召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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リバイバルガチャで再びリンちゃん(ノーマル)ピックアップ

つまりそう言うことだ。

あ、短めです。


リンちゃん10凸チャレンジ リベンジ

ヴァイス・ブレイブの大広間ではピリピリした空気が流れている。

完全に勝ち誇った表情を浮かべるリンと、笑顔で相手を殺しそうな表情をしているフィオーラである。

 「悪いわねフィオーラ。私は今日で10凸になったわけだけど、貴女は何凸だったかしら?」

 (ピキピキピキ)

リンの煽りに女性がしちゃいけない表情を浮かべるフィオーラ。

 「召喚士さん、なんてことしちゃったんですか……!!」

 「正直すまんかったと思っている」

 「全然悪びれていませんよね……!!」

リンの親友、そしてフィオーラの実妹ということで完全に巻き添えを食らったフロリーナが俺を攻めてくるが、まぁ、やっちまったもんは仕方ないよネ!!

 「え? まさかフィオーラは召喚士の妻を名乗っているのにまだ10凸じゃないの? 嘘よね、自称・妻なのに7凸で止まっているわけないわよね?」

完全に煽りに入っているリン。フィオーラの笑顔が怖い。

そしてフィオーラは笑顔で口を開く。

 「まぁ、私は初期組にも関わらず未だに5限っていうお高くて面倒な人とは違いますので」

フィオーラの反撃にリンに怒りマークが浮かぶ。

 「は? 私が高くて面倒な女とでも言いたいの?」

 「いえいえ、そんなつもりはありませんよ? ただ使えるスキルは今更疾風迅雷なだけな癖に未だに5限の椅子にぶら下がっている人より、配布の私の方がマシだと思うだけですよ」

二人は笑顔である。相手を殺しそうな笑顔である。正直に言うと今すぐにでも逃げたい。

 「まぁ、5限で10凸されたってことはそれだけ愛されている証拠よね。聖杯があればいくらでも召喚可能などっかの誰かさんより、10凸するのは大変なんだから」

 「あら? 最近は配布で有用なスキルを持っていることも多いですから人気なんですよ?」

 「は? 攻撃の紫煙が偉そうにしないでくれる?」

 「は? 疾風迅雷で偉そうな表情をするよりマシだと思いますけど?」

笑顔で睨み合うリンとフィオーラ。ちなみに俺と同じく爆心地にいたフロリーナはヘクトルの命令を受けたマシューによって救助された。何故俺は助けてくれない。

 (それは君が元凶だからさ)

 (だと思ったよ……!!)

脳内に直接語りかけてきたパントにツッコミを返す。対岸の火事である連中には俺の状況などメシウマでしかない。

そんな俺とパントとのやりとりを無視するように二人の対決はヒートアップしていく。

 「愛が試されるならスキルの量かしら? フィオーラに悪いけど、私はスキル継承された数も圧倒的よ?」

 「あら? 特に理由もなく『なんか強力そうだからリンにでも継承させるか』といった感じで産廃スキルも多いようですが?」

 「それでも使えるスキルも多いわよ?」

 「武器」

 「ぶち殺すぞ貴様」

そしてあっさりとリンの地雷を踏み抜くフィオーラ。やめてくれフィオーラ。そのツッコミは俺にも効く。ソール・カティの再錬成はよ!! もしくは継承可能な強力な武器をくれ!! なんでレイピアは継承不可なんや!!

そして笑顔で睨み合う両者。そして同時に俺の方を振り向いた。

 「「どっち!?」」

二人の質問に俺は決まっていた答えを返す。

 「ニノかな」

 「「違う、そうじゃない」」

 




リン
帰ってきたリバイバルガチャでついに10凸に到達した召喚士の自称・嫁

フィオーラ
リンが10凸に到達したことによって思いっきり煽られることになった7凸。ちなみに先にフィオーラが到達していた場合は立場が逆だった。

リンちゃんの武器問題
ソール・カティじゃそろそろ辛くなってきました。

召喚士の選択
当然のように大天使。




祝・リンちゃん10凸!!
今回のリバイバルガチャを逃すと永遠に10凸できない気がしたので持っていたオーブ200個近くをぶっこんで無事に三人お迎えして10凸しました。オーブ100個使って一人も星5が出なかった時はスマホを割りそうになりましたが無事に10凸できたのでセーフ

そして発表される封印ガチャ。キャラと性能的にイグレーヌが欲しいんですけど、オーブ残り残量は30個。死んでします

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