絶対に引いて見せる!!
シリウス? もういるじゃん
「あれ? 紋章はクリスちゃんの出番じゃないの?」
「あの女は『絶対に召喚しません!絶対ですからね!』と言って部屋に籠城してるよ」
俺がいつもどおりに召喚しようと部屋に召喚室に入ると、エリウッドが話しかけてきた。
「なんかあそこまで嫌がるとどんな奴か気になるよなKタリナ」
「だよね。みてみたい気もするよねカTリナ」
「二人とも、アルファベットにする部分は共通にしろカタリNだってバレるじゃないか」
「「テメェもな」」
細かいことはいいんだよ!!
「それで召喚士、今回の狙いは?」
「緑だ」
「ナギっていうマムクートか。ネットの噂じゃ相当強いらしいな」
エリウッドの言葉に俺が答えると、ヘクトルが納得したように頷く。
「まぁ、それもあるが。ナギとはちょっとした知り合いでな」
「「お前の交友関係なんなの?」」
二人の至極当然のツッコミは無視して召喚石版を起動し、緑色オーブを石版に叩き込む。
舞う土煙、現れるマムクートのシルエット。
「パーフェクト乙女ミルラちゃん! 参上です!!」
「「「うわぁ、ガチレズストーカー」」」
「んま!! なんて失礼なキチガイ達でしょう。ですが心が広いミルラちゃんは許してあげます!! エイリークお姉ちゃん!! 貴女のミルラちゃんですよ!!」
俺たちに言うだけ言って部屋から出て行くガチレズストーカー。遠くからエフラムとリオンの怒号とミルラの煽りが聞こえてくる気がするが気のせいということにしておこう。
「とりあえずドンドン行くか」
部屋から出て行ったミルラは無視しつつ、俺は召喚石版に緑オーブを叩き込む。
舞う土煙。浮かび上がるシルエット。
「あれ、ここは……あ! 召喚士さん!! またリンさんやフィオーラさんに無断で召喚したんだね! メっ! だよ!!」
「「「あ、やばい……尊い……」」」
ペガサスニノの登場に俺たち悪属性三人組は即座に昇華された。羽や本にするという選択肢は存在しないので、当然のように限界突破させた。
「もう、ニノだけで今回のガチャは当たりじゃないかな」
「俺もエリウッドに同意見だぜ」
「否定はしないが、まだまだオーブに余裕があるから行ってみよう」
俺は二人の言葉を受けながら召喚石版に緑オーブを叩き込む。
舞う土煙。浮かび上がるマムクートのシルエット。
「ナギだと思った!! 残念我でし」
出てきた残念オタクの発言を最後まで聞くことなく、俺は奴を本にしてしまう。
「エリウッド、ヘクトル。お前らは何かみたか?」
「「今の所出た星5はノーマルミルラと大天使だけだ」」
「その通りだ。それじゃあ次に行こう」
俺は残り数が少なくなったオーブを召喚石版に叩き込む。
舞う土煙。浮かび上がるマムクートのシルエット。
「わたしは、ナギ……神竜の意思を繋ぐ者…」
「バカな……引けただって……!!」
「おかしい!! 今回はすり抜け祭りでフィニッシュのはずだ……!!」
とりあえず愚かしいことを言っているエリウッドとヘクトルを無視しつつ、俺はナギに声をかける。
「久しぶり、お姉ちゃん」
「「お姉ちゃん!?」」
………
「待て、俺は今ナギのことを何と呼んだ?」
「いや、思いっきりお姉ちゃんって呼んでいたけど」
「それで俺たちも『お前マムクートだったのか』って驚いたところなんだが」
「いやいやいや、俺は確かに不老でちょっと人間は辞めてる自覚はあるが、まだ崖っぷちギリギリくらいで人間だったはずずずずずずずずずず」
「「うぉ!? バグった!!」」
ミョンミョンミョンミョンミョンミョン(ナギの手から出ている謎の怪ビームが召喚士の頭に当たっている)
「久しぶりですね、弟くん」
「ああ、久しぶりだな、お姉ちゃん」
「「洗脳された!?」」
洗脳? おかしなことをいうバカ共だ。ナギが俺の姉なのはギムレーがオタクなくらい当然のことなのに。
「お姉ちゃんはまた弟くんに会えて嬉しいです。ここでも一緒に世界を滅ぼしましょうね」
「「ちょっと待て」」
「おう、今度はどうした」
頭痛が痛いみたいな表情をしているエリウッドとヘクトル。
「あ〜、とりあえず確認なんだけど、召喚士は世界を滅ぼしたことあったの?」
「え? 今更だろ。そりゃあ俺だぜ? 世界の一つや二つ滅ぼしているって」
「なんつぅ説得力だ」
俺の言葉に納得した表情を見せるバカ二人なのであった。
ナギ
召喚士の(自称)姉。記憶喪失? きっと召喚士がどうにかしたんですよ。原作からして設定が語られていないってことは自由に作れってことですよね。よぉし!! 作者張り切っちゃうぞぉ! って感じで軽く異世界は滅ぼしているご様子。
すり抜けメンバー
ノーマルミルラは持ってなかったので普通に育成するかぁ、大天使は当然のように限凸。ギムレー? いませんよ。なぜがナギが迎撃体型覚えてましたけど。
姉ビーム
???「イルカを撃つからアーチャーなのです!」
どうやらナギは彼女に姉ビームを教わった模様。
そんな感じで久しぶりのガチャ小説でした。原作のキャラ設定がなさすぎてナギをキャラ崩壊に分類していいか悩みますよね。まぁ、確実に言えることは世界を滅ぼしたり姉ビームを撃つのはキャラ崩壊だということですけど。というかお姉ちゃん強すぎなんですが。守備得意個体とは言え守備40魔防41は草しか生えない。そして攻撃不得意にも関わらず50もあるって言うね。インフレが酷い……
さて、ようやく応募用のライトノベルが書き終わりました。あとは推敲しながら止まってる風花雪月を進めるだけです。
えぇ、止まってるんです。なんやかんや忙しくてここ最近は全くゲームをやれてません。そんなだから隙間時間にできるソシャゲから離れられないんだ。