愛は時を忘れさせ、 時は愛を忘れさせる   作:月瀬 星音

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12話 〜なずなの視点〜

私は、7時ぐらいに起きてしまった。

 

そこからウトウトしてた。

 

でも、時間は無限にないね。

 

もう、朝の9時だよ。

 

「起きてー、典道君」

スヤスヤ寝ている、典道君の目が徐々に開く。

 

んんと唸って起きた。

 

「おー、おはよう」

少し、寝ぼけながら。

 

「典道君、朝ごはんどうする?」

 

「なずなに任せるよ」

 

「じゃあ、今から買いに行こうかな。典道君も付いて来てね。後、ドラッグストアにも行きたいな」

ドラッグストア行ってゴム買わないとね。

 

「なんで?」

典道君は言わせたいのかな?

 

「もう、典道君ったら。女の子に言わせるの?」

エッチだなー。

 

「いや、分からねーもん」

 

「ゴムだよ。コ・ン・ドー・ム!」

こんなこと、家じゃなかったら言わないけどね。

 

「いや、はぁ!?」

コンドームは嫌だったかな。

 

「あー、典道君。そんなに生で中出ししたいの。しょうがないな。ま、ピルも毎日飲んでたし。今日は生で中出ししていいよ」

私もされたいし。

 

「いいよ、そんな…」

典道君、優柔不断。

 

「もう、分からないなー。私は生でして欲しいんだよ」

言ってしまった。

 

「分かったよ…」

少し、困った顔をして返してくれた。

 

「夜だよ、夜。まだ時間はあるし」

 

「あぁ、そうだな」

 

「典道君行くよ。後、典道君朝食私が作る、お店で食べる?」

 

「なずなが楽な方でいいよ」

 

「朝食はお店で食べに行こっか」

 

「いいよ」

 

「夜は私が作るから」

 

「本当か!?」

 

「うん」

 

俺たちは朝食の店を探すため街に出るのだった。

 

すぐ見つかったんだけど…。

 

「なあ、なずな。牛丼食べれる?」

牛丼なんだよね。

 

「あまり食べたことないかなぁ。でも、ちょっと行ってみたい」

まあ、チャレンジするのも悪くないなんて。

 

「じゃあ、行くか」

 

私たちは牛丼を食べに行った。

 

 

「美味しかったね〜」

 

「久しぶりに食った」

 

嬉しいな。

 

「おい、なずな本当にするのか?」

何を今更。

 

「今更?典道君とするに決まってるじゃない。私たちの童貞処女卒業を記念して生中出しするんだよ」

私たちって中学生なのに変な会話してるなぁ。

 

「子作りは待っててね」

ま、いっか。

 

「え、ということは…」

感づいちゃったかな。

 

「典道君、言いたいことあるんじゃない…?」

私は少し笑いながら聞いてみた。

 

「なずな!近い将来結婚してくれ」

うん。典道君の妻は私だから。

 

「喜んで。その言葉またオトナになったら言ってね。いつでも待ってる」

少し、泣けたかもしれない。

 

誰か見てる?

 

恥ずかしいよ。

 

「小さい夫婦みたいだな」

おじさんが茶化した。

 

「応援してるぜ」

みんな温かい。

 

今までの冷えた私と対照的な。

 

 

私と典道君は街を歩く。

 

これから典道君と一緒に住むんだから、大体の場所は分かっておかなきゃ。

 

 

家に着いたらもう11時だよ。

 

お昼ご飯の時間じゃない?

 

「もう、昼ごはんの時間じゃない?」

 

「今日、起きたの遅いから2時ぐらいでいいでしょ」

 

「そうだね。何作って欲しい?」

 

「いや、なずな大変じゃね。俺が昼飯作ろうか」

少し、赤くなってるけど頼り甲斐あるなぁ。

 

やばい、私の彼氏超かっこいい。

 

「ほんと?楽しみ♡」

私、嬉しいよ。

 

お昼ご飯一緒に食べるなら口移しがいいな。

 

「典道君、好きだよ」

典道君しか見えなくなるくらい好きです。

 

「俺も好きだから」

嬉しい。

 

両想いになるどけで人生変われる。

 

この世界がどれだけ人を傷つけてきたかは分かってる。

 

実際思い浮かぶ人もいる。

 

でも、これが私との理想の世界なんだ。

 

本当に好きになれた相手と一緒。

 

お互い両想い。

 

今の私にはこれだけで充分だ。

 

まだ先だけど、典道君の妻になって幸せの家庭を築きたい。

 

神様、私は贅沢でしょうか。

 

「超愛してる」

私と典道君は同時に言う。

 

愛するっていいね。

 

愛は時を忘れそうになる。

 

本当だね。

 

3分くらいしてたかな。

 

典道君のこと好きって改めて想ったよ。

 

俺となずなは向かい合う。

 

少し、変な気持ちになった。

 

お腹の奥がキュンとなって…。

 

本能的に典道君に犯されたい…。

 

そう感じた。

 

典道君、積極的じゃないよね。

 

押し倒さないと何もしてくれなかもしれない。

 

「なずな!?」

 

「典道君…。もうシようよ」

普通は、逆なのかもしれないけど。

 

私、想像以上にビッチで性欲強いのかも。

 

でも、ママと違うとこは典道君に一途なとこ。

 

「待って、夜にするって言ってたじゃん」

 

「いや、だって…。あんなキスされたら」

本当だよ。

 

「夜、絶対スるから。今は辞めとこう。まだ昼飯もあるし」

…。

 

典道君一貫してるなぁ。

 

「典道君…生殺しはダメだよね。夜、寝かさないんだから」

私は笑って童貞奪取宣言をする。

 

想像以上に淫乱な私と奥手な典道君は今日初夜を迎える。

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