天才・涅マユリの秘密道具   作:筆先文十郎

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この小説はBLEACHの二次創作です。
本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。


第三十四話 ヘリ蜻蛉改良型

流魂街(るこんがい)から遠く離れた荒野。

 

マユリにクズと呼ばれている男はマユリと共に空間移動扉(くうかんいどうとびら)人一人(ひとひとり)見当たらない荒野に移動していた。

「クズ。これを頭に付けろ」

上司である(くろつち)マユリから見覚えがあるものが男の手に置かれる。

「涅隊長。これって……」

手渡された物。それは以前、男の目の前に立つ奇怪な顔をした技術開発局局長が作ったヘリ蜻蛉(とんぼ)だった。

「クズのお前はもう忘れているだろうからもう一度説明しておこう。これは以前私が開発したヘリ蜻蛉の改良型だ。体、主に頭頂部に装着すると自由自在に空を飛べる代物だ。使用中も髪は乱れず動作音も軽い。頭頂部に装着して使用しても首を痛める心配もない!」

(これって以前使って高度8千メートルでバッテリーが切れたやつだよな……)

「結局のところドラ○もんのタ○コプターですよね」と言えば火に油を注ぐことになることを充分把握している男はその指摘をすることはしなかった。不用意な発言をすれば疋殺(あしそぎ)地蔵(じぞう)で斬られた上で無理やり付けられるのを予想したからだ。

(でもこれって……)

マユリの説明を聞いた男は悩む。

(以前のヘリ蜻蛉の改良型ということはパワーや持続性が改良されたということだよな。でもあまりのパワーで頭につけたら今度は宇宙に飛ばされるんじゃないのか?それともあまりにもパワーが強すぎて頭が胴体と離れ離れになって――)

「おい、クズ。『これって以前のヘリ蜻蛉の改良型ということはパワーや持続性が改良されたということだよな。でもあまりのパワーで頭につけたら今度は宇宙に飛ばされるんじゃないのか?それともあまりにもパワーが強すぎて頭が胴体と離れ離れになって――』という馬鹿馬鹿しいことを考えている暇があるならさっさとつけろ!」

「は、はいッ!?」

男は上司の怒鳴り声に慌てて急いで頭に竹とんぼに似た物を頭に付けた。

 

 

 

翌日の瀞霊廷(せいれいてい)通信(つうしん)

昨日昼頃。流魂街から遠く離れた荒野で巨大な竜巻が発生。

現場近くに十二番隊平隊士、葛原(くずはら)粕人(かすと)の斬魄刀・幽世(かくりよ)閉門(へいもん)が発見され、細切れになった死覇装が見つかったことから葛原隊士はこの謎の竜巻に巻き込まれ死亡した者と思われる。

この突然発生した謎の竜巻が何故発生したかを調査するため、護廷十三隊は十二番隊の調査を命じ現在調査中。

 

 

 

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