召喚士と英雄の日常   作:(TADA)

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感想で『レオン熟女』なんて単語をだすから……


召喚士とレオン

俺の部屋にはとある英雄がやってきている。女性の服装に長い髪のウィッグ。見た目は妙齢の美女そのもの。そんな人物が優雅に紅茶を飲んでいる。

しかし、その実態は暗夜国の王子であるレオンである。

 「な、なぁ、レオン」

 「なんだい?」

優雅に微笑みながら俺に問いかけてくるレオン。その姿は淑女そのものだ。しかし中身は男である。だから俺は確認しなければならない。

 「その格好はどうした?」

思い出せば俺が最後に見た時は普通の格好だったはずだ。いや、ピクニック姿を普通にしてしまっていいのかはわからんが、バニーやメイド服に比べたらはるかに普通だったはずだ。

だが、気がついたらこの姿である。

レオン(女装)はやれやれといった雰囲気を出しながら紅茶を置く。

 「召喚士は僕が好きでこの格好をしていると思っているのかい?」

 「違うのか?」

 「否定はしない」

 「アウトじゃねぇか……」

やっぱり好きでその格好なんじゃないか。

 「とりあえず召喚士、この格好の説明をさせて欲しい」

 「聞こうか」

俺はお代わりの紅茶をフローラに入れてもらいながらレオンの説明を待つ。

 「一昨日のことだった。僕は洗濯物を出した。そして昨日になって僕は朝着替えようと思った時に気づいてしまった。間違って着替えも含めて洗濯物に出してしまったと」

 「バカじゃねぇか」

 「うっかりと言って欲しいね」

いや、バカそのものだと思う。

 「僕も王族の人間だ。寝巻きのまま歩き回る訳にはいかない」

そこまで言ってレオンが力強く俺を見る

 「そこで気がついたのがフェリシアが間違って僕の部屋に持ってきたカムイ姉さんの服だった」

 「なぜその発想になる」

俺の言葉にやれやれと感じで首を振るレオン。

 「いいかい、召喚士。そこにカムイ姉さんの服があるんだよ? そして僕には着る洋服がない」

そこまで言ってからレオンはいい笑顔を浮かべる。

 「そしたら着るだろう。普通に考えて」

 「いや、その発想はおかしい」

どうしてifの王族はこうもどこかおかしいんだ。

 「どこがおかしいんだい? その証拠にカムイ姉さんとカムイ兄さんは『とってもよくお似合いです!!』と言ってウィッグまでジョーカーに用意させてくれたんだよ?」

 「あの純粋竜’sは何を考えているんだ」

仮にも自分の弟に女装を薦めるとか頭がおかしいんじゃなかろうか。

 「まぁ、そんなわけで僕はこの格好でいることに決めたのだ」

 「マークスやカミラ姉さんは何も言わないのか?」

 「二人ともカムイ兄さんとカムイ姉さんに褒められた僕を羨んでいたよ」

 「カムイ大好きクラブはもう駄目かもわからんね」

白夜王族組もカムイ’sに関しては完全にイエスマンの集団だし、if世界もどうなっているんだ。

 「レオン、とりあえず確認なんだが」

 「なんだい?」

優雅に紅茶を啜りながら俺に答えてくるレオン。俺としてもこれは最重要で確認しておかなければならない。

 「お前はホモか?」

 「ホモと聞いて!!!!!」

 「フローラ」

 「承知しました」

ホモの話題になった途端に部屋に飛び込んできた白夜の末姫はパーフェクトメイドによって即座に部屋から締め出された。

ホモの話題になれば奴がカットインしてくるのは予想ができていたために俺とレオンも普通に会話を続ける。

 「勘違いしないで欲しい。僕は女性の格好をしているが、性癖はあくまでノーマルだ。白夜の某王子と違って幼女にしか欲情しない変態でもない」

そこで一度言葉を切ってから力強い瞳で俺を見つめてくるレオン。

 「僕はあくまで女性の格好をするのが好きなだけなんだ」

 「その性癖も充分に捻じ曲がっているからな? 理解しろよ?」

 「やれやれ……いつだってマイノリティは迫害されるものか……」

 「いや、迫害はしないけどな。むしろ女装癖で迫害したら他の変態共をどうすればいいんだ」

ロリコンは当然としてオールラウンダーオタクラスボスにロリショタ好き。さらにはストーカーまでいるのが我がヴァイス・ブレイブだぞ。今更女装程度でどうこう言う輩もいない。

俺の言葉にどこか安心したような表情になるレオン。

 「あぁ、それなら良かったよ。ちょっと治安維持部隊に捕まらないか不安だったんだ」

 「女装癖以上に問題のある英雄しかいないから大丈夫だろ」

俺の言葉に心底安堵した表情になるレオン。しかし、すぐに真剣な表情になる。

 「それはそれとして召喚士に相談なんだけど」

 「なんだ? もうこの際だから最後まで聞いてやるよ」

俺の言葉に真剣な表情を続けたままレオンは口を開く。

 「胸パットはどれくらい入れればいいと思う?」

 「お前は何を言っているんだ」

 「僕も最初は大きい方がいいかと思ってカミラ姉さんくらいの大きさにしたかったんだけど、自然な巨乳にできなくてね。そこでカムイ姉さんくらいならどうかと思ったんだけど、胸パットを詰めている時に気づいたんだけど、カムイ姉さんも意外と大きいんだ。そこで白夜の第一王女くらいだったらどうかと思ったんだけど、それだともの悲しい。召喚士はどれくらいがいいと思う?」

 「心の底からどうでもいい。それに、だ。レオン」

俺はレオンに言い聞かせるように口を開く。

 「いいか、大きかろうと小さかろうと女性についているのがおっぱいだ。お前が作ろうとしているのはあくまで偽物。そこにロマンはない」

 「異議あり。たとえ女装した男の偽乳だとしても、見た目が完全に女性であるならばそこに夢は生まれるはずだ」

そこから始まるおっぱい論争。途中でやってきたヘクトルとエリウッド。そしてどこからか聞きつけてやってきたギムレーも巻き込んでの大論争はリンによる粛清によって終わるのであった。

 




レオン
女装癖に目覚めた暗夜の王子。息子の女装癖は父親からの遺伝であったらしい。原作だとどうだったか忘れましたが、この作品では遺伝という線で行きます。息子が実装されるか知りませんが。

フローラ
完璧メイド。写し身人形を使ってカムイファミリーと召喚士のメイド業を同時にこなす。

白夜の末妹
ホモの話になったら湧いてくる存在



そんな感じで感想にていただいた『レオン熟女』という単語が作者の脳内シナプスの暴走によって女装癖レオンになりました。レオンファンには申し訳なかった。でも息子が女装癖あるんだから父親にもあるだろ。

さて、最近の作者のFEHですが、伝承アルムが欲しくて回していたら伝承マルスがやってきました。剣なのでとりあえず修羅道場に叩き込んできます。大丈夫!! 我らが女神に剣の技量のスキル継承させたからやばくなったら止めてくれるさ!!
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