レダ一行はシロッコの勧めもあってカーラ神殿にやってきていた。
幼い頃、ここで過ごしたレダは女神・カーラとも再会し、それを喜んでいた。
その一方でレダの復讐を悲しむカーラと、それでも止まることはできないと語るレダ。複雑な空気が流れた中、カーラはそこで初めてレダと一緒にいる人々に目を向ける。
レダの忠臣であり、幼少期のカーラ神殿にも従っていたバッカニア。平民であり初めてみる神や神殿の荘厳さに驚いているムウ。
そして古い知人に会うかのようにカーラに軽く片手をあげているオルランドゥ。
「んんんんんんんんんんんん!?!?!?!!??!?!?!!??」
「カーラ様!?」
オルランドゥを見た瞬間に身体のけ反らして悲鳴をあげるカーラ。そんなカーラに驚きながらオルランドゥに怒った表情をみせるレダ。
「オルランドゥ!! 何をやったの!!」
「う~ん、この短期間でこういうときはだいたい俺が悪いと思われるのどう思うよ、バッカニア」
「貴殿の普段の振る舞いのせいだろう」
「きびし~」
バッカニアの言葉にけたけたと笑うオルランドゥ。レダはオルランドゥの肩を掴みながら前後に振る。
「いい!? いくらあなたが頭おかしくてもカーラ様に対する不敬はあたしが許さないわよ!!」
「いけませんレイリダーナ!! そのお方にそんな言葉づかいをしては!!」
レダを止めたのはカーラのほうであった。
一同が『え?』と言った雰囲気をみせたのにカーラのほうが困惑する。
「あの……グラーフ様。レイリダーナ達に教えてはいないのですか?」
「教えたが信用されなかった」
「あ~……」
オルランドゥの言葉にオルランドゥが軽く答えると、カーラも納得したように天井を仰ぐ。
その反応にムウが恐る恐る口を開いた。
「あ、あの、オルランドゥさんってすごい人なんですか?」
ムウの言葉にカーラがオルランドゥをみると「別に今回は隠してないしいいぞ」と軽く帰ってきたのでカーラは口を開く。
「古の神々の中でも最も神格の高い神である預言者・グラーフ様です」
「んんんんんんんんんんん!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?」
先ほどのカーラの反応と同じ反応をするレダ。それもそのはず。預言者・グラーフと言えば神話に登場する神々の中でもトップクラスに位置し、それと同時に人でなしの鬼畜でもある。
ぶっちゃけ復讐心に捕らわれるレダにとっては神話の中においても冷酷で鬼畜な預言者・グラーフのようになりたいと思ったことがあるし、なんだったら今でも思っているくらいに尊敬する神だ。
そんな神がいつのまにか自分の仲間になっていた。しかも色々自分は失礼な真似をしてしまっていた。
そんな思い渦巻くレダに気が付く金髪縦ロール。
「まぁ!! あなたはレイリダーナ!!」
「いいところ来たわオリンピア!! ちょっと現実逃避したいから勝負よ!!」
「ま!? いつもだったら嫌がる癖にどういう風の吹き回しかしら!! でもよろしくてよ!! 今日こそ勝たせてもらいますわ!!」
現実逃避を始めたレダをみて爆笑するオルランドゥ。そしてノリノリで勝負の準備を始める金髪縦ロール・オリンピア。
そんな面々をみてカーラが苦笑しながら呟く。
「これから騒がしくなりそうね……」
バルバネス・オルランドゥ
神様からやばい神扱いされる神。ちなみにイドゥンやナギ、レア様とかも同様である。
レダ
頭のおかしい仲間だと思っていたらまさかの尊敬する神本人で一番混乱している主人公
カーラ
オルランドゥをみた時は『やばい、この世界滅ぶ』と思った
オリンピア
みんな大好き金髪縦ロール
そんな感じでカーラ神殿でオルランドゥくんの正体判明!! お前神って嘘じゃなかったんかぁ!!
あ、ちなみに預言者・グラーフは作者がエタッた風花雪月小説の鬼畜クソ外道の神話時代の名前です。世界が一緒なので再利用させていただきました。
そして登場する金髪縦ロールのオリンピア。期待通りのキャラをお出しされて作者もにっこりです