仮面ライダースティーラー   作:i サウンド

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久しぶりの投稿です。
これからも暖かい目でご覧ください。


予告5 面倒なguard

12:55

2-C教室前

 

麻里乃が怪盗になると決めた翌日、二人の通う学校で、麻里乃と響我は今夜の予告の打ち合わせをしていた。

 

「ルートは昨日叩き込んだよな?」

 

「はい・・・」

 

「不安か?」

 

「はい、失敗するんじゃないかなと思って」

 

麻里乃の手は今から震えていた。

 

その手を握りながら響我は笑いながら言った。

 

「大丈夫だって!初デビューの日なんだ!俺もついてる、自信もって派手に暴れようぜ!」

 

「はい!私頑張ります!」

 

そう言うと麻里乃の手の震えは止まっていた。

 

 

 

 

 

17:30

風花図書美術館

 

ガーディアンは予告の30分前から限界体制で美術館の周りを固めていた。

 

「あれ?隊長は?」

 

一人の隊員が隊長がいないことに気づき近くの隊員にたずねた。

 

「あぁ、隊長なら例の装備を調子を確かめてる、あいつが俺たちにとっての切り札になるからな」

 

「あぁ、なるほど…でもあいつって不気味だよな、俺怖いや」

 

「確かにな」

 

 

 

17:30

風花図書美術館 館長室

 

隊員達がそのような話をしている時、羽月はガードと呼ばれる少年とともにいた。

 

羽月ガードの腕についた<ガードナックルド>から伸びたコードを、自分のパソコンに繋いでシステムの調整を行っていた。

 

「いよいよ今日、貴方は実践投与される…どんな結果でも大丈夫だから落ち着いて行くわよ」

 

「了解」

 

羽月はガードに優しく言葉をかけたがガードからの返答は感情がないロボットのような冷たい返事だった。

 

「おい!もうすぐ予告の時間だが本当に大丈夫なのか!?」

 

二人がそんなやりとりをしていると館長が勢い良く部屋に入ってきた。

 

「北条館長どうか落ち着いて下さい、我々が全力でお守りしますから」

 

「あぁ、絶対だぞ?あの宝石だけはとられてはならんのだ…手を汚してまで手に入れた宝石だ…盗まれたら私はおしまいだ…」

 

「手を汚す?それはいったいどういうことですか?」

 

羽月が館長の言葉に疑問をもちたずねると、

 

「!…うるさい!お前はお前たちは宝石さえ守ればいいんだ!」

 

と叫びながら羽月の胸ぐらをつかんだ。

 

するとすぐ、その手は羽月の胸ぐらを離れた。

館長はガードに胸ぐらをつかまれていた。

 

「……」

 

「やめなさい!ガード」

 

胸ぐらをつかんでいるガードは羽月がとめるまで、なにも言わず静かに、強く胸ぐらをつかんでいた。

 

「館長、申し訳ありません、これはまだ調整不足ですので、大丈夫です!必ずお守りしますから」

 

「あ、あぁよろしく頼むよ」

 

羽月に言われ落ち着いた館長はそのまま静かに部屋を出ていった。

 

館長が出ていった後、ガードの瞳にはどこか悲しそうな瞳でこちらを観る羽月の姿が写っていた。

 

 

17:45

風花図書美術館 近隣ビル屋上

 

予告の時間が迫っている中、二人の怪盗は美術館がよく見える屋上にやってきていた。

 

「あぁぁ、人がいっぱい・・・」

 

屋上から下の様子を確認したマリアは警備の量に驚いていた。

 

「大丈夫だって、それより忘れものとかしてないか?」

 

マリアの姿を見たサウンドは笑いながら、尋ねた。

 

「だ、大丈夫です お、重いですけどちゃんと持ってます」

 

そういってマリアが取り出したのは、<スティールガンブレード>だった。

 

「まぁ、我慢してくれ、とにかく美術館にいくぞ」

 

そう言ってサウンドもスティールガンブレードを取り出して美術館までワイヤーを伸ばした。

 

「先行くぜ♪」

 

そう言うと、サウンドは美術館に渡っていった。

 

「あ!待ってください!」

 

そう言ってマリアもスティールガンブレードからワイヤーを伸ばし美術館へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17:50

風花図書美術館

 

無事、美術館に侵入できた怪盗二人は、館長室に向かっていた。

 

その一方ガーディアンは、館長室の前、並びに美術館全域を、警備していた。

 

ライトに照らされた館長室の窓を眺めながら羽月は隊員全員に伝えた。

 

「全員配置につけ、まもなく予告の時間だ 全力で宝石<武神>を守れ」

 

羽月は威厳のある声で、隊員全員に指示を伝えた。

 

 

 

 

 

 

「あの、今聞くのはおかしいですけど、どうしてこんな道を…通るんですか?」

 

「そりゃ下は警備が多いから、ダクトの中を通るしかないだろ」

 

二人は館長室まで空調のダクトを通っていた。

 

「でも、時を止められるなら…警備なんてきにしなくても」

 

「いや、宝との共鳴は宝の近くにいかないと意味ないんだ、だから宝のもとまでは見つからずに行くしかない」

 

「そ、そうだったんですか…」

 

「そろそろついくぞ」

 

二人がそんなやりとりをしていると、館長室の上まで来ていた。

 

「そろそろ予告の時間だぞ・・3・2・1 ショータイム!」

 

サウンドは掛け声とともに、ドライバーを巻き、世界は停止した。

 

「よし、じゃあ降りるぞ・・・」

 

「は、はい!」

 

そうして、二人の怪盗はダクトから館長室へと降りてきた。

 

「よし、そろそろかな・・・」

 

というと、宝石から怪人ブジン・トレジャーが生まれた。

 

「ターゲット確認 さぁ始めるぜ!本日の仕事!変身!」

 

そう言って、サウンドはスティールドライバーにジュエルプレカード差し込み、ドライバーのレバーを下げた。

 

『OK!I'mスティーラー!ショースタート!』

 

サウンドはスティーラーへと変身した。

 

「さぁ!さぁ!お前の世界()頂戴する!」

 

「待て・・・」

 

そう言って、ブジン・トレジャーに向かおうとすると、背後から声がした。

 

「ん?」

 

「え?」

 

二人は声のする方を向くと、そこにはガードが立っていた。

 

「誰だお前?」

 

スティーラーの問いにガードは静かに答えた。

 

『Standby Shield』

 

「俺はただの…兵器だ…完装」

 

『OK ガードナー mission start』

 

 

ガードナックルドを中心に機械的なパーツが現れ、ガードの体を盾のような鎧となって包んだ。

 

 

「俺の名はガードナー…トライガードナーだ」

 

トライガードナー 紫の瞳を宿した蒼き盾がスティーラーの前に立ちはだかった。

 

 




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