召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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お ま た せ


万紫千紅殴り込み編
キチガイリターンズ


「バカ二人いる?」

 リンはそう言いながら召喚士の部屋のドアを開ける。

 いろいろあってアスク王国やその近隣の世界を平和にした召喚士は再びどこかの世界に飛ばされていた。残された英雄達はアルフォンスくんの「頼むから自分達の世界に帰ってくれ!」という悲鳴を無視しながら悠々自適にヴァイス・ブレイブ自治領で平和を享受していた。

 それは悪名高き烈火世界の面々も同じである。特にエリウッドとヘクトルは『勝手知ったる人の部屋』と言わんばかりに召喚士の部屋に残されたゲームや漫画を読んでだらけ切っていた。

 リンもフィオーラと共に定期的に部屋を訪れている。というより烈火世界の面々は勝手に入って私物を持ちだしたりもしている。

 それぞれの奥さんであるウルスラとフロリーナに二人の居所を聞いたところ、昨晩から二人で徹夜で死にゲーをやっているということだったのでリンも召喚士の部屋にきた。

 そして扉を開けるとリンの視線がゴミをみる眼になる。

 リンの視線を受けながら全裸のエリウッドとヘクトルは話を聞いて欲しいポーズをとる。

「どうせ一回死ぬごとに一枚脱衣とかのバカルールでやっていたんでしょ」

「「バレている……」」

 リンの言葉に二人は肩を落とすが、召喚士を含めた三馬鹿のことをよく知っている烈火組としては『お!脱衣だけとは大人しいな!』ともいえる。

 いそいそと服を着ていくエリウッドとヘクトルにリンは一枚の手紙をみせる。

「軍師から私とフィオーラ宛に手紙がきたわ」

「今度はどこの世界で女を誑し込んだんだろうね」

「あいつ人間嫌いの癖に女にフラグ建てるのうますぎるだろ」

 エリウッドとヘクトルの言葉にリンは頷きながらリンは二人に手紙を渡す。

 そしてエリウッドとヘクトルは手紙を開いて読み始めた。

『リンとフィオーラへ

 とりあえず俺は元気です。FFTの世界に行ってラムザの教師になったり、三国志の世界に飛んで鮑信殿を生き残らせたり、ポケモンのミアレシティに行って世界崩壊の危機を止めたり、エルデンリングナイトレインの世界にいって夜渡りになって他の夜渡り達と夜の王をしばいたり、エルデンリングでエルデの王になったり、ダークソウルの世界で火継ぎを終わらせたりしていたけど俺は元気にやっています。

 さて、近況はこれくらいにして早速、本題なんですがFEの新作が発売されました。わかっています!ええ!俺は金がないからswitch2は買えない!全く持ってその通り!

 そこで俺は考えました。FEの新作が遊べないならその世界に遊びにいけばいいじゃない!

 というわけで次はFE万紫千紅の世界に遊びにいこうと思っています。

 そこで提案なのですが、アスク王国で暇をしている連中……特に脳筋と腹黒とかを中心にみんなで万紫千紅世界に遊びにいきませんか?

 行く方法はパントに頼めばどうにかしてくれると思います。

 それじゃあ俺は一足先に万紫千紅世界に遊びにいっているんで!現地で合流な!』

 手紙を読み終えるとエリウッドのヘクトルは深いため息を吐く。

「全く……後輩に迷惑をかけるものじゃないというのに……」

「全くだぜ。ここで俺達が出張ったら現地組に迷惑だろ」

「じゃあ行かないのね?」

「「面白そうだから行こうぜ!」」

 リンの言葉に二人はいい笑顔で答えると肩を組んで歌を歌いながら部屋から出ていくのであった。

 それを見送ってリンも溜息を吐く。

「全く、やっぱりお目付け役として私もいかないと駄目よね」




召喚士
数多の世界を渡っている召喚体質保持者

リン
召喚士嫁。自任は烈火のブレーキだが充分にアクセル

エリウッド&ヘクトル
腹黒&脳筋。ノリノリで万紫千紅世界に旅立つ

万紫千紅世界
キチガイ達が襲来することになった。逃げて、超逃げて




お久しぶりでぇぇぇぇぇす!
作者はあまりのインフレ&推しキャラ実装でリアルマネーがピンチだったのでFEHを泣く泣く引退しておりました。そのためにこの作品ももう更新することはないだろうと思ったんですが、そこでFEの新作発売ですよ。
発売前情報から作者の性癖に刺さるキャラが出ること出ること。
それでも作者はswitch2を持っていなかったので我慢しようと思ったんですが……
あら不思議、switch2本体とFE万紫千紅が手元にあるじゃないですか。
口座の残高が謎に減っていましたがこれも天の導き、喜び勇んでやろうと思ったのですがここで悪魔的発想。
この世界のキチガイ共をまた書きてぇ……!!
そんなわけで烈火組を中心に万紫千紅世界に殴り込みです。
ストーリーをやりながら執筆するつもりなのでプレイ日記みたいになるかもしれませんが、それでも良いという方はまた楽しんでいただけると幸いです。
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