召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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新英雄でまさかのクリ子実装!!

そしてまさかの召喚成功!!

この運は神階までとっておきたかった気持ちはあります


召喚士とクリ子

 「本当にやるのか?」

俺は召喚室でエクラ(の格好をしているクリ子)に問いかける。

エクラは苦悶の表情をう浮かべながら口を開く。

 「確かに私が参戦することによってレズヤンデレストーカーがここに来る可能性は高まるわ」

そう言いながらエクラはフードを外す。

 「だとしても私はマルス様の家臣!! マルス様をお守りできるなら自分の被害は考えないことにしましょう!! レズヤンデレストーカーが来たらその時に考える!! 今はマルス様とシーダ様に並ぶ資格を得ることの方が重要だ!!」

ババーンという表現がつくくらいの勢いで言い切ったエクラ。だがその内容は目の前のご褒美を前に我慢できなくなった犬と同じである。

 「ちなみに本人という超強い触媒があっても沼る時は沼るからな」

 「ふ、笑わせないで」

俺の言葉を一笑に付すエクラ。

 「私の忠誠心は確率を超える」

 「こえぇよ」

実際にやりそうで怖い。

そして召喚石版を起動する。浮かび上がる青は……

 「うお! 3つもある!」

 「っしゃぁ!!」

渾身のガッツポーズを決めるエクラ。

 「これは一発で私が来る流れ……!!」

 「そうはいかんだろ」

そう言いながら石版に青オーブを叩き込む。

浮かび上がるシルエット。消えないエクラ。浮かび上がるシルエット。膝をつくエクラ。

 「……またクリスか」

 「はぁぁぁぁぁ!! 私はマルス様のウルトラゴッド忠臣のクリスちゃんじゃないですけどぉぉぉぉ!!!」

 「クリスがここにいて青を引く……そうか、ようやくカタリナストッパーとして働く気になったか」

 「秘伝書になっちゃえぇぇぇぇぇ!!!」

召喚されたロディはエクラの手によって秘伝書になった。

呼吸を整えているエクラ。俺はそれに話しかける。

 「次行っていいか?」

 「お願いします」

それからしばらくは青が出てこないことが続く。

 「ちなみにオーブが200切った時点でお前の召喚諦めるから」

 「なんでだよ!? 天井まで行こうぜ!! なんだったら天井の向こう側まで!!」

 「月末の神階英雄があるから本命はそっちだ」

 「ち、ちなみに残りオーブ残量は?」

 「209個」

 「チャンスはあと二回……!!」

エクラが何やら戦慄しているが仕方ない。通常の英雄より神階の方が確保した方がいいのだ。次の神階はアトスかなぁ。

 「召喚士!! ちょっと待ってください!!」

 「うん? ああ、まあいいが」

そしてエクラは何やら召喚石版の周囲を置き始めた。

等身大マルスの写真、等身大マルスの写真、等身大マルスの写真、等身大シーダの写真、等身大マルスの写真、等身大マルスの写真、等身大マルス&シータのペア写真。

 「……そこはお前の写真じゃねぇの?」

 「何を言っているの!? 私を呼ぶんだったら触媒はマルス様に決まっているでしょ!! それに私の写真だったらレズヤンデレストーカーが来るかもしれないでしょ!!」

 「後半が本音だな」

 「失礼ね!! 私はマルス様に関することは常に本気よ!!」

何やらよくわからないところがキレているエクラを無視して俺は召喚石版を起動する。浮かび上がるオーブ。青は3つ。

 「ち、ちなみに召喚士、3つ全部開けることは?」

 「2つまでだ。さぁ、選べ」

俺の言葉に覚悟を決めた表情になるエクラ。

 「私のマルス様への忠誠心に2つ目など不要!! 1個目で引き当てる!!」

 「いや、多分無理だぞ。確率そこまで高まってないし」

 「いざ!! 勝負!!!」

そしてエクラは勢いよく青オーブを石版に叩き込む。叩き込む威力が高すぎて青オーブは粉々になったが無事に起動できているから良しとしよう。

舞う土煙、消えるエクラ、浮かび上がるシルエット。

 「!? なんだと!?」

 「我が世の春が来たァァァァァァァァァぁぁ!!!!!!!!!!」

槍を天高く掲げて叫ぶエクラ改めクリ子。

 「みなさい、召喚士!! これは私の忠誠心の証よ!!」

 「狂信者こっわぁ……」

 「失礼なこと言わない!! おおっと!! こうしちゃいられねぇ!! マルス様!! あなた第一の家臣が今参ります!!」

そして召喚室から出た瞬間にクリ子の姿が消えた。入り口付近を見てみると落とし穴が掘ってある。

そして穴の中にいるのはクリ子とノルン。よく見るとノルンがクリ子に抱きついている。

 『あァァァァァァ!!!! クリスゥゥゥゥゥウゥゥウゥゥ!!!! 待っていたんだよ!! 私ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっxつっっっと待っていたんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』

 『クッソォォォォォオォォォォオォ!!!! カタリナがいないことに油断してノルンがいることを忘れていたわ!! あ!! 召喚士ちょっと助けて……ってコラァ!! 穴に蓋しようとするなぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

 『クリスぅぅぅ!!! ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっっっっっっっっっっっっと一緒だよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

俺が最後に見たのはクリ子の服を脱がそうとしている目がハートマークのノルンの姿であった。

 




クリス
マルス家臣筆頭(しかし忠誠心は鼻から出る

ノルン
クリスガチ勢

ロディ
クリ子が来てくれて一安心(主にカタリナが来た時の意味で




そんな感じでクリ子召喚編です。
ネタ的にクリ子は欲しいけど、オーブを消費してまで欲しいか悩んだ結果スルーしようと思ったんですが、どうせなのでオーブが200切るまで召喚するかと思って召喚したところ、九回目の召喚でログインしました。

そして今日からエレミヤ様ですね。作者は本編でエレミヤ様を仲間にしたかったマンなのでエレミヤ様は優遇されます。

この作品で優遇=いい扱いとは限らないわけですが
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