召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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皆さん大好きこの作品の破壊神が開花英雄になって登場

そして作者は無事に召喚成功しました


やつがくる……!!

さて、新ガチャの時間である。今日も今日とて俺は蓄えていたオーブを抱えて召喚室へ。お供はいつものバカ二人である。

 「いやぁ、でも封印ガチャか。ニイメさんとか来たら君らマッド魔術師組のいいストッパーになるんじゃないかい?」

 「エリウッド、お前もあの婆さんがどんなか覚えているだろう。本当に俺達のストッパーになると思うか?」

 「いけないね。即座に最大規模での被害に対する金額を計算し始めてしまった」

なんか想いを集めてでいい人ムーヴをしようとしているババアだが、あのカナスの母親の時点でまともではないのだ。

顔を顰めているエリウッドの隣で今度はヘクトルが口を開く。

 「だったらヒュウはどうだ? カナスの息子だし、リリーナに聞いた感じまともだからストッパーになるんじゃねぇか?」

 「パントとカナスの魔術実験にドン引きして闇魔法から逃げた人間の発言を俺達が聞くと思うか?」

 「そりゃぁ駄目だ」

まったく、聞いた限りだがたかだか人体実験程度で逃げ出すとは根性のない奴である。

 「となると狙いは……」

 「開花イドゥン一点狙いだ」

俺の言葉に真面目な表情で無言になるバカ二人。

そしてヘクトルが口を開く。

 「……それ大丈夫か?」

 「大丈夫、大丈夫。世界が滅びるのなんか珍しくもない」

 「「それ普通じゃねぇから!!」」

二人の突っ込みは無視である。

指をピンと立てて俺は説明を続ける。

 「いいか、バカ供。確かにイドゥンは使いづらい……というかハッキリ言って自己中で自分が楽しめて尚且つ人類が可能性をみせてくれたら最高というクソみたいな神だ。だが、それを前提にしてもわが軍にとっても最高の戦力なのは間違いない。今後の戦いを考えるとぜひとも引いておきたい逸材だ」

 「「本音をのべよ」」

 「青だとすり抜けでセライナが来る可能性があるんだよ……!!」

バカ供の視線が冷たくなった気がするが俺が気にすることはない。

 「いいか……!! 実装された時はオーブがなくてスルーせざるえなかったノーマルセライナ……!! いつピックアップが来てもいいようにオーブを貯め始めたらこない……!! クソ運営が……!!」

そして俺はオーブを掲げながら大きく叫ぶ。

 「そこで俺は思いついたんだ!! 青だったらすり抜けでセライナが来る可能性があると!!」

 「来ると思うかい?」

 「こいつのガチャ運で来るわけないだろ」

 「黙ってろバカ二人!! 俺とセライナの兄妹の絆があれば天井までに絶対来てくれる……!! レッツ召喚!!」

そんなわけで召喚開始。

 「「召喚士の不幸で酒が美味い!!」」

 「黙れクソ供!! まだ10回だ!!」

本当に美味そうに酒を飲んでるバカ二人に怒鳴りながら俺は青オーブを召喚石板に叩き込む。

暗くなって星空になる召喚室。舞い上がる土煙。浮かび上がる大きなシルエット。

そして俺が指を鳴らすと同時にシルエットは出てくる前に秘伝書になった。

 「「おい」」

 「よく秘伝書をみろ。闇落ちベルクトだ。闇落ちしたことによって貧乳マニアに目覚めた輩はいらん」

ベルクトは巨乳好きでその名を轟かしているが、闇落ちしたベルクトは見事に性癖も闇落ちし貧乳マニアとなった。その関係からベルクト(ノーマル)とベルクト(闇落ち)がお互いの性癖をぶつけ合う論争はヴァイス・ブレイブでは珍しくもない光景である。

そしてそんな二人をみながら「ふ、おっぱいの大きさで優劣を決めるなんて愚かなことさ」とギムレー一段上から発言するまでが一連の流れである。

バカ供の視線を無視しながら俺は召喚を続ける。

そして13回目でそれは起きた。

みるからにやばいスパーキン!! する召喚石板。大爆発する土煙。浮かび上がるシルエット。

 「はぁぁぁっはっははははははは!!!!!! 私の名前を呼んだなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

つけていた花冠が吹き飛び、持っていた花籠もそのオーラで消し飛ぶ。

開花イドゥンの召喚である。

イドゥンがぐっと拳に力を込めたら壁が消し飛んだ。

イドゥンがフッと複式呼吸をしたら空気が破裂した

自分だけ結界を張り(バカ二人は衝撃でどっかいった)それを見ていたところ、イドゥンは俺のほうを見てきた。

 「召喚士、すぐに私が満足できる人類の英雄を用意しなさい」

 「条件は?」

俺の言葉にイドゥンはフッと笑う。

 「素晴らしい人類を、です」

 「困ったな。基本的に人類は愚かだからなぁ」

 「意見の相違ですね。人類ほど素晴らしい生物はいません」

両手を広げて恍惚の表情を浮かべるイドゥン。

 「人類は素晴らしい。追い詰められても諦めないその精神、向上し続けるその魂、勝利に対する貪欲さ、そしてそれをなしうる力強さ……素晴らしい、その魂の輝きを私にみせてください!!」

テンションが上がり切ったイドゥンをこのままにしておくと軽く世界が滅びるので問答無用で別空間に転送。そしてそのタイミングで隊員を引き連れたリンがやってきた。

 「何の騒ぎ?」

 「開花イドゥンがきた」

 「そういうことね」

瓦礫の中でも「イドゥンがきた」という説明だけで済むの素晴らしいと思う。

 「で? そのイドゥンは?」

 「強い人類を御所望だったので開花ピヨちゃんと開花レーギャルンを送っておいた」

 「……それ、二人大丈夫なの?」

 「さぁ」




開花イドゥン
破壊神。新装備でテンションうなぎ上り。ちょっとはしゃいで開花ピヨちゃんと開花ギャルねえを瀕死にした。

開花フィヨルム&開花レーギャルン
イドゥンが「強い人類」を所望したので召喚士によって強制的に開花イドゥンにぶつけられた。しかし二人で協力して生き残ることに成功した。これには開花イドゥンも大満足

セライナ
オーブを貯めてからピックアップこないんですけど



そんな感じで開花イドゥン召喚しました。本当は初日に召喚していたんですが、色々とあって更新できませんでした。

そして作者が召喚した開花イドゥンが攻撃↑の速さ↓の破壊神個体で思わずニッコリ

あと去年から通っていたバイクの免許を取得しました。エムブレマーでライダーな召喚士の皆さまは何かおすすめのバイクを教えてくだされば
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