本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
見えざる帝国との戦いが終わった10年後のif要素のある物語です。
十二番隊隊長室
「なるほどここにはこういうツボがあってこういう効果があるのか」
マユリは真剣な顔で漫画を読んでいた。
1時間後
「何の用でしょうか隊長」
(こういう時の隊長って何か良からぬことを考えているんだよな)
そんなことを考えていることに気付いているのか気づいていないのかマユリはニコニコしながら 部下に
「クズ。私がマッサージをしてやろう。あそこの診察台に座れ」
まゆりはそう言いながら 診察台を指差す。その言葉に粕人は固まる。
(涅隊長が僕のためにマッサージをするなんて……絶対に裏がある!)
そう確信する粕人ではあったが拒否権はない。
「何を立ち止まっている!早くしたまえヨ!」
「は、はい!?」
警戒心をなくさないようにしながら診察台に横になった。
「それでは 始めるヨ」
マユリのマッサージは意外に気持ちよく
数十分後。
「あぁ~、隊長。気持ちよかったです。おかげで体が楽になりました」
「そうかそうか。それはよかった」
「ええ本当に。もう体が軽くなって勝手に動き出しそうで……あれ?」
粕人は異変に気づく。ガタガタと体か勝手に動き出したかと思うと足が後ろに動き出していたのだ。
「な、なんだ!?どういうことだ!?」
「ああ、そうだ」
パニックになる粕人に、マユリは思い出したように口を開く。
「そういえば
「後ろに……ハッ!」
後ろを振り返る。そこには高さ2メートルほどの大きさの女性の形をした、中が空洞の人形が置かれていた。左右に開かれた扉には無数の棘が血を吸わんと怪しく光っていた。
その怪しい道具を、粕人は知っていた。
(あれは
「クズ。そのまま後ろに下がると中世ヨーロッパで刑罰や拷問に用いられたとされる拷問具に串刺しにされるヨ(棒読み)」
「い、嫌だ!死にたくない……うわああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
助ける気がない隊長に救いを求めることが出来ず、粕人は鉄の処女の中に入っていった。
キィィィッ、バタンッ!ブシュッ!!
棺桶の扉が閉まり大量の棘が肉を貫く音が部屋に響く。それから時を置かず中から大量の赤い液体が流れ落ちた。
次回で仏宇野段士の斬魄刀の能力を明かそうと思います。
ちなみに今回の話は原作:武論尊、作画:原哲夫の『北斗の拳』が元ネタです。