~マサラタウン~
オーキド「ここがワシの研究所じゃ」
いや…1度来てるから知ってますけどね…。
オーキド「あっ、そういえば1度来てるって言ってたのを忘れておった…」
ボケたわけではなく多分素で忘れていたんだろうな…。
オーキド「んんっ…!とにかく中に入るぞ!」
ナオ「はい」
~研究所~
???「おーい!遅いぞじーさん!!」
オーキド「おお、すまんグリーン」
オーキド博士は彼をグリーンと言ったから一応ゲーム基準と考えてよさそうだ。
グリーン「それで後ろにいる子は?」
オーキド「彼女はナオちゃんじゃ!おまえと同い年じゃから仲良くするんじゃぞ」
グリーン「よろしく!俺はグリーンっていうんだ。グリーンでいいぜ!」
自己紹介…。印象良く笑顔が大事。これ社会の常識。今の私は10歳だけど…。
ナオ「ナオです。よろしくねグリーン」
グリーン「お、おう……///」
はて、グリーンの顔が赤い。風邪かな?ともあれ悪い印象は持たれていないようでなにより。
グリーン「そ、それよりじーさん!用事ってなんなんだよ?」
オーキド「そうじゃった。実は2人にポケモンをあげようと思っての」
グリーン「マジかよ!」
オーキド「もちろんじゃ!そこの机にあるモンスターボールじゃろ?」
ナオ「そこにって…1つしかありませんよ?これではどちらかがもらえないのではないでしょうか」
まさかのピカチュウバージョンだったのか…。
オーキド「それについては心配ない。後の方にはちゃんとワシがポケモンを用意しておる」
成程…。本来はこういう仕組みなのかな?
ナオ「わかりました。私は後でいいからグリーンは先にどうぞ」
グリーン「いいのか?サンキューナオ!」
ナオ「どういたしまして」
これがピカチュウバージョンなら私がこのモンスターボールをとろうとした瞬間にグリーンが横取りするという理不尽極まりない暴挙に出るからね。ここは私が譲るべきだろう。
オーキド「じゃあナオちゃんにあげるポケモンを取ってくるからちょっと待っててくれ」
ナオ「わかりました」
オーキド博士は研究所の奥に入っていった。
~そして~
オーキド「待たせたの。この子がナオちゃんのポケモンじゃ」
ピカチュウ「ピカチュウ!ピカ!!」
そう言ってオーキド博士が私に見せたのはボールから出ているピカチュウだった。リアルで見るピカチュウ超絶可愛い…。
ナオ「ありがとうございます!大切にします!よろしくねピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピカ!!」
あれ?アニメやゲームとは違って最初からある程度なついているような……。
オーキド「おお!そのピカチュウが最初からここまでなついているのは初めてじゃ!」
あっ、やっぱり例外なんだ……。
オーキド「ナオちゃんはポケモンに好かれているんじゃのう」
ナオ「そうですかね?」
私も初めて知ったよそんなこと。まぁ主人公補正だと思っておこう…。
グリーン「へへっ!ナオには悪いけど俺のポケモンの方が強そうだぜ!!」
ナオ「見た目だけじゃわからないよ。もしかしたら私のピカチュウの方が強いかもしれない」
私は挑発みたいにグリーンに言ってみると。
グリーン「じゃあどっちが強いかバトルだ!!」
バトルすることになった。やっぱりゲーム通りの展開になってきたな…。
次回に続きます!
次回はナオとピカチュウの初バトルです!