この世には、宝というものが存在する。
それは簡単に盗める物であったり、盗めない物であったり。
ただ、宝というものはけして失われてはならない。
授業中少女が窓の外を眺めていた。
「あー、飽きた。」
少女がそう呟くと、教壇に立っている教師が少女の名を呼んだ。
「こら、松平!何が飽きただ!
よし、the past should give us hope.これを訳せ!」
教師が少女に問題を与えると少女はで立ち上がった。
「過去が希望をくれるです。」
「せ、正解座って良いぞ」
立ち上がった少女は無表情で答え、席についた。
この少女松平 麻里乃 17歳である
この少女はこのあとある出会いで、世界が変わることになる。
少女の退屈な授業中、別の場所 バーゾルークでは、少年達が話をしていた。
「どうだ?ソレ、上物だろ?ジャック」
「あぁ、なかなかだねサウンド」
ジャックと呼ばれる少年はカウンターのなかにいて、サウンドと呼ばれる少年はカウンターの外でドリンクを飲んでいた。
「あら?この前の仕事の話?私も混ぜてよ!」
「おや?来ましたかイースト」
二人のもとへイーストと呼ばれる少女が表れた。
「ねぇ?いい加減その名前どうにかならない?」
イーストはジャックに文句をぶつけた。
「こればかりはしょうがないですよ。」
「まぁ、我慢してくれ、それより次の仕事だ。」
「ほんとに!場所は?」
イーストは小悪魔のように笑いサウンドに尋ねた。
「風花図書美術館だ。」
15:30
風花図書美術館
麻里乃は、一人ここに訪れていた。
(はぁ、やっぱりここは落ち着くな~)
「なにこの絵超ウケるんだけど~」
「だよな、ヘタだわ。俺でもかけるわ~」
若いカップルが、有名な絵画を馬鹿にしているのを麻里乃は横で静かに聞いていた。
(それはイギリスの有名な絵画「笑う男」よ!ヘタじゃない、これは抽象画よ、あんたじゃ書けないわよ。)
と心の中でぼやきながら図書館棟へと足を進めた。
16:00
風花図書美術館 館長室
「館長大変です!
「どうしたんだ?」
館長室に秘書の男があわただしく入ってきた。
「今、ここの、警備室宛にこんな手紙が」
その手紙の封を開けると中には一枚のカードが入っていた。
そのカードを見てみると、こう書かれていた。
「< 予告状 >
本日19時ちょうどに風花図書美術館の所蔵する
「笑う男」を頂きに参上する。
妨害おおいにけっこう!
怪盗サウンドルパン」
と書かれていた。
「なんだと!おい、今すぐガーディアンズに連絡しろ、すぐにだ!」
「は、はい!で、でも警察にも連絡をしておいた方が…」
「バカ野郎警察には絶対言うな!良いな!」
警察という言葉を聞いた館長は声をあらげて秘書に命令をした。
18:30
風花図書美術館
予告状が届いたその時、麻里乃は一人図書コーナーで、本を読むことに集中していた。
「あれ?人がいない?まさか閉められた!?」
彼女は慌てて図書館棟を出た。
「まだ、美術館棟は開いてる。そこに行こう…ん?外が騒がしいな?」
外が騒がしいことに疑問を思った麻里乃は廊下の窓から外を見た。
するとそこには、沢山の車が美術館を、照らしていた。
18:30
風花図書美術館 中庭
図書美術館の館長がよんだガーディアンズの車が、美術館棟を照らしていた。
「羽月隊長!美術館の包囲ならびに、美術館の封鎖完了しました‼」
この女羽月隊長こと佐古水羽月 ガーディアンズフェザー部隊の隊長である。
「よし、これであいつを捕まえられる。予告の時間まであと30分だ!全員気合いをいれろ!」
「「「「ハ!!」」」」
18:50
風花図書美術館内 美術館棟
「何で?何で?ここも閉まってるの?
まだ、閉園時間じゃないのに!」
麻里乃が美術館棟の中をウロウロしていると、ふと「笑う男」が目に入った。
(さっき見た時より何か惹き付けられるな~」
「惹き付けられるか、お嬢さん気をつけなそれ危ないから。」
声が聞こえたほうへ振り向くと、黒いマントを羽織い白いスーツを着た男が立っていた。
「え?誰?それにどうして私の思ってたことを?」
「最初の質問はもうすぐわかる、それで次の質問は声に出してたよ?」
「え!嘘!」
麻里乃は顔を赤くしながら驚いた。
「でも、危ないって何でですか?」
「それももうじきわかる、」
そう言いながら、絵に近づく男を麻里乃は見ていることしかできなかった。
「よし、今は18時59分54秒3・2・1ショーターイム!」
そのかけ声と同時に世界は18時59秒59秒で止まった。
「え?え?何で急に静かに…」
「お嬢さん?…まぁいいかその絵から離れていただけますか?」
そう言うと、麻里乃を絵から離した、男は絵の前に立つとドライバーを腰に着けた。
「ジャックターゲット確認、さあ始まるぜ、今日の仕事がね。」
すると絵画の中から怪物が姿を表した。
「ナニアレ?」
「あれは、トレジャー宝から生れた怪物だ。
タイプは絵画か、よし!行くか!」
そう言った男はプレートのような物をとり出し、封筒のデザインのスティールドライバーに、差し込んだ。
「変身!」
そう言ってドライバーについているペーパーナイフのようなレバーを切るように下げると、彼の周りに宝石を散りばめた鎧が表れた。
『OK!I'mスティーラー!ショースタート!』
軽快な音声とともに彼の体に宝石の鎧がつつんだ。
その姿は怪盗を思わせる姿だった。
「俺は怪盗サウンドルパンまたの名を仮面ライダースティーラー!さぁ!お前の大切な物!頂くぜ!」
そう言ってスティーラーはドライバーからナイフのような剣<スティールガンブレード>を取り出した。
「フッ!ハッ!」
「グラアァァァ」
笑う男から生れた怪物ラフ・トレジャーを身軽なステップで切り着けた。
「アァァァ!」
しかし、ラフ・トレジャーも大人しくやられているだけではなかった。
自らの体をバラバニしてスティーラーに攻撃してきた❗
「クソ、ここに来て分離攻撃かよ、しかもパーツがだんだん増えてきてる。」
スティーラーが苦戦していると麻里乃が口を開いた。
「口を!口のパーツを狙って‼それがコアになって他のパーツを作ってる!」
その言葉を聞いたスティーラーは口のパーツを攻撃した。
するとラフ・トレジャーはもとに戻った。
「「ヨシ!」」
スティーラーと麻里乃は二人ソロってガッツポーズをしていた。
「ん?お前楽しそうだな?」
「そ、そうですか?」
スティーラーは楽しそうな口ぶりで麻里乃に声をかけた。
「そうだ!絵画の怪物ならこれは苦手かな?」
そう言ってトレジャーの周りに炎をたいた。
「グァァァ!ァァァ!」
「今日のタイプは意志がハッキリとしてないハズレかまぁいいか終わりにしよう!」
そう言ってスティーラーはもう一度レバーを切るように下げた。
『カモン!go!スティーラー!アルティメイタムフィニッシュ!』
スティーラーは右足にエネルギーを貯めて、トレジャーを蹴りつけた。
「グァァァ!」
トレジャーが爆散すると、そこには無傷の「笑う男」がおかれていた。
『ショーダウン』
「よし!今日のお宝は頂きました‼」
男は、カードを床に置くと絵画を持って私に近づいてきた。
「お前も一緒に来い」
「え?何で?」
「お前のその凄い観察眼!それにお前の俺を見る表情キラキラしてたからな!気に入った!」
どうやら、私は興味津々に彼の戦いを見ていたそうだ。
「兎に角一緒にこい!お前に最高の宝をくれてやるよ!」
そう言って手を差し伸ばしてきた、彼
私は少し躊躇ったが彼の笑顔に惹き付けられたのかその手を掴んだ。
「よし!行くか!輝く世界へいざ!」
そう言って彼は彼女を連れ動き出した世界へと進んで行った。
翌日 8:30
2-C 教室
あの日、結局私は美術館から出ると、一人になっていた。サウンドさんはどこかへ消えていた。
でも、あの時に思った。(どこかであったことがある気がする)と
「おはよー麻里乃!」
「あ!おはよー!」
麻里乃は今までのことを思い出してると、友達が声をかけてきた。
「すみません、通してください。」
そう言って下を俯いた男子が私たちの後で止まっていた。
「ナニよアイツ気持ち悪い」
「そう言い方は、悪いよ、彼も緊張してただけかもしれないし」
友達は「え~」と言いっていたが私は気にしなかった。
ふと、気になり彼の顔を見ると私は驚いた。
「ン?ヨォ!」
そこにいたのはサウンドさんだった。
to be continued?
クリエイトの他にもう一つ思いついていた仮面ライダーです!
書きづらいと思い書くのを諦めたのですが、一話だけでもと思い書いてみました!
ご意見・ご感想よろしくお願いします!