天才・涅マユリの秘密道具   作:筆先文十郎

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この小説はBLEACHの二次創作です。
本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。


番外編 発進せよ!クズロボット!!

男は自室のパソコンでDVDを見ていた。

『お、おのれ……カラクレンジャー!俺がこのまま終わると思ったら大間違いだぞ!ホロウエキス!!』

そう言うと怪人はドクロの形をした酒ビンを一気に飲み干し巨大化する。

『ホロウ軍団の怪人はホロウエキスを飲むことで巨大化する。だがそれは自らの命を縮める、まさに最後の手段でもあるのだ』

巨大化する怪人とあわせて(しぶ)い声のナレーションが入る。

『これ以上やつの好きにさせるわけにはいかない!魂葬(こんそう)戦隊カラクレンジャーの力を見せてやる!いくぞ、皆!!』

『『『『応ッ!』』』』

リーダーの合図で五人が乗るロボットが合体する。

『『『『『合体、カラクキング!!』』』』』

五体のロボットが合体して一つの巨大ロボットに変身した。

「あぁ、僕。こういうの(を操縦するのに)憧れていたなぁ」

マユリにクズと呼ばれている男がそんなことを呟いた。

 

 

 

翌日

「……うぅんっ?」

バキューン!!ダダダダダッッッ!!バゴンッ!!

近くで爆音が聞こえる。それに耳元でバチバチと燃える音に人々の叫び声。

(何だよ、人が気持ちよく寝ているのに……)

眠たい眼を擦りながら男は立ち上がり、絶句した。

男の周りには各隊の死神達が男を見上げて(・・・・)鬼道を打ち出したり、足元を(・・・)斬りつけていた。

 

彼らを見下ろす。

 

この状況に男は言葉を失った。

「ど、どういうことだ!?」

混乱する男にザザッという音の後に聞き覚えのある声が流れる。

『どうだ、クズよ。巨大メカになった気分は?』

「きょ、巨大メカ!?」

男は自分の身体を見る。そこには今まで自分と共に過ごした見覚えのある身体ではなく、涅マユリの言う通り無機質な巨大な機械の身体だった。

『昨日お前が巨大ロボットを見ながら『こういうの憧れていたなぁ』と言っていただろう?だから昨日巨大ロボを作ってお前の脳を移植してみた。突貫工事ながらよく出来ているだろう?大変だったのだぞ。戦車や戦闘機の攻撃にも耐えられるように参考にさせてもらったカラクキングのガンジョニウム合金を作る所から始まり、同時進行で回路なども作るのは。

その甲斐あって寝返りで町を破壊したお前を駆逐しようと出動した並程度の死神の攻撃はかすり傷一つつけられないのだがな』

自画自賛する上司に、男の身体に取り付けられた全身の火器が火を噴いた。

「僕を元に戻せッッッ!!」

(あと僕はロボットを操縦するのに憧れていたのであって、ロボットになることに憧れていたんじゃない!!)

やけくそになった男が発射したミサイルとレーザーが瀞霊廷をさらに燃やすのであった。

 

 

 

後に護廷十三隊の隊長格などの主力も出動。尸魂界(ソウルソサエティ)に現れた巨大ロボットは涅マユリの診断(という名の証拠隠滅)によって新型の虚(・・・・)と分かり、巨大ロボットになった男は虚として処分された。

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