召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

192 / 219
祝! ソーニャ様実装!!

作者はずっと待ってた(なお、キャラは壊す模様


召喚士とソーニャ

 「本当に大丈夫ですかソーニャ様?」

ウルスラの問いにどうみても痴女な恰好の美女は不適に笑う。

 「安心しなさい、ウルスラ。このソーニャが無策で来ると思って?」

 「ソーニャ様!!」

ソーニャの言葉に顔を輝かせるウルスラ。

 「19651通りよ」

そして指を一本立てながら語るソーニャ。

 「19651通りのニノの可愛さを計算しつくしたわ」

 「流石ですソーニャ様!!」

ソーニャ様は黒い牙ブレンダンの後妻である。それ即ち『ニノちゃん大好きクラブ』である。

え?原作はニノを虐待していた?そんなバカな。

閑話休題

そしてソーニャは不適な笑みを崩すことなく言葉を続ける。

 「そして19651通りの私の鼻血死を確認したわ」

 「流石ですソーニャ様……!!」

どうあがいても待っているのは鼻血死である。だが、そのために生でいる大天使と会わない?

それは黒い牙にはありえないことである。

少しだけ戸惑ったウルスラであったが、ソーニャが覚悟を決めた表情をしているので扉を開く。

扉の中にはロイドやライネス、ラガルド達に甘やかされるニノの姿があった。

サンタコスの恰好をしたニノがいた。

 「ぶはぁっ!!」

 「ああ!! やっぱりあの愛らしさにはソーニャ様も耐えられなかった!!」

 「言ってる場合か蒼鴉!! やばい致死量の鼻血だ!! ライナス!!」

 「わかってる兄貴!! クソ!! 鼻にいくら詰め込んでも止まらねぇ!!」

ソーニャの鼻に大量にティッシュを詰め込むライナス。だが、詰め込んだところからティッシュは鮮血に染まる。

そして焦った様子でソーニャに近寄ってくるニノ(サンタコス)

 「お母さん大丈夫!!」

 「ぶっばぁっ!!」

 「クソ!! ラガルド!!」

 「あいよ。ニノはちょっとこっちに来てようなぁ」

ラガルドに付き添われる形でニノはソーニャから離される。その顔が心配に染まっているのを生暖かい瞳で見つめるウルスラ、ロイド、ライナス。

 (かく)

 「「「あ」」」

そしてその隙に鼻血失血死を遂げるソーニャ。その顔はどこか満足気であった。

 「あ~あ、やっぱりソーニャ様はソーニャ様だったわね」

 「言ってる場合かよ蒼鴉。兄貴、パントの旦那に連絡は?」

 「今してる……あ、返信だ。『私より適任者がいるからそちらに向かわせた』だとさ」

パントの通信に首を傾げる三人。なにせ元居た世界ではニノと会話するたびに鼻血失血死を遂げるソーニャをそのたびに生き返らせていたのはパントであった。

パント曰く『ソーニャは超古代文明の人型兵器だから調整が難しい』とのことであり、あまりにも鼻血失血死をするのでついには呆れて生き返らせることを諦めた黒い牙の面々である。

 「あたらしくやってきたエルクのことか?」

 「こう言ってはなんだけど、あの坊やは未熟よ」

 「パントの旦那が特殊すぎるだけじゃねぇの?」

ロイドの言葉にウルスラが否定し、ライナスがもっともなことを言う。

 「お~っす、なんか面白い人型兵器が見れるってパントが言っていたから見物に来たんだが」

 「あら、召喚士」

そこにやってきたのは烈火汚染の諸悪の根源である召喚士であった。

三人が黙ってソーニャの亡骸(表情は超満足気)を指さすと、召喚士はソーニャの側に座る。

 「これまた懐かしいな」

 「ソーニャだからな。お前さんには懐かしいか」

 「いやいや、そういう意味じゃない」

ロイドの言葉に召喚士は否定する。

 「ソーニャは俺がブラミモンド時代に作り上げた正式名称・対人類滅亡人型兵器エレブ壱式なんだよ」

衝撃の新事実!! ソーニャは召喚士が対人類滅亡のために作り上げた人型兵器であった。

ソーニャの側で術式を展開し、ソーニャの調整をしながら召喚士は言葉を続ける。

 「作った後に『あ、これリンやフィオーラにばれたら折檻案件』だと思って封印しておいたんだけどな。たぶんネルガルがたまたま見つけて起動、利用していたんだろうな。俺も作った後に『あれ? これソーニャじゃね?』と思ったんだがまぁ、いいかと思って」

 「相変わらず倫理観が欠如してんな」

召喚士の言葉にライナスが突っ込む。だが、今更倫理観を突っ込んでも仕方ない。召喚士とパントとカナスは一人一人でも倫理観の欠如があるのに三人揃ったら最悪である。

 「ほい、できた。起動、と」

召喚士が術式を入力し終わると、ソーニャが眼をくわっと開く。

 「ニノはどこ!?」

 「お前は創造主に対しての第一声がそれでいいと思ってんの?」

 「あら、マスター……マスター呼びして大丈夫かしら?」

 「問題ない。ここの連中は俺がブラミモンドってことを知ってる」

 「ならマスター。ニノはどこ?」

創造主たる召喚士に対してもニノの行方を尋ねるソーニャ。

 「つぅかなんでソーニャはそんなにニノに甘いんだ? 最初からだったよな」

 「それお前らが言う?」

ニノに対してダダ甘なリーダス兄弟が言っても説得力がない。

 「それは私の設計段階で『ニノの保護が最優先、他は流れで』って設計されてるからよ」

 「「「よくやった」」」

 「だろ?」

ソーニャの言葉に召喚士の肩を力強く叩く三人。そして頷く召喚士。

 「ところでマスター」

 「なんだ?」

改まった表情で召喚士を見るソーニャ。そしてソーニャは重々しく口を開く。

 「ニノのスキルについてですか」

 「逃げるな死神!!」

 「野郎!! 今日こそぶち殺してやる!!」

ソーニャの言葉に不穏なことを感じ取ったのかその場から速攻で逃げだすジャッファ。それを殺す表情で追いかけるリーダス兄弟。

そしてジャッファは召喚士の魔術で即座に捕獲された。

 「で?」

 「死線……とかいいと思うんですが」

 「なるほど。ちょうど、ここにいい素材がいるな」

全員の殺す視線を受けてジャッファは気絶するのであった。




ソーニャ
召喚士がブラミモンド時代に作り上げた古代兵器。正式名称・対人類滅亡人型兵器エレブ壱式。ニノを見ると致死量の鼻血を吹いて死ぬ

召喚士
ブラミモンド時代に調子に乗って人型兵器を作ったが嫁’sにバレたら折檻案件だと気づいて封印した

黒い牙
安定のニノちゃん大好きクラブ

ジャッファ
ギリギリのところでニノに助けられる

ニノ
大天使



祝!! ソーニャ様実装!! 作者はこの日のために聖杯をため込んでいたのでソーニャ様を10凸しますよぉ!!(なお、羽は圧倒的に足りない

ちなみに先日の烈火ガチャでは無事に天井で全員揃いました。翌日のソーニャ様実装に作者のモチベーション全部持ってかれましたが。

え? ソーニャ様はニノちゃん大好きですよ? 虐待なんてツンデレレベルですよ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。