Q、召喚士さんは童貞を捨てるなら誰がいいですか?
外道「どどどど童貞ちゃうわ!」
脳筋「うるさいぞ終身名誉童貞!」
腹黒「さっさとリンかフィオーラに食われてしまえ」
椅子女神「む?私の世界ではシェイカーの子供がおったぞ?」
三馬鹿「・・・・・・え?」
そんなやり取りをしていたらリンちゃんとフィオーラが黙っていないよね
あ、ちなみに最終回です
「それでは裁判を開始します」
「ちょっと待ってくれ」
「待たない」
俺は被告人席に縛り付けられ、せめてもの抵抗をしてみるが見事にリンに両断にされる。
そしてリンはオコである。具体的に言うとムカチャッカインフェルノ檄オコプンプンドリームである。
「それでは証言者、前へ」
リンの言葉に証言台に上がるのは椅子の女神ことソティスである。ちなみに傍聴席は烈火勢で埋まっている。
ソティスはリンの殺意にドン引きしながらも証言台に登る。
「証言者ソティス。風花雪月世界に召喚士の子供がいると言うのは事実かしら?」
「う、うむ。何故そんなに怒っておるのかわからんが、シェイカーの子供はおったぞ」
「リンさん!」
「ええ、わかっているわフィオーラ……! これは私達に対する挑戦……! どこの小娘は知らないけど、サカの民を怒らせるとどうなるか思い知らせてやる必要があるようね……!」
「待て待て! 落ち着け! ソティスが俺を嵌める為に嘘を言っている可能性がある!」
「むむ! 失礼なことを言うなシェイカー! 貴様ではあるまいし、嘘など言わぬわ!」
俺の必死の嘆願もソティスがプリプリ怒りながら否定してくる。貴様は裁判長席のリンと検察人席に座っているフィオーラの怒気を感じないのか。このままでは待っているのは俺の死だ。
「意義あり!」
そこに力強く否定の声を挙げたのは弁護人席にいるベレトである。ベレトは力強く俺の指を突きつけながら言葉を続ける。
「確かに先生は鬼畜でクソで外道だが生徒に手をだすような甲斐性は持っていない!!」
「ク!? それは確かに!!」
「ベレトもフィオーラも俺を傷つけて楽しいか!?」
ベレトのフォローになっていないフォローにたじろぐフィオーラ。
「ベレトの言葉は最もだろう。先生が生徒に手をだすような甲斐性があったらとっくに私が孕まされているはずだ」
「ベレスもフォローになってないからなぁ!!」
ベレトと同じくフォローになっていないフォローを飛ばすベレス。傍聴席で愉悦の表情を浮かべているバカ二人。ここに俺の味方はいない。
「静粛に」
リンがカンカンと裁判官が持っているハンマーで喧々囂々の言い争いを始めたベレトとフィオーラを止める。
「もう一人、私は証言者を呼んでいるわ」
そして新しく証言台に登る証言者。
「師匠、無実、照明する。します!!」
「ペトラじゃねぇか!!」
どう考えても証拠を固めにくる人選だった。そしてペトラは何故俺が裁判にかけられているが理解している様子はない。
「それでは証言者ペトラ。風花雪月世界に召喚士の子供はいたのかしら?」
リンの質問に返す前にペトラとアイコンタクト。
『わかっているな、ペトラ』
『安心する。してください。師匠、無実、照明する、します!!』
やはり個体が変わっても俺の弟子。バッチリアインコンタクトが通じる。さぁペトラよ! 俺の子供などいないと言い放ってやれ!!
「師匠、子供、とても賢い、良い子です!!」
「「死刑」」
「ペトラァァァァァ!!!!」
めっちゃいい笑顔で「師匠、きちんと伝える、しました」じゃない!! リンとフィオーラの顔が大変なことになってる。
「ヤッベェ、俺今超幸せだわ」
「わかるよ。召喚士が不幸ほど楽しいことはないよね」
ヘクトルとエリウッドは完全に愉悦の笑みを浮かべて高みの見物を決め込んでいる。
「覚悟しなさい、軍師。今回こそは孕んでやるわ」
「待ってください、リンさん。順番として私が先です」
「……フィオーラ、今思ったのだけど別に三人でしてもいいんじゃないかしら」
「確かに。異世界の小娘に盗られるくらいなら……」
そしてリンとフィオーラの眼光が俺を貫く。
「「私達のものにしましょう」」
「ヒィ!!」
完全に獲物を狙う肉食獣の目になっている二人に恐怖する俺。このままじゃ……食われる……!?
もはや俎板の鯉状態だった俺に、突如釣り針とロープがかかり、上空に引き上げられる。
こんなことをしでかすのは……!!
「お父様フィィィィィィッシュ!!!」
「ナァァァァァァイス! インバース!!」
そう!! 俺の養子であるインバースである。インバースは俺をペガサスに乗せるとすぐさま逃亡を開始する。
「遅かったな、インバース!!」
「ええ、ちょっと死んだ目をしたシャニーさんとティトさんに足止めをされてしまいまして!! お父様、とりあえず助けたのはいいですけど、どうしますの!?」
「死の国方面へ飛べ!! 最悪阿修羅になった二人をヘルにぶつける!!」
「合点承知ですわ!!」
しかし、俺たち親子の逃亡を阻むようにヴァイス・ブレイブから対空砲が出てくる。
「キャァァァァァァァァ!! ちょ!? お父様!! お母様達の殺意がやばいですけど何があったんですの!?」
「異世界の俺が誰かを孕ませたらしい!!」
「それはお母様達逆鱗案件ですわね!!」
俺の言葉に対空砲火を必死に避けながら返答してくるインバース。
「って!? お父様!! 後ろ後ろ!!」
「後ろ? ファ!?」
「フハハハハハ!! 逃亡なんて許しませんよ、召喚士!!」
「私はユンヌ」
インバースのペガサスの超高速機動に平然と空を飛びながらついてくるイドゥンとユンヌ。
『総司令より各自英雄へ。召喚士を捕らえなさい。捕らえた英雄は今までの逮捕歴を帳消しにしてあげるわ』
「リィィィィィィィン!!!」
そしてヴァイス・ブレイブ中に響き渡るリンの最悪すぎる指示。
「お父様!? どうしますの!! このままじゃ最悪殺されますわ!!」
「待て、今素数を数えて落ち着いている!!」
「数えているヒマはありませんわぁぁぁぁぁ!!!」
しかし、仲間に見捨てられても天には見放されていなかったのだ。
「あれは!?」
「え? お父様、あれなんですの? 空中に穴が空いていますけど」
インバースの疑問は最もだろう。だが俺はあれを何度も見ている。
「あれは異世界へ通じるワープホールだ!! あれに飛び込めインバース!! 異世界に高飛びかますぞ!!」
「でもどこの世界に飛ぶかわからないのでしょう!?」
「バカ!! このままここに残っていても殺されるだけだ!! だったら少しでも生き残る可能性を選ぶんだ!!」
「あぁ、もう!! わかりましたわ!! インバースいっきまぁぁぁす!!」
召喚士の勇気が新たなる世界を混沌に陥れるのを信じて!!
召喚士
まさかの異世界の自分が仕出かしたことで死にそうになったバカ筆頭。とりあえず異世界に高飛びをした。
リン&フィオーラ
異世界の小娘に先を越されたことにムカ着火インフェルノ。
召喚士とインバースの異世界珍道中
書く予定はない。
そんな感じでツイッターでのつぶやきから派生してできたお話でした。最終回っぽく書いてありますが最終回です。正確に言うと最終回(仮)です。
それと言うのも作者のFEHに対するモチベーションがだいぶ下がってしまったためです。だらだらと続けることも考えましたが、今のモチベじゃ面白い話は書けないなぁと思い、だったら一回終わらせるかと言うことで最終回としました。
約2年近く書き続けてきましたが、原作ファンが読んだら絶対に怒るであろうこの作品を読んでくださったみなさま。本当にありがとうございました。
次はFE風花雪月編を書こうと思っております。
ちなみに最終回(仮)ですので作者の気分次第で召喚士が再びヴァイス・ブレイブに帰ってくる可能性もあります。
それでは読んでくださった皆さま。良いFEHライフを!!
11%まで上がって星3しかでねぇとかファッキンガチャ