オーキド博士のおつかいを無事に済ましてトキワの森を抜けてニビシティに着いてジム戦に行こうと勇んでみたのはいいんだけど……。
ナオ「ピカチュウ以外のポケモンがいない件……」
ピカチュウ「わたしはそのぶん強くなったけどね!」
そうなんだよね……。ゲームでいうと今のピカチュウはレベル15くらいになってる気がする。
ナオ「しかしニビシティのジムはピカチュウとの相性が悪いから他のポケモンがほしいところだけど……」
と私が悩んでいると……。
ピカチュウ「それならお月見山にわたしの従兄弟がいるから仲間にしよう!」
ピカチュウの従兄弟?同じピカチュウ系列か妖精グループと考えるのが無難だろう。
ナオ「その子はどうなの?」
ピカチュウ「言動はともかく実力に間違いないから立派な戦力になるよ!!」
成程……。これは期待できそうだ。……しかし何か忘れてるような……。
ピカチュウ「じゃあ早速行こう!」
ナオ「随分張り切ってるね」
ピカチュウ「会うのはとても久しぶりだからね!昔はよくバトルしたものだよ!」
胸を張りながらピカチュウは言う。
ナオ「そっか。じゃあなるべく早く行った方がいいね」
ピカチュウ「うん!!」
私とピカチュウはお月見山へと向かった。ゲームではニビジムをクリアしないと通れなかったけどすんなりと突破できたな……。
~そして~
ナオ「ここがお月見山か……」
ピカチュウ「わたしも久しぶりに来るよ」
ちなみにお月見山に向かっている途中で勝負を挑んできたトレーナーはみんなピカチュウの電気ショックと電光石火で薙ぎ倒した。
ナオ「じゃあ早速入ろうか」
ピカチュウ「そうだね」
私達はお月見山に入っていった……。
~そして~
ナオ「最深部まで来たけど本当にいるの?」
ピカチュウ「う~ん、いるはずなんだけどなぁ……」
とはいえここまでそれらしいポケモンは見なかったから本当にいるのかわからないんだよね……。
???「おい!そこで何をしている!?」
突然背後から声が聞こえた。
ナオ「誰!?」
???「俺か?俺は……」
アニメや漫画の悪役みたいな登場したのはなんと黒い帽子に黒い服を纏っているそれはまるで某探偵アニメの犯人のように真っ黒な男がいた。っていうかロケット団のしたっぱだった。
ロケット団員「泣く子も黙るロケット団だ!!」
ピカチュウ(今どき泣く子も黙るなんて使わないと思うけどなぁ……)
ナオ(しっ!言っちゃいけません!!)
ロケット団員「ふっふっふっ!どうやら恐怖で声も出ないようだな!!」
ナオ「それで、そのロケット団がなんの御用で?」
ロケット団員「ここは俺の縄張りだ。許可なく入ることは許さん!!」
ナオ「じゃあポケモンバトルであなたを突破させてもらうよ」
ロケット団員「ほう、この俺にポケモン勝負を挑むと?これはとんだ命知らずもいたものだな!!ふん、いいだろう!いけっ!ズバット!!」
ロケット団のしたっぱはズバットを繰り出した。……うん、とりあえず。
ナオ「ピカチュウ、電気ショック」
ピカチュウ「」ビビビッ
ロケット団員「ああっ!ズバット!!」
なんか一瞬で勝負がついた。まぁズバットだったしね。
ロケット団員「チクショウ!覚えてろ!!」
そしてしたっぱっぽい捨て台詞を吐いてどっかに行ってしまった。
ナオ「それで……これからどうしようか」
ピカチュウ「ここにはいない……。食べ物でも取りに行ったのかな?」
ナオ「食料を取りに行った?どういうこと?」
ピカチュウ「うん、従兄弟はとても食いしん坊だからもしかしたらそうなのかもって……」
???「あれ?ピカチュウ?」
またも声が聞こえたのでその方向を向くと……ピッピがいた。……なんか段々パズルのピースがはまっていく。
ピカチュウ「あっ!久しぶりだねピッピ!!」
ピッピ「どうしたっピか?こんなところで……」
完全に思い出したよ。あの漫画結構好きだったから割りと印象に残ってるんだよね……。
ピカチュウ「うん、実はね……」
ピッピ「フムフム……」
ドジで間抜けでピッピなのに体重が100㎏あって食いしん坊で後(XY以降)にフェアリータイプになるとはとても思えない穴久保先生のピッピがそこにいた。……思えばピカチュウの従兄弟でお月見山にいる時点で察するべきだったかも……。違いはピカチュウが♀だってことくらいか。
ピカチュウとピッピの話し合いの末にピッピは私達の旅に同行することになった。……まぁこれでなんとかなるかな……?
今回はここまでです。
次回はニビジム戦の予定です。
ピッピ 性別 ♂ 性格 図太い 個性 食べるのが大好き 特性 厚い脂肪
以上、ピッピのプロフィール?でした!