召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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ハピちゃん欲しいなぁ。青だけでここ(25回)まで来たから天井で確実にもらうために全開けするか

ムスペル、闇落ちマリータ、エフラム(ノーマル)の三枚抜き

はぁ?


召喚士とムスペル

 「どういうことやどぐされ外道!!」

俺が部屋でセイロスと二人でドカポンをやっていてリアルファイトになっているところにやってきたのは原作で神様設定のくせに祝福すらついていない状態でやってきたムスペルであった。

俺とセイロスは同時に口を開く。

 「「どうした似非ヤンキー」」

 「え、似非ちゃうわ!! わいはマジもんのヤンキーや!!」

その言葉に即座にウザがらみをする態勢に入る俺とセイロス。

 「ちょっと聞きましたセイロスさん。あの似非ヤンキー自分のことマジもんのヤンキーだと思っているようですよ」

 「信じられませんわグラーフさん。私の記憶が確かならあの似非ヤンキー神々会議でギムレーから借りたBOYにハマって急に口調とかを変えましたわ」

 「なんでや!! 晴矢最高やろ!!」

 「「お前が喋ると雑魚感が半端ない」」

 「なんやと!! おどれら喧嘩売っとるんか!!」

 「『お前は俺の炎だ』」

 「マジですいませんでした」

ムスペルの最高黒歴史であるポエムを大声で発表しようとしたら即座に土下座されたので『マル秘!! 黒歴史手帳(神々編)!!』を懐にしまう。

 「で? どうした?」

 「そ、そうやった」

俺の言葉に起き上がりながらずびしと指を突きつけてくる。

 「ここにニフルがおらんてどういうことや!! わいはおどれがおるからニフルもおるもんやと思って召喚に応じたんやぞ!!」

 「あれ? 俺ってニフルと神話で特殊な関係だったか?」

 「忘れたんか!? おどれとニフルは人間供に兄妹神設定にされてたやないか!?」

 「あ~、思い出しました。確かその神話だと私が長女で二番目グラーフ、末妹がニフルでしたね」

 「あれ~? そんな神話あったか……?」

割とニフルは俺に当たりが強いのでそんな仲良い神話あったか記憶にない。

 「まぁ、世界広い人類の神話群の中でも特にマイナージャンルですからね。私も忘れてましたし。と言うかあの神話だとお母さまがいないんですけど。絶対に許さんぞ人類」

人類を呪い始めたセイロスを無視して俺はムスペルに告げる。

 「俺は俺に優しい人を召喚したい。ニフルは俺に当たりが強い。それが理由だ」

 「クズの発想やないか!!」

 「え!? まさかムスペルこいつが神格者だと思っているんですか!?」

セイロスの言葉にものすごく味わい深い表情になるムスペル。自覚はあるがクズにクズ宣言されるほどむかつくことないな。

 「第一さ、お前ニフルに嫌われてるじゃん」

 「そ、そんなことあらへんわ!! ニフルとはちょっとギクシャクしとるけど仲良しや!!」

 「いや、会って速攻で殺人級のブレス吐かれるのは完全に嫌われてる」

 「あれはニフルの不器用な愛情表現や!! それにわいがニフルに嫌われる理由がない!!」

自信満々のムスペル。仕方ないから現実を突きつけるか。

 「ニフルが大事に最後に食べようととっておいた天ぷらを『お、ニフル天ぷら嫌いなんか。わいが食ったるわ』と食べて世界崩壊」

 「食べ物の恨みって怖いですねぇ」

 「げふ」

ボディーにいいのを食らったように後ずさるムスペル。

 「ニフルが発売を楽しみにしていたプラモデルを転売のために買占め」

 「転売ヤーは死ぬべきですよね」

 「ごふ」

 「さらに素人ニフルを遊戯王カードでふるぼっこ」

 「大人げないの権化」

 「がっふ」

 「そしてとどめにニフルが可愛がっていた人類を嫉妬心から殺す」

 「これでニフルの好感度が下限突破しましたからね」

ついに床に倒れこんでびくんびくんしているムスペル。

だがムスペルは勢いよく起き上がって叫ぶ。

 「なんでニフルは人間殺したくらいであんな怒るんや!! 人間なんて放っておいたらぽこじゃか増えるやないか!! わいだって悪いと思ったから変わりの人間用意したんやぞ!?」

 「本当、ムスペルはそういうところある」

 「自覚症状なしが一番困るわよねぇ」

こいつの一番ダメなところは本気で変わりの人間用意したからオッケーだと思っている点である。

まぁ、割と神様連中にはこういう考えが多いわけだが。

 「いや、お前どう考えてもニフルは諦めろって」

 「そうですよ。神々会議で何回『ムスペルとニフルは夫婦神にすべき』って議題だすんですか。他の神々からのあだ名知ってます? 『似非ヤンキーヘタレストーカー』ですよ? 女神連合にあなた目の敵にされてますよ」

 「わいが何をしたっていうんや!!」

本気で悔しがって床を叩くムスペルだが、色々やらかしているからニフルに蛇蝎のごとく嫌われいるという自覚を持って欲しい。

 「それと、ムスペル。お前はニフルのことより自分の命の危険をどうにかしたほうがいい」

 「は? 何の話や?」

 「邪魔するぞ」

本気でわかっていない表情をする後ろからスルトが入ってくる。

そしてムスペルをみた瞬間に体から怒りのオーラが立ち上った。そのオーラは『殺す』という殺意しかなかった。

その殺意にドン引きしながらムスペルは口を開く。

 「え~と、こちらのお方は?」

 「お前が無理矢理眷属にしたレーギャルンの父親だ」

速攻で逃げようとしたムスペルの腕をスルトは掴む。

 「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 潰れとる!! 捕まれた部分が握りつぶされとる!!!!!!!」

 「そうか……貴様がレーギャルンに付きまとっているクソ神か……」

 「いやぁぁぁぁぁ!!!! 圧倒的殺意ぃぃぃぃぃぃいぃぃぃ!!!!!」

 「ちなみに殺意だけじゃなくてスルトは破神の魂の持ち主だ」

 「やったねムスペルちゃん!! 命が消えるよ!!!!!!」

 「いやそれ神々に封印指定される魂!!!!! なんでそんな危険人物が野放しなのよここ!!!!!!!」

 「? 何を言っているかわからんがとりあえずこい。話し合いの時間だ」

 「絶対に話し合う気ないやろ!!!!!!!! あああああああああああ!!!!!!! 頭蓋がミシミシ言ってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」

悲鳴を上げながらスルトによって連れていかれるムスペルの冥福を祈る俺とセイロスであった。




ムスペル
ヤンキーに憧れるダメ神。ニフルのことが大好き。でも愛情表現が小学生低学年

ニフル
ムスペル絶対許さない女神。見的必殺(相性的意味でも

スルト
娘が突然知らない神の眷属にされて激おこインフェルノぷんぷんドリームパッパ

破神の魂
神々を消滅させることが可能な魂。これの持ち主がいると普通に世界が終わりになるので神々によって魂だけ封印される。スルトパッパはドーマが寝ぼけて解除しちゃった。他の持ち主は世紀末王妹・ギネヴィア



そんな感じで久々の更新です。
ハピちゃん欲しいなぁ、と思って青ガチャ回していたらギネヴィア様と闇落ちカム男の連続すりぬけで怒りが有頂天になったところに天井狙いで全開け開始した途端にやってきたダメ神ムスペルくん

割と戦禍の連戦やってる時からムスペル→ニフルの印象がついてしまっていました。ニフルちゃんのことが大好きなムスペルくん。でも好意の示し方が小学生
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