オルランドゥがボルボアを恨みを持つレダがドン引くくらい残酷な拷問をしてから、レダが止めを刺したその後、街道に出たところでレダとシロッコ達はお互いの素性を明かしあっていた。
そしてシロッコは本命とばかりにオルランドゥをみる。
「オルランドゥ殿、そろそろ貴殿の正体も明かしてもらえないかな?」
シロッコの言葉にレダの視線も鋭くなり、バッカニアも斧に手が伸びる。そんな大人達の反応にラウはおろおろしていた。
大人組の視線にたじろぐ様子もなくオルランドゥは首を傾げる。
「正体とは?」
「おとぼけなさるな。貴殿の人知をこえた魔術の腕前。そしてボルボアの真似を逆に利用するという軍略。その軍略も底がみえぬ神算鬼謀と思える。そのような人物、それがしは聞いたこともない」
バッカニアの言葉にレダも頷く。
魔術の腕前と短い旅でみせたその智謀。常人のそれではない。
オルランドゥの正体を怪しむ三人に対してオルランドゥは少し考え込むと突然動き出した。
Y「太陽あれ!!」
「「「……は?」」」
突然『Y』ポーズを決めながら奇妙なことを口走ったオルランドゥに三人は思わず呆気にとられる。
そんな三人を気にすることなくオルランドゥは『Y』ポーズをとくと満足そうに頷きながら口を開く。
「俺は太陽の信徒で、自分だけの太陽を探しにこのダグザへやってきたのだ」
「……本気で言ってる?」
「無論、冗談だ」
「いけません姫様!! 一応、オルランドゥは仲間なのです!!」
「とりあえず一発……!! 一発だけよバッカニア……!!」
剣を抜いて斬ろうとするレダを必死に止めるバッカニア。どう考えても剣で一発は死ぬのだが、オルランドゥは笑っているだけだ。
呆れたように首を振りながらシロッコも再び口を開く。
「我々が信用できないか?」
「ああ、いや。信用できるできないの問題じゃなくてだな。俺の正体を明かしてもお前らに理解できると思えん」
「言ってみないとわからないでしょ」
レダの言葉にオルランドゥは真剣な顔で口を開く。
「俺は神だ」
「あなた頭おかしいんじゃないの?」
オルランドゥの言葉にレダは真顔で思わず答えた。
正体を明かせと迫ったら『私は神だ』と答えた。
確かに正気を疑う発言である。
レダの反応にオルランドゥは笑いながら言葉を続ける。
「まぁ、神というのは冗談としてな。俺は師匠から魔術の深淵や軍略を学んだ軍師でもある。だからまぁ、正体と言えるのはそれくらいかもしれんなぁ」
レダの直感がそれだけじゃないと告げているが、それ以上突っ込むこともできない。
だからレダは最後にこれだけは確認する。
「オルランドゥ、貴方のことを信用してもいいのね?」
レダの言葉にオルランドゥや妖しく笑う。
「少なくとも今は、な」
バルバネス・オルランドゥ
ボルボアに仇敵のレダがドンびくほどの拷問をした鬼畜クソ外道
レダ
オルランドゥの能力は信用しつつ正体は怪しんでいる
シロッコ
オルランドゥへの警戒度は高い
ラウ
癒し枠
Y『太陽あれ!』
ソラールさんはとてもいい人でしたね……
一日に二話投稿!これもFE万紫千紅が面白いのがいけない。
ネタバレを避けつつ二次創作小説を書くのが難しい……今回は一応レダとシロッコの正体には触れませんでした。
そしてナレ死のボルボア
まぁ、あの婆だからいいよね!