召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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おぃぃぃぃぃ!!!オーブない時にケント実装とかふざけんな!!


あ、無事に天井して弓フロリーナ、ケント、セイン確保しました(白目


召喚士とケント

 「いや、しかし召喚士がケントをよぶなんてね」

 「リンが召喚を望んだ。俺に拒否権はない」

 「「尻に敷かれてて草」」

即座に俺とヘクトルとエリウッドで罵倒の飛ばし合いが発生したがおおむねいつも通りである。

 「そして召喚を確実にするためにこの場にリンが連れてきた」

 「まぁ、リンがいたら召喚は確実だよなぁ。まぁ! 俺はフロリーナが召喚されて満足だけどな!」

 「「その嫁はリンにべったり」」

 「お前が嫁を奪ったぐぼっはぁっ!!!!」

リンに殴りかかったヘクトルは見事にカウンターパンチをされて吹き飛んだ。

ちなみにすでに新フロリーナは召喚済みだ。その過程で赤にもオーブを突っ込んだが俺とヘクトルとエリウッドの三人では召喚できなかった。

なのでケントの主君であるリンを呼んだのである。

地面に伸びているヘクトルを無視して俺は石板を起動する。

赤オーブが2つ。

俺は正直気が進まないので赤オーブを無視したいのだが、リンが無言で「やれ」と圧力をかけてきたので俺は赤オーブを石板に叩き込む。

舞い上がる土煙、浮かび上がるシルエット。

そして現れる見るからに真面目そうな男。

 「私はキアラン侯爵家に仕える騎士、ケント。共に力を合わせ、勝利を我らの手に導こう」

 「来ちゃったかぁ……」

俺に一切視線を向けてこないクソ真面目騎士ケントを横目に俺は手で目元を覆う。

そんなケントをみてリンが前にでる。

 「久しぶりね、ケント。あなたの武勇、期待しているわ」

 「はは、この身、リンディス様のために捧げる所存です」

リンに騎士の礼をとるケント。その姿はまさに忠義の騎士であった。

そして今度はエリウッドが前にでて手を差し出す。ケントもその手をとって握手をする。

 「久しぶりだね、ケント。君が来てくれるとは心強いよ」

 「エリウッド様も御息災のようでなによりです。また共に戦えること、嬉しく思います」

力強く握手すると今度はヘクトルが前に出て手を差し出す。その手をケントは握る。

 「よう、ケント。また手合わせしようぜ」

 「ヘクトル様との手合わせは私もまた一段上にいけます。こちらからお願いしたいくらいです」

力強く握手をしてから手を放すヘクトル。

そして今度は俺が前に出て手を差し出す。

 「よ、よう、ケント。前の世界では『バシ!!』……」

俺の手を思いっきり叩くケント。その視線は冷たい。

無言の召喚室。笑いを堪えるリン、床をバシバシ叩いてお腹を抑えているバカ二人。

落ち着け、俺。俺は数多くの英雄と絆を結んだ男。これくらいのことで怒るんじゃない。

俺は気分を落ち着けると再び手を差し出す。今度は笑顔も忘れない。

 「よう、ケン『ぺっ!』……」

顔面に唾を吐かれた。

それをみて身体をまげて笑いを堪えているリン。爆笑しているバカ二人。

落ち着け、吐きつけられた唾を拭いて気分を沈めろ俺。そう。俺は人の身から神となった身。この程度の人間の無礼で気分を害するんじゃない。

そして俺は改めて笑顔で手を差し出す。

 「よ「気安く話しかけるな鬼畜クソ野郎」……」

ご丁寧に中指をたててくれるケント。

ふぅ、そうか。あくまでそういう態度をとるか、ケント。

 「うん? どうしたクソ真面目騎士。不機嫌じゃないか。リンがキアランじゃなくて俺を選んだことがそんなに不快か? ああ、それともお前が惚れていたフィオーラが俺に惚れたことか? いやぁ! 申し訳ないなぁ!!」

 「ぶち殺すぞきさまぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 「うん? どうしたケント!! いつも真面目な君らしくないじゃないか!! どうした? 言ってくれないとわからないじゃないか!! あはははははははは!!!!!!!」

俺の胸倉を掴んでぶちぎれた表情を浮かべるケント。普段クソ真面目なケントをキレ散らかせて煽るの最高にたぁぁのしぃぃぃぃぃ!!!!

そしてそんな俺とケントの間に入ってくるリン。

 「はいはい、そこまで。あまり前の世界のことをここに持ち込まないの」

 「リンディス様!! この鬼畜クソ外道を野放しにしておくのは危険すぎます!! この世界のためにすぐに処刑命令を!! そうすれば私がすぐにでも首を刎ねます!!」

 「リンが俺を殺す命令だすわけないじゃないですかぁぁぁぁ!! その程度もわからないくらいぼけちゃいましたかぁぁぁぁ!!!!」

 「ぶち殺すぞ貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

俺の煽りに即座に怒り狂った表情で俺おを胸倉を掴み上げるケント。

そしてリンが手を叩く。

 「はいはい、そこまで。ケントのレベルは……あら? すでにレベル40でスキル継承も終わってるわね。それじゃあ戦禍の連戦にいって」

 「し、しかしリンディス様!!」

 「行け」

 「ほら、さっさと行けよ忠犬」

 『ギリギリギリギリギリ』

俺の煽りに憤怒の表情を浮かべて歯ぎしりをするケント。

だが、リンが最後に声をかけると、すぐに表情を落ち着けて綺麗な礼をする。

 「では、キアラン侯爵家騎士ケント。リンディス様の命に従います」

 「ええ、お願い」

リンの言葉に再び綺麗な礼をすると立ち去るケント。最後に俺に中指を立て、睨みつけるのを忘れない。

 「あ~、面白かった」

 「相変わらず仲悪いなぁ、お前ら」

爆笑しながら俺とケントのやり取りをみていたエリウッドとヘクトルがやってくる。

 「あの~」

 「「「「あれ? セインいたの?」」」」

 「き、来て早々に相変わらず扱い悪いな!!」




ケント
リンに忠誠を誓うキアラン侯爵家騎士。真面目すぎて融通がきかない。そして過去にフィオーラに惚れていた。
どう足掻いても召喚士との相性が最悪である。

リン
本名・リンディス。忘れられているかもしれないがキアラン侯爵家の娘なのでれっきとした貴族である(しかし蛮族である

召喚士
リンとフィオーラの件があってケントとの仲は最悪

セイン
女好きなキアラン侯爵家騎士。三馬鹿の囮にされたり三マッドの実験台にされたりと基本的に扱いは雑



そんな感じでケント編です。

原作の頃から大好きだったケント。作者がソシアルナイトやパラディン好きになったのは実はケントの影響。なので召喚して速攻でスキル継承して即戦力にしました。10凸もする予定(現在1凸
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