地球全土を巻き込んでの最大規模の聖杯戦争。それを引き起こしたのはとある人物であった。
彼を殺すために召喚される英雄、神霊達。
「貴方は師であるケイローンの友である人だ。だが、貴方は道を踏み外した。ならば師に変わって私が貴方を止めよう」
セイバー ギリシャの大英雄 ヘラクレス 参戦!!
「シンよ。私はお主を殺し、お主の魂を永遠に私の手元に置こう」
ランサー 影の国の女王 スカサハ 参戦!!
「ふ~む、僕はあるいは君がカルキなのではないかとも思ったが、滅ぼす側だったか。まあ、いいさ。バラモンである君という友を殺すのは気が進まないが、君が人類を滅ぼすというのなら止めなければならない」
アーチャー ヴィシュヌのアヴァターラ パラシュラーマ 参戦!!
「晩鐘の鐘は鳴った。外道たる貴様が生きる場所はない」
アサシン 暗殺教団の神 山の翁 参戦!!
「貴方はわたくしたちに鉄を教えてくださった。そのために一時期とはいえわたくしたちは強大な力を手に入れいましたわ。その恩は確かにあります。ですが、貴方が人類を滅ぼそうとするのなら、わたくしはそれを止めてみせましょう。それが我らスキタイ流の恩返しですわ」
ライダー スキタイの女神 アピ 参戦!!
「黄帝との闘いでは貴様の横やりで俺は敗北した。阿頼耶に感謝しなければ!! 復讐の機会を与えてくれたことにな!!」
バーサーカー 中国の戦神 蚩尤 参戦!!
そしてすべての者から命を狙われる存在。その男はただ一人山頂に立っている。フードを深くかぶりその表情は伺いしれない。
「お~、お~、俺を殺すためだけにずいぶんと豪勢なメンツを揃えたな。むしろスカサハとパラシュラーマが出張ってきたことが驚きだ」
その呟きと共に風が吹き、男の顔が現れる。
片眼鏡をかけた平凡な顔立ちをした男。
しかし、その瞳は黒く淀んでいる。
「人類よ、お前たちに生きる価値はない。お前たちは滅びるべきなんだ。お前たちが現れてから数千年。俺はお前たちを見つめ続けてきた」
「そして結論した。お前たちは存在するべきではない。阿頼耶がそれをしないというのなら、阿頼耶の化身たる俺がそれをしよう」
「さぁ、人類よ。滅びの時だ」
キャスター/ビースト 人類の敵 軍師 参戦!!
地球を舞台に戦う神々!!
「俺の邪魔をするなセイバーぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「見境なしとはな……!! 貴様も止めるぞバーサーカー!!」
愛のために男を殺そうとする女と、恩のために男を殺そうとする女
「私にはもうシンしかいないのだ!! そこをどけライダー!!」
「わたくしたちの時代は終わったのです。貴女も殺し、彼も殺す。それで神々の時代の終焉としましょう、ランサー」
逃がしたことを後悔する神と、彼と共に歩んだ神
「奴を取り逃がしたこと。それが私の失態だ、アーチャー」
「だからと言って態々殺しに来るとは生真面目だね。少しは彼を見習ったらどうだい、アサシン」
神々の戦いで割れる大地、干上がる海!!
「ああ、やはり最後に残ったのはお前だったか。だが術式はすでに最終段階に入っている。止めるのか? 止めるのだろう!! それが貴様の召喚された理由なのだから!!」
そして最後の戦いの場で待っていたアーチャー。
「さぁ、始めよう!! 人類が生き残るか滅ぶのか!! それはこの一戦にかかっている!!」
地球最大規模の聖杯大戦がついに決着!! 果たして人類は生き残ることができるのか!?
20XX年 劇場版 召喚士と英雄の日常外伝~聖杯神話大戦~
Comming soon.....
「……パント、これなんだ」
「いや、君の知り合いに声かけたらこんな映画作れないかと思ってね」
「たぶんパラシュラーマと蚩尤はノリノリでやってくれるだろうが、山の翁は無理だろ。ヘラクレスは……まぁ、ケイローンに頼めば大丈夫だろうな」
「アピさんとスカサハさんは?」
「俺が頼めばたぶんいける。スカサハに関しては俺の貞操の危機だが」
「それじゃあいつも通りだね!!」
「ぶっとばすぞ」
聖杯神話大戦
軍師(召喚士)が引き越した人類を滅ぼすための儀式。最終決戦までに人類の九割が滅んでいる。
聖杯神話大戦の舞台にされた地球
「お願い!! よそでやって!!」
そんな感じで聖杯戦争(劇場版予告風)編です。
FEの小説にも関わらずまったく出てこないFEキャラ。最初は烈火のキャラで聖杯戦争をしようと思ってその構想もあったのですが、そっちはどう転んでもコメディにしかならないので神話の神々に出張ってもらいました。
以下、軽い説明
ヘラクレス:言わずとしれたギリシャの大英雄
スカサハ:ケルト・アルスター神話のウルトラ超師匠。見えている地雷
パラシュラーマ:クシャトリヤ(騎士階級)絶対に許さないインド神話のウルトラ超師匠
山の翁:FGO出演のじぃじ
アピ:遊牧民族の祖であるスキタイの女神
蚩尤:黄帝に敗れた中国神話の戦神
こんな面々と交流のある召喚士って何者だよ……