召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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(友人)「緑弓ってどうなん? 現況に誰にも対応できなくね?」

(作者)「お前伝承リンちゃんをディスったな? ラインハルトに対応できっから」

(友人)「あ、そっか。ヤクザがいたか。でも現状の飛空城でのスルト対策に赤弓が良かったわ」

(作者)「ヤクザを10凸させてみ? 無凸の陛下は消し飛ぶから」


正月ガチャをみての友人とのスカイプの一コマでした。飛空城でたまに出会うガチ勢に戦々恐々です。またヤクザ10凸かぁ!!(尚、位階は14)


ガチャ正月

 「まさかレーギャルンの晴れ着におっさんがあそこまで嬉し泣きするとは思わなかったな」

 「やばかったね。元一国の王とは思えない泣き方だったからね」

 「エリウッドはまだしも召喚士は義理とは言え娘がいるんだからわかるんじゃねぇの?」

いつも通りにバカ二人が俺の部屋に突撃してきたので炬燵で駄弁る。内容はスルトに対して行なった正月ドッキリ『女子力皆無の娘が晴れ着を着たら』の内容である。

俺は蜜柑を食べながら、エリウッドとヘクトルは日本酒で一杯やりながらの会話である。

 「いや、俺はインバースに『外見も相手に騙すための一つの手段』と教えていてな」

 「召喚士は絶対に子育てをしてはいけないね」

 「リンと同じ反応をするんじゃないエリウッド」

エリウッドの言葉に俺が炬燵の中で蹴りを放つと、エリウッドも応戦してきてお互いにメンチの切り合いが発生するが概ねいつも通りである。

 「まぁ、俺もリリーナがドレス姿を見た時は死ぬかと思ったけどな。ここのヴァイス・ブレイブにはドレス装備のリリーナいねぇけど。いねぇけどな!!」

 「うっせぇ、脳筋。アーマーキラーぶつけんぞ」

 「黙れよモヤシ。マルタ装備になった俺にはアーマーキラー通じねぇから!!」

 「召喚士は本当にさぁ……ヘクトルが調子にのるのがわかっててなんで召喚しちゃうかなぁ……」

 「あれも事故だよ。伝承ルキナと同色ピックされてたのが悪い」

 「召喚士は本当にツンデレだなぁ!! なんだかんだ言いながら俺の全装備揃えているくせによぉ!!」

とりあえず本格的に調子に乗り始めたヘクトルにエリウッドとダブルインパクトを叩き込んで昏倒させる。

だがヘクトルも慣れているので15秒程ですぐに復活した。

 「でもレーギャルンもオボロに整えてもらった晴れ着で高まった女子力をすぐに下げたな」

 「あぁ。小物で持ってた和傘で容赦無く敵を殴り倒したもんね」

 「それみたおっさんが最初とは別の意味で号泣したけどな」

おっさんの「それはそう使うものではないのだレーギャルン!!」と言う心からの叫びが今でも頭から離れない。

 「まぁ、そんな正月英雄なわけだが、今年の晴れ着英雄で俺を狂信しているスリーズがいつの間にか晴れ着と氷神刀装備を手に入れていたんだが、心当たりは?」

 「「こいつがやった」」

 「なるほどお前ら二人だな」

速攻でお互いを売ったバカ二人に蜜柑の汁目潰しを行うと、二人は叫びながら俺の部屋の床を転げ回る。

 「おいバカ二人。隣の部屋の我らがパオラ様に迷惑だから静かにしろよ」

 「召喚士は本当にバカじゃないのかい!?」

 「召喚士お前!? 目に蜜柑の汁は失明する可能性があるって聞いたことあるぞ」

 「それは都市伝説だから安心しろよヘクトル。むしろ油を溶かす成分であるリモネンが入っているからお前らの薄汚い欲望も溶けてくれるんじゃねぇの?」

 「「お前がそれを言うか?」」

三人でお互いに胸ぐらを掴みあったところで我らがパオラ神が覗きに来たのですぐさま喧嘩は中止する。

(時と状況によっては)僕達仲良し!!

 「まぁ、来たものは仕方ないからな。とりあえずレベル40まで育成したステータスがこれだ」

そう言って俺は晴れ着スリーズのステータスが載っている紙をバカ二人に見せる。

HP38/攻撃47/速さ43/守備27/魔防26

 「さてお前らに問題です。このステータスを見て俺が継承させたくなったスキルを答えよ」

 「「死線」」

 「正解」

ノータイムで答えてくるバカ二人。これだけの攻撃と速さ持ってたらさらに上げたくなるのが俺である。え? 守備と魔防? 最初から低いんだからさらに下がっても問題ないだろ。

 「それならスキルAに死線を継承させてスキルBは殺し系かな? 重装特攻のスキルがあればいいのにね。どっかの脳筋を殺せるように」

 「はは、貧弱騎馬は黙ってろよ」

 「二人ともセイニーでおけ」

 「「やめろ」」

ミカヤには飛空城で大変お世話になっています。

 「だが問題が一つ」

 「召喚士の頭のことかい?」

 「バカかエリウッド。召喚士の性格に決まってるだろ」

 「わかりきったツッコミはスルーするな。現状、死線のわざマシンがない?」

俺の言葉にエリウッドが首を捻る。

 「あれ? 予備のジャッファは?」

 「昨年、イシュタルに死線を継承させた。それが答えだ」

 「「あ(察し)」」

元々低い守備と魔防を下げて攻撃力を上げる方針。どっちみち攻撃されたら死ぬんだからいいだろうと言う判断である。

 「と言うことは無色のガチャの時間かい?」

 「オーブがない」

 「あの強欲商人が福袋を用意したみたいじゃねぇか」

 「正月福袋ならもう少し値段を下げて欲しいんだが。いや、星5と羽10000は助かるけど8800円はどうなん?」

もうちょっと学生に優しくしたらどうなんだ運営。

 「それなら買わないのかい?」

 「ぶっちゃけ1月11日からの新英雄で誰が来るかによる。欲しいキャラがいて課金が必要になったらいつもよりはお得だしな。福袋とか言いながら値段は高いが。値段は高いが!!」

 「大事なことだから二回言ったわけだな」

 「ものすごくわざとらしいね」

だって8800円て……

 




スルト
娘の正月の装いを見て感動して涙したらその格好で容赦無く戦って相変わらずの女子力の低さを見せつけられて涙した。

スリーズ
ギムレーから姫始めと言う文化を教えてもらったので、召喚士に仕掛けようとしたところを同じ企みをしたカミラ(晴れ着)とバッタリ出会って殺しあいに発展。最終的に通りすがりのラインハルトによって二人仲良くダイムサンダされた。

福袋
いや、いつもよりお得なのはわかるよ? でも8800円はどうなん? それだったら雫もつけて欲しいと願うのは傲慢ですか?





そんな感じで我がヴァイス・ブレイブに晴れ着の狂信者がログインしました。ちなみにストッパー(晴れ着)はいない。レベル40のステータスをつけて死線を継承させたかったけどわざマシンがない。残念だから手に入るまで現在の装備でいきますかぁ。

本文でさらっと出てますけどヘクトル(総選挙)もいます。特に狙っていないのに全種類コンプリートしている現状。シスコンストーカーも何故か揃っています。なぜだ。

別にFEHの福袋をディスってるわけではありませんよ? ただ福袋にしては高くないですかと思っただけで。か、勘違いしないでよね!! 新英雄次第では購入を検討するつもりなんだから!!

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