召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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神々(召喚士、レア、ギムレー)と人類(ヘクトル&エリウッド)の雑談回です


神々と人類の雑談

 「そういえばさぁ」

いつものメンツ(ヘクトル&エリウッド)にレアとギムレーの面々が俺の部屋でうだうだしていると、エリウッドが口を開いた。

全員の視線がエリウッドに集中すると、呑気な表情でエリウッドは口を開いた。

 「神様って結構人と違うものなの。うちにいる神様は戦闘狂を除けば比較的人間らしさがあるけど」

その質問に俺とレアとギムレーは首を傾げる。

 「まぁ、あんまり人間と変わらないよな」

 「しいてあげるなら寿命ですかね?」

 「あ~、それはあるよね」

俺の言葉にレアが例をあげるとギムレーが頷く。

 「我達には年齢って概念がないからなぁ」

 「たま~に人間が『私は数百年生きてきたのだ』っていきる奴いますけど、桁が足りないって話ですよね」

 「あ~、わかるわかる。俺とかそういう奴に出会ったら『じゃあこれくらいの呪いは余裕だよな!』って呪殺するもん」

 「「完全に神様視点……」」

俺の言葉にヘクトルとエリウッドがドン引きしている気がするが、レアとギムレーの神様コンビは『やるやる~』って全面同意だ。

 「あと、我的に困るの狂信者だよね」

 「召喚士にとってのエレミヤ的なやつ?」

 「そうそう、どの教団にも一定数いるんだよね。我が困ったのはこっちが求めていないのに生贄を捧げようとしてきた時だよね」

ヘクトルとエリウッドはすでに引いているがギムレーは言葉を続ける。

 「我は生贄なんかいらないからとりあえず指導者に天罰下して爆発四散させたら生贄の数が足りなかったって勘違いされてさぁ、さらに生贄の数増やしてきたからその指導者も天罰で爆発四散させたらまた勘違いされて……の繰り返しで一個の教団潰しちゃったことあるんだよねぇ」

 「あ~、わかります。私の場合大司教も兼任していたんで直で信者と関わったんですけど、頻繁にこっちの教示を自分に都合の良い解釈してやろうとするんですよね」

 「ちなみにレアさんはそういう信者はどうしてたんだ?」

ヘクトルの言葉にレアは爽やかな笑みを浮かべる。

 「行方不明になってもらいました」

 「「こわ!!」」

 「神様なんてこんなもんだよ」

俺の言葉にますますドン引きするヘクトルとエリウッド。

 「そういえば我も人間に疑問なんだけど」

するとギムレーが手をあげながら質問する。

 「どうして人類って短い寿命をさらに削って働くの?」

 「いや、普通に食べるためとか生きるためでしょ」

 「? 食べるとか周囲のマナ食べればよくない?」

ギムレーとエリウッドはお互いに不思議そうな表情をしているので俺が口を挟む。

 「ちなみにギムレー、人類は周囲のマナを食べることはできない」

 「マジか!?」

 「そしてエリウッド、俺たち神々は周囲の魔力からマナを食べて生きることが可能だ」

 「マジで!?」

俺の言葉にギムレーとエリウッドはダブルで愕然とした表情を浮かべる。

 「待てよ、でもお前ら普通に食堂で食事しているよな? なんでだ?」

 「ん~、なんと言いますか私達の『食べる』って一種の儀式みたいなものなんです。『食べる』を通して現実に降臨しているのを確認する作業と言いますか」

 「じゃあ食べなくても問題ないのか?」

 「まぁ、極論するとそうですね」

ヘクトルの言葉にレアが同意する。するとヘクトルが真剣な表情を浮かべた。

 「それじゃあこれからシーダが作ったメシマズ料理処理は神々担当で」

その言葉に俺、レア、ギムレーが手でバツ印を作った。神々だって美味しいものを食べたいのだ。

とりあえずお茶を飲んで一息吐くと今度は俺が口を開く。

 「それと自分の信者には基本塩対応になるよな」

 「「あ~、わかるわかる」」

俺の言葉に全面同意するレアとギムレー。

その反応に不思議そうにしたのはエリウッドだ。

 「そうなのかい? 普通だったら自分の信者は甘やかしそうなものだけど」

 「いや、普通の信者は可愛いんですけどね。中には『私は神の声を直接聞いたのだ。だから私の言葉は神の声』とか調子こく奴がでるんですよ。で『それじゃあこれくらいの試練突破できますよね』って感じで試練与えるとま~死ぬ」

ヘクトルとエリウッドはドン引きだが俺とギムレーは全面同意である。

 「わかるわかる。我も『そこまで言うならこれくらいの試練突破しろよ』と思って炎の海に叩き落したら即死したことあったなぁ」

 「あとあれも楽しいですよね。神の遺産があるって適当なこと言って作った遺跡に狂信者とかトレジャーハンターを大量に放り込んでどんどん殺すゲーム」

 「ああ!! それ我もやった!! どんどん同じ死に方するから超笑えるよね」

 「二人ともそんな目で俺を見るな。俺はやっていない」

レアとギムレーの会話にヘクトルとエリウッドから絶対零度の視線を向けられるが冤罪である。

 「いや、でもお前エレミヤに対して似たようなことやってんじゃん」

 「あいつもやばいよなぁ。生かしておいたらやばいと思って殺す試練与えているのに喜び勇んで突破してくんの」

 「ああ、エレミヤはやばいですね。あの手のタイプは神の試練で殺そうとしても大喜びして死ぬタイプですよ」

 「で、生き残った奴に限って英雄を超えた英雄レベルの強さになって死後神様に祀られる奴だよね」

 「そろそろ素手でイドゥンに挑ませるかぁ」

レアとギムレーの言葉に俺は次のエレミヤに対する試練を考える。あいつ俺が課した試練を突破するたびに勝手に凸が進むからな。

そこから俺とレアとギムレーはどうやってエレミヤを殺すか相談し始めると、ヘクトルとエリウッドはドン引きしているのであった。




召喚士
人間からの成神だが純粋な神の側面もある神様。最近の趣味はエレミヤを試練と称して殺すこと

レア
自分を祀る宗教の大司教を務めていた神様。信者に対して色々やったらしい

ギムレー
邪神。生贄はいらない派

ヘクトル&エリウッド
神々にドン引き

エレミヤ
着実に神に近づいている狂信者





そんな感じで神々の雑談話です。
神様なんて基本ろくでもないんでやっていることはほぼ邪神。いい神様はナーガやドーマ。二柱は信者にも優しい。ほかの神々は基本信者に対しては塩対応。

書いといてなんですけどあまりできよくなかったですねぇ。まぁ、次回の自分に期待しておきましょう
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