召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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みんなが『ギム子は露出が足りない』って言うから……


召喚士とギムレー

 「え? 召喚士、なにこの戦闘。ウィーグラフとの一騎打ちが終わったと思ったら魔人ベリアスとアルケオデーモンとか聞いてないよ。最初は議論戦闘も良かったけど、こう何度も『努力はしている!』を聞くと怒りを通り越して悲しみを覚えるんだが」

 「ギムレー、リオファネス城に入る前のセーブデータは残してあるか?」

 「え? 残してないけど?」

 「おめでとう、ギムレー。もう一度遊べるドン」

 「我のプレイ時間!! 頑張ってアグリアス育てたのに!!」

懐かしのPSのコントローラーを放り投げて床をのたうち回るギムレー。いやぁ、前持って注意してあげないとかエリウッドとヘクトルは酷いことをするなぁ(責任転嫁)

 「さて、ギムレー。ちょっといいか」

 「無理。我はこれからラムザとディリータの士官学校からやり直さないといけないから」

タイトル画面でNEWGAMEを選んでゲームを始めようとするギムレー。ラスボスの威厳とか投げ捨てている。

 「だが、お前の衣装についてなんだが」

 「………ほう?」

俺の言葉に超マジ顔になりながらPS本体の電源を落とすギムレー。

 「実はお前の衣装についての感想がある。意訳すると『ギム子はエロスが足りない』ということなんだが」

 「発言をよろしいでしょうか?」

 「ほう、被告人ギムレー。何か弁明かね?」

 「露出が多ければエロスが大きいという風潮に対してです」

なるほど。

 「語る舌は持っているようだ。発言を許可する」

 「ありがとうございます」

俺が発言の許可を出すと、ギムレーは超マジ顔で語り始めた。

 「現代には着衣エロという言葉があります。確かに基本エロスを感じる際は露出度が高いものほど感じやすいでしょう。しかし、着衣エロとは普段露出度の高いキャラクターに、あえて露出度を減らし、これを脱がすというシチュエーションを妄想した場合、単純な素っ裸の状態よりもエロスを感じるという高度なエロスです。さて、そこで私が依り代としているルフ子を見てみましょう。ルフ子(ノーマル)の時はローブで体を隠し、ダメージを負っても全く体を露出しません。次にルフ子(水着)を見てみましょう。ローブに隠されていたワガママボディ……正直、たまりません。つまり『普段隠されていても実は出るとこ出てて引っ込むところが引っ込んでいるほうがエロスを感じる』という結論です」

 「ガチすぎる返答の上に一人称も変わってるぞ」

 「おっと! 我ったらウッカリ!!」

あざとくテヘペロポーズをするギムレー。見かけは良いかもしれないが中身がこれだと殺意が湧くな。

 「ギムレー、お前ちょっと詳しすぎないか」

 「1000年間も封印されててヒマだったからさ、ちょっと現代文化、詳しく言うとサブカルチャーにハマってしまったのさ!!」

日本を代表するコンテンツは外国人だけでなく、FEのラスボスも虜にしてしまうらしい。

 「そういえばギムレーって雄なのか? 雌なのか?」

 「さぁ? 公式で設定されているかもしれないけど我が知らないからノーカン。個人的には女性にエロスを感じるから雄だと思ってる」

 「……うん? ルフ子の体で女性が好きだと……?」

俺の言葉にギムレーは爽やかな笑顔で告げた。

 「『マリア様がみてる』は良い文明」

 「ガチじゃねぇか」

驚愕の新事実である。とりあえずリンや大天使ニノエルを筆頭にしたロリ英雄達を近づかせないようにしないと。

 「まぁ、我の性癖は置いておくとして」

 「置いておけねぇよ。場合によってはタクミと同じ扱いにするぞ」

 「召喚士、ロリコンを病気にしてはいけない。日本の歴史を見てみるんだ。10代前半で子供を産んでいる女性だっている。芳春院(前田利家妻)、や徳川家康を産んだ於大の方だって10代前半での出産だ」

 「つまり?」

 「歴史においてロリとホモは欠かせないもの」

 「ホモと聞いて!!」

 「ご退場ください」

ホモという言葉に反応して俺の部屋にアンブッシュしてきた白夜王国の末妹は落とし穴で退場してもらった。ホモの話になるとどこからともなく現れるな。

 「話が脱線したね。つまり我が言いたいのは『つよいえいゆう、よわいえいゆう。そんなのしょうかんしのかって。ほんとうにつよいしょうかんしなら、すきなえいゆうでかてるようにがんばるべき』ってことだよ。そう! 愛があるならルーナやセツナやヘンリーの星5を10凸させてスキルを豊富にさせるまで頑張るべきなのだ!!」

 「同じ会社だけど、カリンの名言を使うのはやめよう! そして攻撃力が低い英雄を育てるのは超苦行だぞ?」

 「ここには星5レベル40。武器錬成済みのセツナがいるね」

飛行とか暗器を相手に頑張った。それでも超しんどかったが。しかも星4をレベル39にした後に星5が来る始末。

 「というか今回の話はギムレーの衣装について訳だったが、それはギムレーの性癖だった訳だな」

 「性癖とは失礼だね! 我は様々なニーズを持つユーザーさんに応えるための『着衣エロ要員』な訳さ!!」

 「だ、そうだが判定はいかがか?」

俺の言葉にギムレーはビシリと凍りつき、壊れたブリキのような動きで入り口に視線を向ける。

そこには素敵なコロス笑顔を携えたルフ子さんの姿が!

その笑顔を見た瞬間にジャンピング三回転半土下座(菓子折り付き)をするギムレー。

 「お慈悲を……」

 「そうですね……ここはFE覚醒の最終決戦のように選択肢を出して召喚士(プレイヤー)に選んでいただきましょう」

ムムム、ここで俺に選択を委ねるか……さて、どうするか

 

 とりあえず殺す

 

 ジワジワと殺す

 

 →産まれてきたことを後悔させる責め苦を与える

 

 「やりましたねギムレー。唯一の生き残る選択肢が選ばれましたよ」

 「待って! 生き残れる選択肢が1番不穏なんですけど!?」

 「選ばれたからには仕方ありませんね。さぁ、地下室の拷問室に行きますよ」

 「いやだぁ! 我はまだ死にたくなぁぁぁい!!」

 「大丈夫ですよ、殺さないであげますから」

 「死んだほうがマシなやつじゃないですかヤダァ!!」

ルフ子がギムレー(ルフ子フェイス)を引きずっていく。扉が閉められた後もギムレー(CV沢城みゆき)の騒ぎごえとそれを宥めながら殺意満点な発言をしているルフ子(CV沢城みゆき)の声が聞こえて来るのだった。

 




召喚士
巨乳は大好き。貧乳も認める。美女も美少女も大好物。百合も認める。ただし、ホモ。テメェは駄目だ

ギムレー
最早ラスボスの威厳なんてなくなった覚醒ラスボス。それでも他の英雄の前ではラスボス感を出そうとする小物っぷりに他世界の英雄も思わずニッコリ。前話とこの話を書いてエリウッドとヘクトル並に使いやすいキャラに進化したのでこれからも頻繁に登場する可能性があります。

ウィーグラフとの一騎打ち
FFTをやったプレイヤーの多くが食らった完詰みステージ。作者も初回プレイ時にこれを食らった。頑張って育てたアリシアがパァやで! ちなみに作者が1番プレイ時間が長いゲームかもしれない。PS時代だけでも700時間超えてたんで、PSPも含めると1000時間を余裕で超えていく。ミルウーダが仲間になるリメイク待ってますよ!!

マリア様がみてる
作者は原作もアニメも未視聴。作者のレズアニメのイメージは『少女革命ウテナ』。内容は全く覚えていないが、なんとなくレズアニメのイメージがあるんだよなぁ。

白夜王国の末妹
感想でエリウッドとヘクトルのBLコラ画像の存在が知らされてから探してるんですけど、見つかりません

カリンの言葉
ポケモン銀をやっていた当時はなんとも思わなかったですが、今考えると深い言葉ですなぁ。なので作者はリメイクされたソウルシルバーでキュウコン1匹でカントー地方のジム、トレーナー、四天王を殲滅しました。レベルを上げて叩き潰すと言う相性もクソもない方法でしたが。

ギムレーの性癖
たぶん深い闇がある


みなさんが『ギム子に露出が足りない』と言うのでギムレー本人に語ってもらいました。これでみなさんにもギム子に露出がないのも納得していただけると思う。ちなみに作者はこれを書く上で『着衣エロとは』『ロリコンの定義』について調べていて『自分は何をやっているんんだろう』と一瞬正気に戻りました。
これを書いている時にリンの設定年齢が15歳なのを思い出しました。(FEHのリンを確認)。お前のような身体付きの15歳がいるか!!

作者はギム子とニニアンのマムクート大人組みを見て『チームマダムマムクート』を作りたくなって大人チキ(ノーマル)を星5レベル40にしました。しかし、ギム子(設定年齢1000歳以上)、大人チキ(『ピー!』歳)、ニニアン(溢れ出る新米保育士新妻感)まで来てあと1人足りない……カム子はなんとなく若いイメージがあるからなぁ。だからナギ様の実装はよ!!

あとリンを星4落ちさせてくれたら10凸させやすくなるんですがねぇ。羽? カツカツだよ。
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