天才・涅マユリの秘密道具   作:筆先文十郎

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この小説はBLEACHの二次創作です。
本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。

見えざる帝国との戦いが終わった10年後のif要素のある物語です。


涅マユリの悪夢 性転換編

 深夜。マユリの部屋。

 

(くろつち)隊長……」

 狼狽する涅マユリの前に頬を赤く染めた小柄な女性が立っていた。

 引き締まった肉体を持ち、隊服の胸元を大きく盛り上げる乳房の膨らみや健康的にムチッと張り詰めた臀部。幼い顔立ちと胸の大きい大人のプロポーションは一種のアンバランスを生みだしている。

 年下にも見える童顔に男の欲望を叶えたような肉体。そして近づくだけで笑顔になる雰囲気を醸し出す女性に、普通の男ならば欲望を刺激されるがマユリは大量の汗を流すしかないなぜならば。

「涅隊長。この葛原(くずはら)粕人(かすと)改め葛原(くずはら)粕子(かすこ)……隊長に全てを捧げます」

 そう言うと女体化した粕人は服をぱらっと落として裸身を晒すとゆっくりとマユリの方へと歩んでいく。

「涅隊長、不束者(ふつつかもの)ではございますが……私の初めてを、奪ってください!」

「く、来るな! 頬を染めて(しな)を作りながら潤んだ目で私を見ながら近づいてくるな!!……う、ううっ……」

 

 うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!! 

 

 技術開発局及び十二番隊隊舎にマユリの絶叫が響き渡った。

 

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「うぅ、やめろ、やめろ……うわああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!……ハッ!?」

 バッと布団を跳ね除けたマユリは周囲を確認し、先ほどの悪夢が夢だと気づく。

「ふう。なぜあのクズと……ッ!?」

 夢の続きを想像してガクガクと震えるマユリ。

「く、涅隊長! 大変です、大変です、大変でぇぇぇぇぇぇ!?」

 転がり落ちるかのようにノックもせず部屋に入ってきた粕人にマユリはバレーボール大の玉、虫喰玉(むしくいだま)を投げつける。

「ひぎぃ! も、申し訳ございません。涅隊長。ですが、ですが……本当に一大事なのです!!」

 クズと呼ぶ男の狼狽する姿に「このクズは……」とため息をつくのだった。

 

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「な……」

 数分後。涅マユリが見た光景にマユリは絶句した。

 

鵯子(ひよこ)、あなたは今日も綺麗ねぇ」

「もうアコったら、冗談がうまいわねぇ」

「リンカ。今夜、一緒に食事に行かないか?」

「と、采夫(とるお)さんがそうおっしゃるなら」

「に、ニタさん! す、好きでした! 結婚を前提にお付き合いしてください!!」

「ごめん昭子(あきこ)。まだ僕は研究に集中したいんだ」

 

「……」

 自らがクズと呼ぶ男、葛原粕人を除く部下たちが性転換した姿に

 

 うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!! 

 

 マユリは発狂した。




今回は感想を下さった方のコメントを元に作りました。
この場を借りてお礼申し上げます。
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