仮面騎士ライジン   作:Deすけ

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雷人)今回は、あの人が名前だけでてきますが実はこの物語のある意味キーパーソンです!誰なんでしょうか?そして、感想送ってください。おねがいします!

洋乃)何やってんの?



評価で1をもらってしまったのでテコ入れで流すのにオススメなBGMもつけました。それと、評価付けるなら感想もください。


第10話 覚悟

雷人)俺が入っている剣道部に入部しなよ。

 

岸田)もう、そっちか。てっきり、告白かと思った。

 

雷人)告白っ!?いや、そんなつもりで言ったわけじゃないよ。

 

岸田)がっかりだな。ってそんなことよりなんで、剣道部に入れに繋がるの?

 

雷人)ウチの部活女子がめちゃくちゃ弱いんだよ。運動神経悪い人達に加えて、経験者も少ないし。

 

岸田)ありがとうちょっと考えてみるね。それでさ......。

 

雷人)どうした?

 

岸田)これからも連絡とかしたいからラインのID教えてくれない?

 

雷人)ああ、いいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

雷人)あっ、そろそろ休憩も終わりだな。じゃあ、また明日。

 

岸田)うん!

 

岸田) (カッコイイ、濱野くん。こんな私のために真剣に相談にのってくれて)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雷人)どうした、ボォーーーっとして。おばあさんになったんじゃないか? バコっ!

 

洋乃)失礼ねぇ!んなわけ無いでしょ。それと、話してて思ったけどあんたまるでイジメを初めて知ったような口振りだけどあなたも現場に居たでしょ!

 

雷人)あのなぁ、はっきり言わせてもらうけど。洋乃が体験したのをイジメという一括りにするな!あんなのいじめじゃねぇ。れっきとした傷害及び脅迫事件だ!!

 

洋乃)そうか、だから2話前であんな受け答えしたのね。伏線回収だね!

 

雷人)何言ってるんだ?そういうのは後書きでいいなよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋乃)でもね、雷人。本当にありがとう。あの時私を絶望から救ってくれて。

 

雷人)なんだよ急に。

 

洋乃)あの時雷人が助けてくれなかったらもしかしたら昨日の柿本っていう人みたいになってたかも。

 

雷人)なんでそれを知ってるんだよ。まさかっ!如月先生から聞いたのか!

 

洋乃)ピンポーン!大正解!

 

雷人)今度相談事するときは如月先生じゃなくて秋原先生にしなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋乃)それにしても強かったわね今回の敵。

 

雷人)ああ、聞いた話だとうちの高校だけでなくほかの高校でも同じようなことが頻発してるらしい。

 

洋乃)あのさぁ......。やっぱりなんでもない。

 

雷人)なんだ、どうしたんだ?

 

洋乃)いやっ、あっ!雷人ってさ、石井さんのことどう思ってるの....。

 

雷人)グハッ!急に話題変わりすぎだろ。

 

洋乃)だって、今日のお昼とか結構絡んでたじゃん。で、結局どうすんのよ。

 

雷人)そうだな、告白だったら断るな。(本当は仮面騎士とかっていう意味不明な契約のことだろうがな)

 

洋乃)ふーん、そうなんだ。意外ね。すぐオーケーしそうな気もするけど、やっぱ恵ちゃんの件?

 

雷人)正直、それもある。でも、それ以上に誰かを守り切れる自信が無い。

 

洋乃)やっぱ、今回の戦いが関係してるのね。

 

雷人)ああ、洋乃も見ただろう。俺はなんの抵抗もできなかった。気づいたら倒されてた。格が違いすぎる。

 

洋乃)雷人、あれから少し調べたんだけどさぁ。あれ、2006年に活動してたゼクトの離反組で影山っていう人が変身していた仮面ライダーらしいよ。ただ、途中でワームっていう怪人だったらしくて兄貴分の矢車っていう人に倒されたらしいよ。

 

雷人)そうか、でもあのバッタみたいなやつはその時壊されなかったんだな。っていうか2006年か。今は、2021年だから結構昔だな。

 

洋乃)まぁ、ホントはもっとしゃべりたいけどこの辺にする?明日、磯部先輩と一戦交えるんだし。

 

雷人)そうだな、また今度一緒に食事しようぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BGM)果てなき希望

 

 

雷人)ああ、今日はいろいろありすぎたよ。ほんとに疲れた。

 

さてと、そろそろ出てきてもいいんじゃないか

 

石井さん。

 

石井)バレてたの?

 

雷人)レストランで隣の席でゴニョゴニョ声がしたからな。どうして、後をつけたんだ?

 

石井)今後、契約するであろう人に対しての身辺調査は必須だからね。

 

雷人)そうか、それで?身辺調査を踏まえた上で適していたのか?

 

石井)ええ、完璧に。最初は紳士の振りをしつつ相手に威圧する二面性を持つあなたがどうして適しているかまるで分からなかったけど、ようやくわかったわ。あなたが極度にトラウマの経験をしたからみたいね。

 

 

 

雷人)トラウマを経験したって、俺一人じゃないだろ。特に俺に限ったことじゃない。

 

石井)加えて、そんな中でも必死に生きる意味を見出しつつ戦う意志を持っている人が適応するの。そして、契約完了後は私の持ってるこのベルトを使って戦うわけ。

 

 

 

雷人)正直、まだ中二病が治っていないと思ってたが昼間と今の口調がまるで違うところからにしてガチらしいな。いくつか聞いていいか?

 

石井)何かしら?

 

雷人)誰が作ったんだこれ?それに俺の知る限り、大抵こういう契約には副作用があるよな。例えば、精神状態によって敵キャラになったり挙句の果てにベルトを使用したあと灰になるとか。あるんなら今のうち言ってくれ。本気で契約させるつもりならな。

 

 

 

石井)私の父親よ。それに正直にいうと、あなたの身に負担はないわ。ただ、1回の変身に制限があって7分間よ。

 

雷人)すげーな、ウル○○マンの2倍はあるのか。ただ、短すぎないか。

 

石井)それ以上変身すると解除のあと体に激痛が走るわ。

 

雷人)デメリットあるじゃねぇか!具体例よりはましかもしれないけど。どれくらい激痛が走るんだ?

 

 

 

石井)さぁ、どのくらいかしら?時間を多くオーパーすればするほど痛みも比例するらしいけど。

 

雷人)おいおい、痛さがわからないって......。完全なモルモットじゃねぇか。最後にもうひとつ聞いてもいいか?

 

石井)何かしら?

 

雷人)もし、その力を使えばメガショッカーに対して絶対的な切り札になるのか?

 

石井)なる。といいたいところだけど、メディアを通じての情報が少ないから相手がどの位強いか分からないね。イクサよりは強いのは確かだけど未知数ね。

 

雷人)そうか、なるほど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かった。契約する。

 

 

 

石井)後悔はしない?覚悟をしっかり持ってる?

 

雷人)ああ、後悔はしない。それに.......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想)

 

橘)おまえはすべての人を笑顔になどできない。

 

翔)馬鹿なのお前。正義の味方だからって別に全員助けるとか無理ゲーだろ。大きなことを成し遂げるためにはな多少の犠牲はつきもんなの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在)

 

 

 

俺たちの未来を奪ったあいつらを倒すためなら悪魔にだってなってやる。俺の覚悟はとうの昔に決まってたさ。

 

 

 

(見守っててくれ、恵・夢人[ゆうと]。天国から俺を見ててくれ。)

 

 

 

 


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