リンの朝は早い。まだ他の英雄(ストーカー英雄は除く)が起床する前に起き、身支度を整えてから自室を出て召喚士の部屋に向かう。普段だったら召喚士に対して朝駆けを行なってパオラに取り押さえられている英雄がいたり、ストーカーから逃亡しているエイリーク、有給願いを出しているゼルギウスがいたりする召喚士の部屋だが、今日に限ってそういう連中はいない。
何せ前夜からヘクトルとエリウッドが部屋に入っているという報告がアンナから入っている。
三馬鹿が揃っていると自分の常識がぶち壊されるという理由で三馬鹿が揃っている時に召喚士の部屋に突撃するのは深刻な相談があったりする場合や、三馬鹿に対して耐性のある烈火組。同じ穴の貉であるルフ男とルフ子。もしくは問答無用で自分たちの固有結界『Wマーク不思議空間』に取り込むマークくんとマークちゃんくらいである。
そして召喚士の部屋の前で起床を知らせる音楽が流れる。
熱き星たちよ(横浜ベイスターズ時代)だった。
昨日はリトルネプチューンだった。微妙に選曲が古いのは召喚士が烈火出身だからだろうか。こうなると明日はいざゆけ若鷹軍団(ダイエー時代)だろうか。もしくは燃えよドラゴンズのメドレーか。
朝からゲンナリとしながらもリンはノックをせずに部屋に入る。ノックをしても無駄だし、三馬鹿が悪事をしていた場合はノックの音で逃亡する可能性があるからだ。
「おはよう、三馬鹿。起きてるでしょうけど……」
「てめ!? 召喚士!! テメェはいちげきひっさつ技縛りじゃねぇのか!?」
「電気ネズミだけは別だぁ!! ヒャッハァ!! くたばれ電気ネズミ!! これはトキワの森でファーストコンタクト時に殺されたゼニガメの恨みだぁ!!」
全裸のヘクトルとパン1の召喚士がポケモンの対戦をしていた。
リンもヴァイス・ブレイブに召喚された姿は15歳時代の乙女だ。そのために顔を赤らめて可愛らしく「キャッ!!」とでも悲鳴を挙げる純情アピールをすべきかもしれないが、烈火時代とヴァイス・ブレイブで見慣れてしまって純情アピールをする前に反射的にゴミクズを見るような視線になってしまった。
「やぁ。おはようリン」
「おはよう、エリウッド。それで? あの惨状はなに?」
声をかけてきたエリウッド(半裸)にリンが問いかけると、なんでもないようにエリウッドは答えてくる。
「別になんてことはないよ。対戦で負けたほうが服を1枚脱いでいくというルールでやっただけさ。ちなみに僕が半裸なのは召喚士のいちげきひっさつ技が6連直撃した結果だよ。あいつ絶対チート使ってるって」
「心底どうでもいいわ」
まぁ、召喚士の運がいいのは烈火時代に行き倒れになる度に善人……エリウッドには疑問視がつくが悪人に拾われていなかったことでもわかる。
リンとエリウッドの会話が聞こえたのか召喚士とヘクトルがリンに気づく。
「「おはよう、リン」」
「前を隠しなさい。ここには乙女がいるのよ?」
「「「乙女?」」」
超絶失礼な発言をした三人にナニとは言わないが、あるものを捻り潰す動作をすると速やかに土下座をした。
リンはため息を吐きながら召喚士の部屋にだけ特別につけられている台所に向かう。
「朝食を作るわね。何かリクエストはある? 時間がないから簡単なものよ」
「満漢全席」(召喚士)
「カツカレー。カツは3枚な」(ヘクトル)
「あ、僕はフレンチのフルコースでいいよ」(エリウッド)
「……」
とりあえず三馬鹿の朝食は大豆(10粒)と水(1杯)になった。
リンは三馬鹿の口に大豆と水を叩き込むと、自分の仕事場へと向かう。その途中でチャイルドスモックにランドセルを背負って楽しそうに走り回るチキ(幼女)、ファ、ノノのロリマムクート達がいる。きっとこれからニニアンが保育士を務める保育園に向かうのだろう。ニニアン保育園は『MAP兵器奥義は誰に継承させるべきか』『スキル同士の兼ね合いについて』『武器錬成の優先順位』『結局一番のクソスキルは何なのか』がロリマムクート達によって議論されている。保育園でその教育はどうなのか思うが、保護者(大人チキ)が認め、本人達は楽しそうに議論しているので許可されている。
しばらくロリマムクート達を眺めて母性を溢れさせていると、やってこないロリマムクート達を迎えに来たニニアン先生がロリマムクート達を連れて行ったので、リンも仕事場へと向かう。
視界の片隅で姉と妹にしばかれている白夜のロリコン王子がいた気がしたが無視する。性癖の強制は家族に任せるのが1番だ。
そしてリンは巨大な扉の部屋の前にくる。そこには『アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領軍総司令官室』(アクア筆。意外と達筆)と書かれている。
『アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領』。そう『自治領』である。
これは主にというか全て三軍師のせいである。「もうちょっと自由に動き回りたい」という結論に至った三軍師がアスク王国に働きかけ自治権を奪ってきたのだ。もちろんアスク王国文官に反対の声が上がったが、そのうちの反対派の巨魁が失脚・逮捕・拘禁という三連コンボを食らったことにより勢いを消失。それでも義憤に駆られた若き文官が三軍師を起訴したが、裁判において不正の証拠(捏造)、証言(捏造)を三軍師によって提出されたことによって逆に職を奪われることになった。子供が見ても三軍師によるハメとわかる裁判だったが、証拠が一切見つからなかったことで三軍師は不起訴となった。これに1番の怒りを覚えていたのは義憤に駆られた若き文官の幼馴染の憲兵隊員だったが、すでに憲兵隊も三軍師の息がかかっていたのでどうしようもなかったらしい。
そこから三軍師の動きは活発になった。ルフ子は『自治領』という立場をフル活用してアスク王国とムスペル王国に商売網を張り巡らせ、召喚士はその商売網を利用しての諜報と防諜、そしてルフ男は両国を飛び回って要人の懐柔に動き回った。そして僅か2週間で両国の経済と情報を抑え、国の要人の6割を味方(無理矢理従わせる人間も含む)にすることに成功した。
これを危険視したのが『アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領主アルフォンス』であった。英雄のみならずアスク王国からも三軍師の傀儡領主としてしか見られていなかったアルフォンスであったが、アルフォンスはブレーンとして三軍師を訴えた若き文官を副官として登用し、三軍師が同時に不在の時を狙って三軍師から軍事権を奪い取り別の人間に与えようとしたのだ。この動きはカゲロウによってすぐさま召喚士に通報され、戻ってきた召喚士によって失敗した。しかし三軍師はこの動きを「国の未来を考えて動くのは王族として当然のこと」と高評価を下して(建前上は)軍事権を放棄した(もちろん暗躍)。
そして結果的に『アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領主軍総司令官』に任命されたのが三軍師の中心立場である召喚士を止めることが可能なリンであった。貴族すら嫌だったのに軍の総司令官とか絶対拒否のリンであったがアスク王国国王、アルフォンス、アスク王国重臣達に揃って土下座されたら了承するしかなかった。
リンは総司令官になったことでヴァイス・ブレイブ内の『治安維持部隊(まともな人格の英雄が所属)』も纏めることになり、三軍師発案の『ヴァイス・ブレイブ法典』に違反した英雄を牢獄に放り込む仕事も兼務となった(多いのはロリコンやストーカー、三馬鹿とギムレーである)。
リンは憂鬱な気分になりながら扉を開く。
「おはよう、リン」
「おはよう、ルキナ」
「ぼ、ぼぼぼぼぼぼ僕はルキナじゃないけど!? マルスだけど!?」
「そうね、マルスよね。おはよう仮面マルス」
執務室にいたのは治安維持部隊の一員である仮面マルスであった。どうみてもルキナなのだが、本人は頑なに認めようとしない。ルキナ(総選挙)がいない時にしか現れないのでヴァイス・ブレイブに所属する全英雄が察しているが、本人は認めないので生暖かく見守っている。クロムも空気を読んで「そうだな。お前はルキナじゃないな」と優しい表情で告げたところ、その日の夜に人のいないところで「すいません、お父様……でもこれも絶望の未来を回避するためなんです!!」と泣きながら呟いていたところをバッチリ撮影され、主に覚醒世界出身者の中で回された後にクロムが『ルキナ成長記1』とナンバリングして保存している。ちなみに撮影したのはアンナである。
ちなみにこのヴァイス・ブレイブにはマルス(本人)もいるためにこの状況の彼女を呼ぶ時は仮面マルスであった。
「今日は何かあった?」
「特にまだ問題はないよ。ロリコンがボロ雑巾になって治安維持部隊の詰所に投げ込まれたくらいかな」
「いつものことね。カムイ達に引き取らせに来させて」
「わかった」
リンの言葉に必要な書類を用意して出ていく仮面マルス(ルキナ)。リンはそれを見送ると机に座って書類仕事に入る。三軍師は内政とか謀略方面に努力値をガン振りしているので、リンは回ってきた書類に許可印を押すだけである。
結局三軍師の良いように動いている?
アスク王国の方々が気づいていないならそれでいいのである。
「失礼します」
「あら? セシリア。何かあった?」
部屋に入ってきたのは治安維持部隊の一員で、積極的に違反者を逮捕する封印時代の魔導軍将セシリアだった。
セシリアは敬礼しながら報告をしてくる。
「午前中の警邏は終了しました。ストーキング行為をしようとしたエフラムさんとリオンさんを発見しました」
「逮捕できた!?」
「いえ、現場を抑えることができなかったために逮捕できませんでした」
「……羽にリーチがかかってからしぶといわね」
『ヴァイス・ブレイブ法典』において逮捕が500回を超えたら羽にされる刑罰が適応されるが、ストーカー2人は499回逮捕されてから手口が巧妙になった。三軍師だったら外道行為で500回目を達成させて羽にしてしまうだろうが、そこはヴァイス・ブレイブにおいてまともな人格の英雄が集まっている治安維持部隊である。冤罪逮捕なんて存在しません。
それからしばらくセシリアと世間話をするリン。何せ15歳の乙女だからお話だって好きだ。
実年齢? それは触れてはいけない禁忌である。
「リンさん! 報告だよ!!」
そして慌てた様子で執務室に駆け込んできたのは烈火のみならずヴァイス・ブレイブの大天使ニノエルだった。これが三馬鹿だった場合は速やかにソール・カティを叩き込んで退場させるが、相手が天使なら話は別だ。
リンはニノを落ち着かせると、笑顔で報告を聞く。
「私が倉庫でアイテム整理をしていたら軍師さ……じゃなかった! 召喚士さんとエリウッドさんとヘクトルさんがやって来たんだ!!」
ニノから見えない位置でリンの怒りボルテージが上がる。三馬鹿がニノのように率先して倉庫整理という仕事をするわけがないので、どう考えても目当てはオーブであろう。
「その三人は何を取りに行ったかわかる?」
「うん! オーブが欲しいって言ってた!!」
確定である。あのダメ亭主(召喚士)はまたガチャろうとしたらしい。
「でもね! 私はリンさんから許可書がないとオーブを渡しちゃいけないって聞いていたから『メッ!』って言った……あ、あれ!? リンさんとセシリアさん!! 鼻血が出てるよ!!」
「だ、大丈夫よ。あまりの純粋オーラにやられただけだから。それで? その後その3人は大人しく引き下がったの?」
「うん! とっても綺麗な笑顔で『わかった』って言って帰ってくれたよ」
それは大天使ニノエルの力で心のドス黒さが浄化されたそうだろう。おそらくは3人が一緒にいたら15秒で元に戻るだろうが。
リンは報告してきたニノにお礼とご褒美のお菓子を渡して部屋から出す。ニノが嬉しそうに走っていくのをリンとセシリアは微笑ましい笑顔で見送る。
そして扉が閉まった瞬間にリンの笑顔が消え去って真顔になった。リンは無言でヴァイス・ブレイブ本拠地内スピーカーのマイクのスイッチを点ける。
『アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領軍総司令官より所属全英雄に緊急司令。三馬鹿の身柄を拘束して執務室まで連行して来なさい。三馬鹿の身柄を拘束できた英雄には逮捕歴を1回消してあげるわ。わかる? 1回は見逃してあげるってことよ。この際、三馬鹿の生死は問いません。それではGood Luck』
リンの放送直後から三馬鹿を狩ろうとする英雄(前科者、もしくは逮捕案件になりそうなことをしそうな英雄)の雄叫びとリンの名前を叫ぶ三馬鹿の名前が聞こえるが華麗に無視である。
「あ、あのリンさん。よろしいんですか?」
「いいのよセシリア。私は『三馬鹿の身柄を拘束して執務室まで連行』と言ったのよ? つまり、三馬鹿を1人で逮捕しなきゃいけない。セシリア、貴女にそれは可能?」
「無理ですね」
素晴らしき即答である。だが、リンも同意見だ。
「そして召喚士は英雄側に切り崩しをかけるはずよ。そうね……どっかのポンコツラスボスと狂信者あたりかしら」
『我はギムレー!!』
『召喚士様に叛逆する異教者供め!! 死すべし!!』
リンの言葉を肯定するように外からポンコツラスボス(ギムレー)と狂信者(スリーズ)の声と爆発音が響き渡る。狩人側もすぐさまファルシオン持ちを増援に呼ぶあたりに割と容赦がない。
『ちょ!? ハーくん!? 手加減!! 手加減してよ!!』
『すまん、ギーくん!! でも私もちょっとニーナ様を布教しすぎた結果『訪問販売』って扱いを受けて逮捕されそうなんだ!! だから大人しくそこを退いてくれ!!』
『スリーズ姉様!! 落ち着いてください!!』
『まぁ、フィヨルム。いけませんよ。ニフル王国にとって召喚士様は神であり、叛逆なんてあってはならないことです』
ポンコツラスボス(ギムレー)と愉快な暗黒皇帝(ハーディン)が漫才をしている近くでスリーズストッパー(フィヨルム)がやって来たらしい。フィヨルムは相性不利だが気合と根性で頑張って欲しい。
「た、大変です! リンさん!!」
呑気に後片付けのことを話し合っていたリンとセシリアのところにマケドニア白騎士団所属でその真面目な性格から治安維持部隊にも所属しているカチュアだった。真面目でしっかりとした優等生タイプな性格な彼女なのだが……
「……カチュア。なぜバニー装備なの?」
「召喚士さんがこっちしか育ててくれないからですよ!!」
本人的に大変不本意なバニー装備であった。カミラはノリノリで着ていたし、カゲロウのように割り切ってしまえばいいのに損な性格である。
「それになんで飛行槍装備の私は育成されないんですか!?」
それはきっとカチュアの前に飛行槍はティアモが来てしまったからだろう。そしてヒノカの加入で彼女の出番は絶望的になった。せっかくの限定装備も青魔騎馬とオールバックヤクザと完全に被っている状況である。カチュアは泣いていい。
「それで? 何があったの?」
「そ、そうでした。先ほどの放送を聞いたアイラさんは『これは強敵と戦えるチャンス』と言って銀の剣を持って飛び出して行きました!!」
その報告を聞いた瞬間にリンは先ほど使ったマイクの電源を再び点ける。
『修羅警報発令! 修羅警報発令! ロリ組み及び守備30以下の英雄は大至急避難してください!! 槍壁役部隊は修羅を包囲!! 青魔部隊は遠距離から攻撃してください!! 赤部隊は青部隊の援護!! 緑部隊と暗器部隊は非戦闘員の避難誘導!! 杖部隊はダメージを負った英雄を片っ端から回復しなさい!!』
リンはそれだけ言うと自身もソール・カティを用意して部屋から飛び出すのであった。
最終的にアイラによって受けた被害は英雄の7割が重傷、3割が軽傷と言う結果になった。無傷な人間は誰もいないという状態である。
ちなみに三馬鹿はロリマムクート達によって捕縛されていた。
召喚士
ポケモンのメンバーは一撃必殺技を覚えるポケモンのみで、一撃必殺技しか使わないロマン編成。ただし、電気ネズミ。テメェは駄目だ。
ヘクトル
ポケモンのメンバーはミニスカートが使うような可愛いポケモン中心。それも全て愛娘リリーナに喜んでもらうためである。しかし最後の一匹はバンギラス。
エリウッド
600族を中心に個体値厳選、努力値振り分け、持たせるアイテムも選抜するガチ勢の勝利至上主義者。しかしポケモンのニックネームは全て『ロイ』である。
アスク王国ヴァイス・ブレイブ自治領
イメージ的に銀河英雄伝説のフェザーンをイメージしていただければ。しかし強大な軍事力は持っている。地球教はないだろうけどパオラ神教はある。
ヴァイス・ブレイブ法典
三軍師によって作り出された法律。意外とマトモに作られており、アスク王国やムスペル王国も一部を取り入れている。
ニニアン保育園の制服
ランドセルは至高と言いはるタクミ。チャイルドスモッグが絶対正義と言いはるギムレーの議論を聞かされてウンザリしたニニアンが「それじゃあ両方で」と決めた結果。
大天使ニノエル
彼女の『メッ!』には心を浄化させる力がある。
熱き星たちよ(横浜ベイスターズ時代)
リトルネプチューン
いざゆけ若鷹軍団(ダイエー時代)
作者の年齢がバレそうな選曲。でも『熱き星たちよ』と『リトルネプチューン』はいい曲だと思う。
アルフォンスの副官
未来のアスク王国宰相
完全に悪乗りした結果、とうとうヴァイス・ブレイブが自治領となりました。安心してください! 独立はしていませんよ!! 独立していない分タチが悪い可能性がありますが。
本文の中でサラッとバニーカチュアが出てますが、シャニーが足りなくなったので青を回したら彼女が来ました。だが青魔騎馬にはオールバックヤクザが……ダイムサンダが継承できればワンチャンあるんですがねぇ(使うとは言ってない)
ちなみに本文中の召喚士の電気ネズミに対する怒りは作者の怒りです。ファーストコンタクト時に相性とかよく知らないから1番育てていたゼニガメで対応したら電気ショックでヌッコロされました。四天王突破後に1匹だけハイパーボールで捕獲した後にカメックスで蹂躙しまくりました。その恨みは今でも続いており、友人とソウルシルバーで対戦した時にピカチュウを出して来たのでピカチュウだけは意地でぶち殺しました。そして友人に『お前のピカチュウに対する恨みは異常』と言われました。自覚してます。
どうでもいいですが艦これを再開しました。これも神威とサラトガが好みで浜風に乙二が実装されたせい。ちなみに大型建造でボーキが400切るまでぶん回しましたが神威すら来てくれません。まぁ、うちの筆頭嫁艦『陸奥』の幸運は33になりましたが。不幸艦? 悪いな。うちのむっちゃんは不幸艦じゃないんだ。