召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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ひゃっほぉ!! シャミアさんがいるじゃねぇか!!


女神の僕ガチャ

 「楽しいガチャタ~イム!!」

 「「イェー!!」」

俺の宣言に合いの手を入れるヘクトルとエリウッド。

 「今回は女神の僕ガチャということで触媒にこいつを連れてきた」

 「女神って誰って? そう私です!!」

自信満々に水着姿で宣言するレア。

 「今回のガチャはこいつの関係者。こいつがいればすんなりと召喚されるって寸法よ」

 「ふふふ、任せておきなさい召喚士。私がいるからには素直に召喚されることは確実です!!」

俺とガッチリ硬い握手を交わすレア。

 「それでも爆死をするのが召喚士だよね」

 「本当にそれな」

 「バカ二人はシャラップ!!」

確かにいつもは沼って死ぬことが多いが、今回は大丈夫!! 何故って。

 「セテスとフレンに関しては俺も関係者!! さらにレア曰くシャミアは俺の弟子らしい!! つまり俺とレアによって触媒力は二倍!! こいつは確実に召喚される!!」

 「ふぅぅぅぅぅぅ!! その一切根拠のない自信!! あなた本当にグラーフですか!!」

 「ガチャに関しては読みなんてできないからな!!」

いやマジで日本はガチャを規制したほうがいい。

 「そんなわけで召喚石板起動!!」

 「はい!! 召喚士!!」

 「なんですかレアくん!!」

 「引く色は何色ですか!!」

 「赤以外!!」

そして浮かび上がるオーブ。

赤二つに無色二つ、そして青一つ。一番欲しい緑がなかった。

 「ごはぁぁ!!」

 「「「召喚士の不幸で飯がうまい!!!」」」

とりあえず無色と青を開けて次のガチャである。

浮かび上がるオーブ。

 「いよぉぉぉぉぉぉし!!!!!」

ガッツポーズする俺。ブーイングする三人。

緑3つに無色二つだった。

そして緑を開けていく。

石板に吸い込まれるオーブ、巻きあがる煙、浮かび上がるシルエット。

 「シャミアという。セイロス騎士団で…狙撃手をやっている。射落としてほしい首でもあるのか?」

 「勝った!!」

 「「バカな!!」」

やってきたシャミアにコロンビアポーズを決める俺。愕然とした表情を浮かべるバカ二人。

 「よくやってきてくれましたね、シャミア」

 「待ってくれレア様。突っ込みどころが多すぎる」

レアの言葉に頭痛を抑えるように米神を叩くシャミア。

 「? どこかおかしいところでも?」

 「とりあえず一番気になっていることを聞くが……」

そしてシャミアは真剣な表情で俺を見てくる。

 「なんで師父が生きているんだ?」

 「おいおい聞いたかヘクトル、エリウッド!! ついに俺の死を信じてくれる奴がいたぞ!!」

 「可哀想に、脳の病気なんだね」

 「こいつが死ぬとかありえないのにな」

ガンのくれあいをする俺たち。その横でレアが俺という存在をシャミアに説明している。そしてシャミアは納得した表情をした。

 「そうか。師父が普通の人間……いや、人だと思ったことはないんだが、やはり高位存在だったのだな」

 「「召喚士が人間扱いされてなくて草」」

 「解せぬ」

何故だ。俺はこんなにも人間をやっているというのに。

そしてシャミアは真剣な表情で言葉を続ける。

 「もう一つ。何故レア様は水着なんだ?」

 「さぁ召喚士!! 召喚を続けますか!?」

 「無視か」

 「シャミアが個体値クソだったから天井で二人目もらうために召喚続行だおらぁ!!」

 「師父もどういう意味だ」

攻撃↓は許されないということだ。

シャミアを嘆きを無視して俺は召喚石板を起動する。するとシャミアは呆れながら壁に背を預けた。

それにエリウッドは声をかける。

 「あれ? シャミアちゃんはもう出て行ってくれても大丈夫だよ?」

 「私は師父の護衛だ。近くにいるさ」

 「その護衛が今まさに吐血してるけどな」

 「それは私の管轄外だ」

 「マッスル王ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」

 「はははははは!!! 体を鍛えろ召喚士!!!!」

とりあえずすり抜け召喚されたカイネギスを秘伝書にしながら召喚続行である。

それからしばらくはすり抜け祭りである。闇落ちカム男、伝承ディミトリくん、リンカが来たが即座に秘伝書にしておいた。

そして再び緑を叩き込む。

吸い込まれるオーブ、舞う土煙、浮かび上がるシルエット。

 「……師父、これはいったいどういうことなんだ」

 「ひゃっふぅ!! 二人目ぇぇぇぇ!!!」

 「無視か」

壁際にいたシャミアが再び召喚された。微妙な個体値だが攻撃↓が消せるので良しとしよう。

 「次は青だぁ!!」

 「「「やってこい子安!!!!」」」

 「子安って誰だ」

シャミアの当然の突っ込みはスルーして俺は青のオーブを叩き込む。

吸い込まれるオーブ、舞う土煙、浮かび上がるシルエット。

 「私はセテスというすまない召喚される世界を間違えたようだ」

 「安心しろ、間違っていない」

 「何故貴様がいるのだグラァァァァフ!!!!!!!」

 「俺が英雄だからさ」

 「この世界は間違っている!!」

世界が憎いとばかりに地面を叩くセテス(胃痛枠)。それを見て愉悦の表情を浮かべる俺とレア。

 「そんなこと言っていいのかセテス」

 「そうですよ、貴方の弱みを私達は大量に握っているというのに」

 「このクソどもがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バチグソにぶち切れながら俺の胸倉を掴み上げるセテス。そしてセテスは何かに気づいた。

 「……待て、何故レアはそんな恰好をしている?」

 「さぁ、召喚士!! あとはフレンだけですよ!!」

 「また貴様は威厳を投げ捨てるような真似をしやがったなぁぁぁぁぁぁ!!!!」

血圧が上がりすぎたセテスは吐血してぶっ倒れた。俺が指を鳴らすとパーフェクトメイドフローラがセテスを医務室に搬送していった。

 「……師父、今のメイドは?」

 「パーフェクトメイドだ」

 「メイドは普通はあんなに気配を消せない……!!」

 「すげぇ、召喚士の弟子なのに常識があるぞ」

 「生徒たちはみんな普通に反応していたからね」

俺の弟子なのに常識があるなんてシャミアはすごいな。

ちなみにそれ以降は星5が出なくて無事に天井に到達した。

 「誰をもらうんですか?」

 「フレンだな。知り合いだし」

 「カトリーヌもいい子ですよ?」

 「レア様それはやめたほうがいい」

シャミアの言葉に全員の視線がシャミアに集中する。全員の視線を受けながらシャミアは口を開く。

 「たぶんレア様の姿をみたら卒倒する。そしてせめて威厳を保ってくれと懇願すると思う」

 「召喚士、フレンにしましょう」

 「貴様絡まれるのが面倒になったな」

そんな会話をしながら無色のオーブを叩き込む。

吸い込まれるオーブ、舞い上がる土煙、浮かび上がるシルエット。

 「わたくし、セテスの妹でフレンと申します。なんとなくま!! シャイカーさんとレア様じゃないですか!! ということは新作が読めるのですわね!!」

 「「「新作?」」」

俺とヘクトルとエリウッドの問いにフレンは100%天使の笑顔で口を開く。

 「男性同士が濃厚に絡み合う漫画の続きですわ」

 「「「腐ってやがる……!!!」」」

俺たちの言葉にレアはサッと顔をそむけるのであった。




シャミア
短い時期だが召喚士に教えを受け、生き延びることができたので召喚士に恩を感じている。そのために召喚士の護衛及び諜報員になる。

セテス
風花雪月世界の胃痛枠

フレン
腐っている女の子。



そんな感じで女神の僕ガチャ結果です。

天井までに出た星5はシャミア二人、カイネギス、伝承ディミトリ、闇落ちカム男、リンカというかなりの好結果。しかも二人目シャミアとカイネギス、伝承ディミトリは同時に召喚されるミラクル。ちなみにセテスさんは星4です。

三人も外道、フォドラに立つルートからの参戦。やったねセテスさん!! 胃痛の種が増えるよ!!

フレンが腐っている理由? 作者のフレンを見た第一印象だよ
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