みんな大好き愛され大天使の息子実装。当然のようにあの方々の出番です。
俺は大広間の中央で土下座をしている。周囲にはウルスラ、ロイド、ライナス、ラガルトの黒い牙の面々。そしてちょっと離れたところに大天使を除いた烈火組がいる。
俺は99.9%俺が悪くて、0.01%でも相手に過失があればイーブンになるまで諦めないが、自分が100%悪ければ流石に反省する。今回は全て俺が悪いと自覚しているからこうして土下座をしているのだ。
「召喚士、貴方は事の重大さを理解しているのかしら?」
「理解している。全ては俺の見通しの甘さが招いたことだ」
怒り250%の黒い牙の面々の中で特に怒りの表情を見せているウルスラに俺は自分の素直な気持ちを吐露する。
だが、ウルスラは俺の反応が不満のようで隣に置いてあった机を力強く叩く。これだけ烈火組が怒っている理由。それは……
「貴方はニノの息子のルゥを召喚するオーブがないと言うの……!?」
「すまない……!! 本当にすまない……!!」
そう、大天使ニノエルの息子を召喚するオーブがないのだ……!!
「お前さんは何をやってるんだ。去年から3月に封印ガチャが来るって予告はあっただろうが」
「違うんだロイド。封印ガチャが来ることは覚えていたんだが、まさかルゥが来るとは思ってなかったんだ」
「バカかテメェ!! 封印ガチャでルゥを出さないで誰を出すってんだ!!」
「いいか、ライナス。基本的にソシャゲは人気キャラが実装される。だから俺の予想ではティトとスーとイドゥンあたりだと思っていたんだ」
「ラガルト、粛清の暗器」
「おう」
「落ち着け!!」
ナチュラルに俺に拷問しようとしたリーダス兄弟とラガルトを必死に止める俺。こいつらも俺の拷問技術を知っているので割と危険なのだ。
「こうなったら仕方ないわね。アンナ商会に行くわよ!!」
ウルスラの言葉に力強く頷く黒い牙の面々。俺は引き摺れられる状態で連れいかれそうになるが、そこに立ちはだかったのはリンであった。
「……何の真似かしら、リン」
「アンナ商会に行かせるわけにはいかないわ」
「信じられないわ!! リン、貴女は『幸せニノ一家(ジャファルは殺す)』を見たいと思わないの!?」
「思っているわ!! 烈火出身者にとって『幸せニノ一家(ジャファルは殺す)』はどんなお金よりも価値があるものだと理解しているわ!!」
「ならばなぜ邪魔をするの!!」
「課金をされるとリアルに破滅するからよ!!」
リンの叫びに俺は思わず視線を逸らす。ちゃうんや、課金総額が上がったわけやない。きっと作者の給料が安いんや。
「破滅が何だと言うの!? 破滅が怖くてニノを愛でることはできないわ!!」
「これを見ても同じことが言える!?」
そう言って突き出したのは『召喚士一家(召喚士、リン、インバース)家計簿。そこに書かれている数字はデバフを食らった時のような悲惨な数字が並んでいる。
それを見てウルスラは力なく項垂れる。その肩にリンは優しく手を置く。
「大丈夫よ、ウルスラ。幸いなことにルゥは恒常実装。星4落ちすれば来やすくなる可能性もあるし、召喚士のガチャ運だったらすり抜けの可能性もあるわ」
「……わかったわ。今回はリンに免じて引いてあげる。だけど召喚士、無料召喚ではわかっているわね?」
「当然緑一択だ」
尚、召喚結果は烈火組が全員不貞寝したことで理解して欲しい。
ルゥ
公式では明言されていませんけど、レイと双子なんだからこの作品では大天使の息子。来てくれないことに不満を覚えつつも星3まで落ちてくれたらレイと一緒に星3レベル1ができるなと思っている作者の複雑な心境。
大天使ニノエル親衛隊『黒い牙』
ニノの息子が来てくれなかったことにこの後一週間寝込んだ
ニノエルの息子が来るなんて聞いてねぇぞ運営ぃぃぃ!! こんな感じでオーブがないのでニノエルの息子はお迎えできませんでした。それにしても今回のガチャのラインナップは全員欲しいですね。ティトは星4落ち確定でしょうから青はスルーとしてもスーとイドゥンもくるとは……FEラスボス同盟が強くなるな! え? イドゥンの強さはFEラスボスの中で最弱? ちょっとなにを言っているかわかりませんね。