召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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つい先日に更新が遅れると書きましたが、無事にアイラさんをお迎えできたので書きました。

超絶駄文注意


召喚士と伝承英雄召喚

 「いやぁ、ガチャったなぁ」

 「ガチャったねぇ」

 「無事に目当ての英雄が召喚されて安心したよ」

俺は部屋に置いてある炬燵(タクミから教えてもらった白夜の暖房器具)にヘクトルとエリウッドと一緒に入りながらお茶を飲む。

 「オーブ120個ぶん回して、出た星5が4連続でアイクだったのには笑ったけどな」

 「吐血しながら膝から崩れ落ちていたもんね」

 「お前らはそんなに俺の不幸が楽しい?」

俺の言葉にヘクトルとエリウッドが顔を見合わせた後に口を開く。

 「例えば、だ。俺やエリウッドが召喚士の立場だったらどうする?」

 「祝杯をあげるな」

 「そういうことだよ」

悪友の不幸ほど美味しいものはないらしい。

 「その日の召喚はやめてストーリーを進めてたもんなぁ。フィヨルムだっけ? 新しい仲間は」

 「武器に遠距離反撃持ちで、守備、魔防も30以上……いやぁ、どっかの脳筋重騎士はもう不要じゃないかな、召喚士」

 「闘技場のメンバーから速攻で外したよ。ヘクトル抜いて氷姫入れて、ノーマルアアクアに変わって舞踏祭アクアを入れた」

 「……あれ? 俺、地味に戦力外通告されてる?」

 「「相変わらず気づくの遅い」」

騒ぎ始めたヘクトルを無視しながら、俺とエリウッドはお茶を飲む。

 「まぁ、無事にアイラとセリカも出たから良かったじゃないか」

 「まぁな。その流れで星4ロイが2人とパオラさんも3人出たし」

 「召喚士は星4パオラを速攻でラインハルトに月虹継承させてたけどな」

 「ずっと待っていたから仕方ないね」

俺の言葉にエリウッドの目つきが殺す目付きになった。

 「召喚士? わかってると思うけど、ロイをスキル継承に使ったら処刑だからね?」

 「ハハハ、ワカッテイルヨ」

今のところはスキル継承に使いたい相手もいないから大丈夫(この先出ないとは言ってない)

 「4人出たアイクはどうするんだ?」

 「剛剣を継承させたいけど、使いかって考えたら凸らせた方がいいような気がするんだよなぁ」

 「俺に剛剣を継承させるとかどうだ?」

 「ヘクトルの長所の遠距離反撃がなくなるな」

 「ヘクトルの価値がなくなるよね」

俺とエリウッドの言葉にヘクトルがorz状態になる。

 「つぅか、最近は武器に遠反持ち多くねぇか? そのせいで俺の価値が下がった気がするんだが」

 「ソシャゲの運命だよね。配信されてから時間がたつと、後から出てくるキャラの方が強くなっちゃう」

 「その通りだけど、それをキャラが言っていいのか?」

 「僕らがメタいことを言うなんて珍しくないでしょ」

割り切りすぎですよ、エリウッドさん。

 「そうだ! アップデートで追加された武器錬成で俺のアルマーズ強化とかどうだ!?」

 「優先されるのはリンのソール・カティに決まってるだろ、いい加減にしろ」

 「その前に召喚士は武器錬成をよくわかってないでしょ」

 「バカだな」

エリウッドの言葉に、失礼な言葉を吐いたヘクトルに拳を叩き込むと、すぐさま反撃で拳を叩き込まれた。その一撃に俺はぶっ飛ばされる。

 「さ、流石は攻撃52。クロムに1負けていて、アイラと同数値の癖に……」

 「アイラさんの数値がおかしいだけだからね。それとヘクトル、他の部屋に響かないようにね」

 「任せろ、エリウッド。うぉぉぉぉぉぉ! 胴締めフロントネックロック!!」

 「ヘクトル! その技は!!」

俺は叫ぼうと思った時には意識が暗転した。

 

 

 

 「ハ!?」

俺が目を覚ますと見覚えのある部屋だった。というか俺の部屋だった。

 「あ、起きたかい?」

 「18分か。意外と早かったな」

炬燵には相変わらずエリウッドとヘクトルがお茶を飲みながら羊羹を食っている。とりあえずその羊羹は俺が大事に隠しておいたものなので、後でロイとリリーナの子供達にないことないことを言い含めておかないと。

俺も改めてお茶を入れ直して炬燵に入る。

 「それで? 召喚は続けるのかい? ディアドラさんも欲しいって言っていたじゃないか」

 「ディアドラは欲しいけど、外れた時がバニーカミラ姉さんとヘクトルだからなぁ。バニーカミラ姉さんはともかく、ヘクトルはいらないよなぁ」

 「それもそうだね」

 「お前らはどこまで俺に失礼なの? 毎回俺が一番被害受けてる気がするんだが」

 「「ヘクトルはバカだから」」

 「テメェらぁぁぁ!!!!」

殴りかかってきたヘクトルをエリウッドが横から隠し持っていたアーマーキラーを叩き込んでいた。

 「やっぱり、相性激化のシムベリンを叩き込みたいね」

 「殺意高くない?」

 「お、俺の、し、心配、わ、しねぇ、のか?」

脳筋ジェネラルの心配をするわけがない。むしろ魔法じゃなくて物理だったんだから、死ぬ心配はないだろう。

 「エイリークも2人くらい出てたよね」

 「回り込みと引き込み、それに速さの鼓舞だからな。スキル継承にも使わないかな。……羽にしたらエフラム怒ると思う?」

 「控えめに言って挽肉にされるだろうね」

なんでファイアーエムブレムシリーズはシスコン、ブラコンが多いのだろうか。

 「まぁ、最近は枠に空きもあるし、焦って減らす必要もないんじゃないかい?」

 「スキル継承に使ってばっかりで、減る一方だったからな」

星4が出やすくなってありがたいことです。だが、獅子王さん3人もいらないです。

 「残ったオーブはどうするんだい?」

 「白黒の子ガチャの時にシャラ狙いで使うかなぁ」

 「ドルカスは狙わないのかい?」

 「来たらそこで死んでる脳筋ジェネラルの出番はなくなるだろうな」

俺の言葉にヘクトルは反応もせずに気絶しているのだった。

 

 

 

 

 

 「何故、私と貴女が支援を組むことになったのかしら」

 「そうね。私達が一番使用率が高くて、英雄値が高いからじゃない?」

 「私は斧の方、貴女は弓騎馬のほうだけれど」

 「闘技場でも組むことになったからね。まぁ、これからよろしくね」

 「ええ、こちらこそ」

 




白夜に炬燵があるの? とか、羊羹あるの? とか突っ込んだら負けですよ? この世界ではあるんです。


久しぶりに書いたら、召喚士の口調とか忘れてました。なので、今までの召喚士と口調がちょっと違うかも。まぁ、誤差だと思って許容してくださいな! ちなみに最後に会話しているのはアクアとリンです。


アイラとセリカとフィヨルムはレベル40にしました。今はアイラとフィヨルムのスキルポイント稼ぎ中です。アイク? 戦禍で手に入れたヨシュアと一緒に星5アテナを教師役にして後でレベリングしますよ。


pixivで某絵師さんの『いふまんが』を読んで久しぶりにFEifをやりたくなってインビジブルキングダムでやり始めました。とりあえずモブ兵士捕まえて育成しなきゃ!

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