この力、この世界で役立つのか?   作:zaurusu

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遅れてすみません

もうとっくに過ぎてますが、クリスマスの話にします。
お正月の話も書けたらいいな。

後、そろそろ原作に行けたらいいな……


番外編 クリスマスの日に Part1

「はぁー、ついにこの季節か……」

 

次狼は目の前の光景を見て思わずため息をついてた。

 

いつもは物静かな商店街が今日はやけに活気があって、どの店にも人が沢山いる。

 

そして、商店街の入り口にはメリークリスマスの文字とキラキラの飾りが目立つ看板が立て掛けてあった。

 

そう、今日は12月23日、もうすぐクリスマスなのだ。

 

キリストの生誕を祝う聖なる日なのだが、日本だと、家族全員や親戚が集まって、ケーキを食べ、サンタクロースからプレゼントをもらう日。

 

又は、恋人とイチャイチャする日……

 

多分、↑が1番。

 

とはいえ、次狼にはクリスマスの日にイチャイチャするような恋人はいない。

 

それどころか彼女なんて一度もできたこともない。そもそも、この女尊男卑が主流のこの世界で彼女が出来るのだろうかと最近思い始めてきて、今なら悟りを開けるんじゃないだろうか?

 

……と思っていたりと、なんだか悲しくなってきた。

 

「はぁー、飯でも食うか……」

 

取り敢えず、今は腹を満たしたい気分だ。

 

(別にカップルがイチャイチャしてるのを見て、ヤケになったとかじゃないからな!!)

 

とは言ったものの、どこの店も客がいっぱいなので、仕方なく商店街から出て、鈴ちゃんの家の中華料理屋でやけ食……昼食を頂ただこうかと思ったら、まさかの閉店。

 

ふむふむ、誠に勝手ながら都合により休ませて頂きます……か。

 

こればかりは仕方がない。

 

となると、もうあそこしかないか。

 

でも、行くと毎回言われんだよな……

 

しかし、背に腹はかえられない。

 

覚悟を決めることにしよう。

 

 

しばらくして……

 

「こんにちわ〜」

 

「おう、いらっしゃっい!……って便利屋の兄ちゃんじゃないか!どうしたんだ今日は?」

 

次狼がいつもお世話になっている食堂、五反田食堂だ。いつもは賑わっているんだけど、何か特別な日とか商店街でイベントがあるとわりと暇になるなんとも不思議なところだ。

 

特にクリスマスなんかは物凄く暇な時もあり、休業することもあるんだとか。

 

まぁ、ここはクリスマスとか無縁そうだし、厳さんはあまり派手な事は好きじゃないのが理由だと思う。

 

まぁ、悪い人ではない。ちょっと頑固なだけで。

 

それはさておき

 

「あー、なんとなくお腹が空いたんできたんですよ。」

 

「はは!そうか。で、注文はいつものやつか?」

 

「ええ、お願いします。」

 

「はいよ!」

 

厳さんはそういうと、厨房は向かった。

 

ちなみに、次狼が頼んだいつものやつとは、大盛りの定食&丼お任せ10品。別名、次狼コースの事である。

 

何が出てくるかは厳さんの気分次第だが、全て美味しいので問題はない。

ちなみに厳さんの気分次第というのは体調……主に腰の具合によるもの。調子がいいと大鍋を使った豪快な物が沢山出てきたり、逆に悪いと、煮込みや揚げ物など腰を使わなくていいものになる。

 

鍋を振っているところを見ると、今日は調子がいいようだ。

 

まぁ、途中でぎっくり腰にならないことを考えればの話だが……(前に一度それを見たことがある。)

 

「へい、お待ち。」

 

30分くらいすると、厳さんが料理を運んできてくれた。どうやら、ぎっくり腰になる事は無かったようだ。

 

「頂きます!」

 

まずは、看板メニューの業火野菜炒め定食から。このシャキシャキと野菜の歯ごたえと濃厚なタレが合わさって食欲をそそる。

 

この味ならあと4往復はできる。

 

「頼むからそれは勘弁してくれ」

 

と、厳さんの目が光ったのでやめておこう。

 

ん?今さらりと心を読まれたような気が……

 

「そんなわけないだろ」

 

うん、やっぱり気のせいだ!(自暴自棄)

 

「ところで、お前さん、クリスマスはどうすんだ?」

 

気にせず食べようと、箸を動かしていると突然厳さんから質問された。

 

やはり、その質問ですか。

 

ここに来たからには100%聞かれると思っていた。

 

前も言ったけど、厳さんは俺に浮いた話がないのを心配している。お見合いしろなど、家庭を持つべきだと。たまに、勢い良すぎて、蓮さんに叱られることもあるが、蓮さんも心中、俺の将来を心配しているようで、たまに話を持ってくることもある。

 

でも、最近はなぜか千冬さんとの関係をよく聞いてくる。

 

よくわからないが、仲良くさせてもらっていると伝えると、どこか嬉しそうだった。

 

とにかく、今のところは誰とも付き合うとは思っていない。

 

では、クリスマスをどう過ごすのか?それは……

 

「えっと、実は一夏君にクリスマスパーティーに誘われましたね、今年はみんなでクリスマスを過ごそうかとおもってます。」

 

「あー、そういやー、蘭と弾の奴も誘われてたな。俺は商店街の仲間(やろうども)と飲みに行くがな。」

 

「程々にしてくださいよ、酔い潰れてそのたんびに呼び出されるのですから。」

 

「あー、それは悪いとおもってるよ。ところで、千冬ちゃんはどうなってんだ?いくら国家代表とはいえ、クリスマスぐらいは休みがでるだろ?」

 

話を変えられた気がする。

 

「千冬さんですか?本当は年末年始まで仕事があったようなんですけど、強引に終わらせて、今は休暇中ですよ。というのも、クリスマスパーティを企画したのは千冬さんですし。」

 

「はは、流石千冬ちゃんだ!」

 

強引に終わらせた、というよりは脅して終わらせたの方があっているが。ごまかしておこう。

 

それはさておき、実は困ったことがある。この際、厳さん相談して見ることにした。

 

「厳さん、実は相談があるのですが……」

 

「ん、なんだ?もしかして、気になる女性でもできたのか!?」

 

いきなり、机をダン!と叩いて身を乗り出してきた。取り調べを受けている被疑者とはこんな感じなのだろうか。

 

なんだか、厳さん…….異様に興奮しているな。血圧が上がらないか心配だ。

 

それと近い!あと、危ない!

 

「違います。」

 

「ち、つまんねぇな。」

 

何が残念だったのかしぶしぶ身を下ろした。

 

「それで、相談てのは?」

 

「実は……」

 

その日は夕方になるまで、厳さんと話しあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次狼「それで、こんなに遅くなったのはなったんだ?」

「いやー、テスト勉強で忙しくて……(-。-;」

(言えない、魔法科高校の劣等生にはまっていた事言えるわけがない!!)

次狼「そうか、ならもう怠るなよ?」

「わかりました!」敬礼!

次狼「それで、どんな話を書こうと思ったんだ?」

「はい!次狼がIS世界ではなく劣等生の世界に転移した話やサイヤ人の力を持ったオリ主が暴れる話なんかを考えてたり、後、剣術を極めたオリ主が暴れる話とか考えたらきりがなくて……あっ!」

次狼「そうか、そうか。……覚悟しろ!」

「ぎゃー!!」

ご感想お待ちしております!

誤字脱字のご報告ありがとうございます!!

後、劣等生の話を考えているのは本当です!そのうち投稿できたらいいなと思っております。それに、最近、七つの大罪のアニメが放送開始したのでその世界に次狼をぶっ込んでみようかなと思ったりもしています。

今のところは、劣等生の方を考えています!七つの大罪はその後かな……出来れば、アニメ放送中に投稿したい。



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