ出す。
セルがそれを追い掛けようとしてするが、合体13号が邪魔をする。
「まずはお前から殺してやろう」
セルが構える。
まずは眼前の敵を排除せねば危険と脳が訴えていた。
精神と時の部屋。
入ってから3ヶ月が経とうとしていた。
「父さん…この変身…!」
「ふっふっふ…はーっはっはっは!!これなら勝てる…!あのセルを粉々に出来る…!行くぞ、トランクス!」
「ええっ!?もうですか!?まだ時間は残ってます!」
「ふん!この力さえあればあの程度の奴殺せる!お前はここに残っていても良いんだぞ?」
「っ!…分かりました…」
渋々引き下がるトランクス。
3ヶ月の修行によって更なる力を手に入れたベジータとトランクス。
扉の外はまだ6時間しか経っておらず、夜になっていた。
「ベジータ!はぇぇじゃねぇか!」
「貴様らが入る必要もないかもしれんな」
「へへ、そうだと良いな!」
それを聴き終わるより早くベジータは下界へと飛び立っていった。
「悟空さん、父さんはああ言ってますが、悟空さん達の力も必要になります、恐らく」
「ん…そうか。分かった!行ってこい!」
「はい!」
後を追うようにトランクスも下界へ。
6時間早く悟空とターレスが中へ入る。
「よっし、まずはベジータとトランクスが辿り着いたとこまで目指すぞ!」
「へっ、同じ顔のやつと何ヶ月も修行するたぁ、数奇なもんだ」
「かもな!」