召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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ロリミネルバを見た瞬間にこのネタにするしかないと思いました


召喚士とロリルバ

 「ミネルバ様、こちらです」

 「う、うむ」

礼儀正しくロリミネルバ(略してロリルバ)を案内する女神(ロリ)。仲良く手を繋いでいるところとかとても微笑ましくてフィヨルムも思わず笑みが溢れてしまう。

ロリルバが加入する過程でミシェイル(敵)がイドゥンとナギによって残虐に殺害された事件が発生したが、概ねいつも通りである。ミシェイル(敵)の亡骸をみてロリルバのトラウマになったのも概ねいつも通りである。

 「ミネルバァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!」

 「あ、ミシェイル様です」

 「え?」

戦禍の連戦の前にミシェイル(敵)に言われたことを思い出して不安になるロリルバ。

フィヨルムは一瞬だけロリルバを庇った方がいいかとも思ったが、それは杞憂に終わる。

 「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! ロリミネルバァァァァァァァァ!!!!!! あぁぁぁぁぁぁぁ!!!! ダメダメダメダメ可愛いすぎるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!! あぁぁぁぁぁぁぁロリミネルバァァァァァァアッァァァ!!!!!!」

 「え、えぇ……」

そして最初とは別の意味で不安そうになるロリルバ。そんなロリルバの反応を無視して鼻から愛を撒き散らしながら頭をブンブンと振りまくるミシェイル(シスコン)。

 「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! ロリミネルバが可愛いすぎるぅぅぅぅぅぅ!!!! 語彙力死んじゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 「ぱ、パオラ」

 「だ、大丈夫です! 私がお守りします!!」

完全にキャラが崩壊しているミシェイルを怖がるロリルバは女神(ロリ)に助けを求めている。そして胸の前で小さな手を握ってふんすとやる気を見せる女神(ロリ)。ロリ主従がすでに出来上がっていた。

 「パ、パオラ。本当に幼い私と会うのか?」

 「ミネルバ様も楽しみにされていたじゃないですか」

 「だ、だが……幼い私となると……その……兄上が……」

 「き、きっと大丈夫ですよ……あ、ミネルバ様、少々お待ちください」

女神(大人)はミシェイル(シスコン)の狂態に気づくと、ミネルバ(大人)に目を瞑らせるとミシェイルを殴り倒してゴミ箱に放り込んでいる。とても主君の兄にやる行動ではないが、女神(大人)の中ではミネルバ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ミシェイルなので仕方ない。

そして対面するミネルバ(大人)とロリルバ。するとロリルバの顔がぱああっと明るくなった。

 「母上!」

ヴァイス・ブレイブの空気が死んだ。なにせ普段から『他人? どうでもいいよ』を地で行くイドゥンとナギも驚いている。

ロリルバに抱きつかれてフリーズしている主君の代わりに女神(大人)が視線をロリルバに合わせながら優しく問いかける。

 「ミネルバ様、少々よろしいでしょうか」

 「う、うむ! 貴殿は大人になったパオラか」

 「はい」

女神(大人)の優しそうな表情に緊張が和らぐロリルバ。

 「ミネルバ様がお母様なのですか?」

 「うむ! このお姿は間違いなくミネルバ母上だ。なぁパオラ」

 「はい」

優しく微笑みながら頷く女神(ロリ)。その言葉に流石の女神(大人)の表情が曇る。

 「ミネルバ様とお名前が一緒のようですが?」

 「最初は違う名前だったのだが、母上と同じ名前がいいと言ったら父上が許可してくれてな」

自慢そうに言うロリルバ。

 「お、ロリルバが無事に来たか」

 「来て速攻でロリルバとか言う渾名がつけられていることに哀れみの涙を禁じ得ないね」

 「摩訶不思議ワールドにようこそって感じだな」

そしてやってくる三馬鹿。

 「それで何かあったのでしょうか、女神様」

 「召喚士さん……! やめてください……!」

速攻で女神(大人)の前で跪く召喚士。それを必死に止めようとする女神(大人)

だがカオスは加速する。

 「父上!」

 「くたばれバカ二人!!」

ロリルバが召喚士のことを父呼びした瞬間に駆け出したエリウッドとヘクトルに絶無の書を叩き込んで殺害する召喚士。完全に手慣れている。

そして召喚士の右手とミネルバの左手を掴むロリルバ。

 「ここには父上と母上がいるのか! いいところだな!」

とても嬉しそうにしているロリルバ。ロリルバが自分と召喚士の子供だと言うことをようやく理解して顔を真っ赤にするミネルバ。そして頭痛を抑えるように片手で頭を抑えている召喚士。

 「どういうことだ、ラクチェ」

 「はぁぁぁはっはっはぁぁぁぁ!!! 流石はパパ!! この問題の鍵が誰か理解してますね!!!!」

そして爆発音とともに現れるラクチェ。腕を組んでガイナ立ちまでしている。

 「久しぶりですね、ロリルバさん」

 「おお! ラクチェか!!」

 「待てラクチェ。ロリルバってまさか……?」

召喚士の言葉にサムズアップするラクチェ。

 「ロリルバちゃんもファイアーエムブレム・ユニヴァース出身ですよ!!」

 「まさかのトンチキ空間出身か!?」

 「んま! トンチキ空間とは失礼ですね!! これは口が滑ってパパとミネルバさんは大恋愛の末に結婚したと言うことを言っちゃいそうですねぇ!!」

 「思いっきり言ってるじゃねぇか!!」

 「うん? うん? そんなこと言っていいんですかねぇ!! このことをヴァイス・ブレイブ中にバラすこともできますけどぉぉぉぉぉ?」

そして完全に有利な立場を利用して召喚士をクソ煽りをするラクチェ。

 「父上と母上はいつも仲良しだった! 私も将来こんな相手が欲しいと思った!!」

そして両親のことを自慢するロリルバ。母と呼ばれたミネルバの顔の色が真っ赤でやばいことになっている。

 「……ミネルバ様、ひょっとして満更でもないのでは?」

そして女神(大人)の言葉がとどめになって真っ赤になった顔を隠しながら走り去るミネルバ。

 「あ、母上!!」

 「ミネルバ様! お待ちを!!」

そしてミネルバを追いかけていくロリルバと、ロリルバを追いかける女神(ロリ)。無言の空間が広がる。

 「……今は避妊をきちんとしてくださいね?」

 「女神様!?」

どこかズレたツッコミをする女神(大人)と愕然とする召喚士。

 「女神様!! 誤解なのです!!」

 「誤解? ミネルバ様のことをもてあそんだということでしょうか?」

 「お待ちください!! そもそもの前提が間違いなのです!!」

 「きちんと認知はしてくださいね」

それだけ言ってミネルバを追って歩き去る女神(大人)。膝から崩れ落ちる召喚士。その姿には悲しみが満ちていた。

 (あれ? 私は何を見せられているのでしょうか)

フィヨルムの考えの答えをくれる人はいない。

 




ミネルバ(ロリ)
まさかのファイアーエムブレム・ユニヴァースからの刺客第二弾。父親は召喚士、母親はミネルバ。最初、名前は違ったが母親に憧れて同じ名前を名乗る。通称・ロリルバ

ミネルバ(大人)
まさかの子供発生。しかも悪く思っていなかった召喚士との子供で羞恥心がブレイク

女神(ロリ)
ロリルバに仕える忠実な騎士。ちなみに彼女もファイアーエムブレム・ユニヴァース出身。

女神(大人)
主君に子供がいることがちょっと嬉しい。なんとしてでも召喚士に認知させようとする

フィヨルム
完全に巻き込まれ事故。ちなみにイドゥンとナギは途中で飽きて勝手に戦禍の連戦に行った

ミシェイル
イケメン要素はなくなった




戦禍の連戦は明日からだと思っていた作者です。まさかの今日からで連日書くことになりました。ネタは決まっていたからいいんですけどね。

そして召喚士の実子登場!! 今度はミネルバ様との子供やで!! ラクチェ曰く大恋愛の末の子供だそうです!! 自分で書いておいてなんですが、召喚士が恋愛をしている姿が想像つきません。

え? ミシェイル? 原作通りですよ。
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