「俺達はトレジャーに家族を殺された」
響我の言葉にまた沈黙が続いた。
「俺達の父親は幼馴染でな俺達も幼馴染で、子供の頃よく遊んでたんだ 」
「そうそう、よく面倒を見てたよ、それでね僕らの父はお宝をコレクションするのが趣味だった 」
「そのコレクションにはトレジャーを、生み出す宝もあった」
……
燃え盛る洋館の中に二人が入っていった。
響我の父の部屋にいくとそこには
『グルァ』
『くそ!目覚めたか!』
『辞めろ辞めてくれ!』
二人の父とトレジャーがいた
『父さん!』
『お父さん!』
『響我来るな!『ガァ』うっ』
響我の父はトレジャーに心臓を刺された、彼らの目の前で
『盾壱!響我君をつれてここから逃げなさい‼』
『グルァ!』
グサッ
『うっ早くいけ!』
『クッ行こう響我!』
『父さん!とぉーさぁーん』
……
「そんなことが…」
「それで、僕らは父達の共通の友人のこの店のオーナーに引き取られてね」
「そこで知ったんだ、父さん達はトレジャーについて研究をしてたって」
「ここのマスターも父さん達に協力しててね」
「それでこのドライバーを手に入れたんだ」
そう言って響我はドライバーを取り出した。
「まぁ僕達もまだトレジャーについてわからないことが多くてね」
「父さん達の研究データとかは全部燃えちゃったから」
「それで、俺達はトレジャーを、探すために怪盗になった」
響我達が過去を話す
麻里乃はしばらくして口を開いた。
「そんなことが…」
「これが怪盗サウンドルパンが生まれた理由そこからは手当たり次第に忍び込んで盗んでた」
「でも、世間じゃ怪盗サウンドルパンは正義の怪盗とか言われてますけど…」
「あぁ、確かに今は悪事を働いてるやつからしか盗んでねえよ」
「え?なんでですか?」
麻里乃が驚いて尋ねた。
「そりゃ最初は手当たり次第だったけど、だんだん規則性が見えてきたんだよ」
「規則性?」
「そう!悪事を働いてる奴のところにある宝からトレジャーが生まれるってね」
「だから悪事を働いてる奴のところから盗みをすることにした…まぁそれ以外にも理由があるが…」
カランカラン
「たっだいまー!」
「お!おかえり!麗奈!遅かったね」
「んー!おつかい行ってあげたんだからね!…ところでその子は?」
「へぇー!彼女が…私は東定麗奈!こいつらの仲間
コードネームはあまり好きじゃないけどイースト よろしくね!」
「彼女はここのオーナーの姪なんだ 」
「あ!松平麻里乃ともうします…ところでコードネームって?」
麻里乃は不思議そうに尋ねた。
「アァ!そういえば言ってなかったね!怪盗をやるにあたって僕らはコードネームで呼びあうようにしてるんだよちなみに僕はジャック 」
「俺は知っての通りサウンド」
「サウンド?サウンドルパンじゃないんですか?」
「うん、ルパンはコードネームの最後に全員つけてるんだよ」
「そうそう、だから私達は正確にはイーストルパン ジャックルパン サウンドルパンって訳」
「そうなんですか!」
「ところでだ麻里乃…」
麻里乃が理解をすると真剣な顔をした響我が声をかけた。
「ここまで話したが、改めて聞く…俺はお前に怪盗になって欲しい…お前はなりたいか?」