ハイスクールD×D Re:Joker of despair   作:カルパン

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初めてってこうやって簡単に散るんだな……ぐすっ……

 

 

帝side

 

斬る、切る、伐る、剪る、きる、キル、キル……切っても切っても無限に首生えてくるんだけどぉ!?

 

あれだけカッコつけて見栄を切った甲斐もあり、一頭は()が放てる最速の居合で焼き切った

 

でもその後がなぁ……警戒されて打てないの何の……鞘の中に磁場を作るという過程上、魔力の精密操作が必要だ。でも今の()の技量だと立ち止まった状態じゃないと上手いことやれないんだよね

 

かと言ってそのような動きを少しでも見せればすぐに潰される

 

炎を纏わせて切ることもできるが、切断と同時に切断面を焼くには火力不足。やるなら細胞を一片残らず消滅させるしか無い

 

縛り付けることができれば簡単なんだが……生憎お相手さんの頭数は残り8だ。()の手首に巻いてる鎖錠もどこまでも伸びる上に性能的にも捕縛特化とはいえ、縛っている時の張力で腕が動かせない。終わってんな

 

前から迫る頭を斬り、頭上から迫り食い殺さんと開かれているその大口を鞘で殴って頭蓋を叩き割る

 

背面から巻き付こうと迫っていた頭は反射思考により座標を瞬時に叩き出して首を内側から剣で弾き飛ばした

 

戦闘スタイルを少し組み替えたことによって得た反射思考はこの巨蛇のとの戦闘において()に思考の余裕を与えてくれた

 

並列思考で使っていた脳のリソースを全て戦闘のみに全ツッパできるのはかなり大きい。あとシンプルに常時座標の計算とかしてると偶に頭がおかしくなる

 

それに日常的に座標の計算をしていたおかげで何も考えなくとも脳と体が勝手に座標計算してくれるからありがたい

 

「っとい!」

 

「ギィ!?ギシェェァァァァァ!!??」

 

「たく、そんなデカい図体でそんな長い首振り回してたらそら自分に当たるだろうが」

 

薙ぐように振るわれた頭の軌道上に刀の峰を添え、当たる瞬間に上に弾き上げて軌道を変えると勢いのまま自分の体に当たって自滅した。流石は半端な知性の畜生だ。怒り具合が違う

 

とは言えジリ貧に変わりはない。魔力放出中に冥霆も打て……そもそもやったことあったか……?よし、ものは試しだ

 

忙しなく迫る攻撃を凌ぎ、多色疲労が出たのか攻撃の手……手?が少し緩んだ

 

大振りになった攻撃に合わせて刀を振るい、刃が首に触れるその瞬間刀身より(くろ)い炎が溢れ、軌道上のものを灰に変えた

 

「ギョァァァァァァ!!??」

 

おぉ、出来た。というか結構な火力になったな……切断した部分が炭化してる……我ながらとんでもないことを……

 

ん?焼けた部分を食ってる……?

 

「フハハハハハハハ!!矮小なる身でなかなかどうして、いい一撃を放つじゃないか!それも魔王破気(デモンロード・ドライブ)の使い手と来た!」

 

チッ、時間をかけすぎたか……それともさすが現龍王最強と言うべきか、復帰が早いな

 

「悪いけど話は後……っつっても一緒にやる気なんだろ……?」

 

「そうだな。お前個人への興味もそうだが忌々しいその気配も含めて色々と問いただしてやりたいところだ」

 

……めんっっっどこいつ!!

 

ただでさえヒュドラ一匹に手ェ焼いてんのにさぁ……こちとら一般人に毛が生えた程度なんだけど!?

 

「では行くぞ魔王の資質を持つ人間よ!それと後でしっかり話をさせてもらうぞ赤龍帝!」

 

『うぐっ……!あ、相棒……』

 

「そのことに関しちゃお前の責任だろうが……ケツ拭くぐらいなら手伝ってやるから後でちゃんと話せ。いいな?」

 

『すまん相棒……恩に着るぞ……!』

 

ドライグが涙ぐみながらそう語りかけてきた……これかは少し喋る機会を増やした方がいいか

 

蒼き巨龍と完全復活した九頭の巨蛇を前に俺の調子が乱れることは無かった

 

帝side out

 


 

三人称side

 

金属がぶつかり合う響くような鈍い音、大地を粉砕する破砕音、硬い肉を叩き潰すような音、空気そのものが焼け焦げるような轟音の中グレモリー眷属、シトリー眷属一行は音の発生源の近くに到達した

 

「あれは……!」

 

「ありゃ間違い無ェ、天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)ティアマット、それに先祖返りのヒュドラだ」

 

一同は息を呑んだ。片方は現役の五大龍王最強。魔王級、下手すればそれ以上とされる有数の強者だ

 

方や先祖返りとされるヒュドラ。言葉をそのまま鵜呑みにするのであれば大英雄ヘラクレスを一度撤退に追い込んだ神話の怪物。桁外れの再生能力と不死の能力を持った中央の頭、吐く毒は一切合切を腐らせ不死性を持つ生物すらあまりの苦しみに不死性を返上させた不死殺しの毒を持つ。その力と能力は魔王級と推察できる、まさに言葉通りの怪物

 

そして双方に挟まれ猛攻を捌き続ける帝の今の実力は最上級悪魔程度。勝てるわけが無いとその場に居た全員が顔を青くしていた

 

なのに目が離せなかった

 

蒼く輝きを放ち続けるその双眸に

 

命を狩るべく飛来し続ける鎌を躱し続けるその肉体の躍動に

 

一瞬を突いて繰り出されるその技の冴えに

 

愉悦が含まれていたのだから

 

「おや、これはこれは。皆さんご機嫌よう」

 

巨龍と巨蛇の間で踊る帝に一同が見惚れている間にケイローンが近付いた

 

「いつの間に!?何者ですか!?」

 

「落ち着いてソーナ。彼は味方よ」

 

「ええ。少なくとも貴方方がマスターに友好的である内は私共も手出し致しません。主を怒らせる程の愚かな使い魔はいませんから」

 

アーチャーはチラリと戦場に目をやり、ソーナはそれで理解を示した

 

「どういうことよ……なんで神秘も何も無いような人間が神話の再現じみたことを……」

 

「あれが帝の本気……セイバーを下した剣士の本気……!」

 

遠坂は帝が英霊を従えたマスターであること、そして本人は目の前で神話の再現と言える戦闘に頭を抱えた

 

一方衛宮はじっと帝を見続けた。己の可能性を追うように、かの騎士王に打ち勝った剣士の本気を目に焼き付けるために

 

「先生、兄貴は勝てるんですか……?」

 

一誠は兄の実力を信じて疑わない。兄の戦いの記憶を追体験した一誠は帝を信じていた。だが実際にその実力を目にしたわけではないためか不安が紛れていた

 

「ええ、勝てますとも。ご覧なさい」

 

一同の視線の先にはティアマットとヒュドラの間でひたすら攻撃を躱し受け流し続ける帝の姿

 

四方八方から攻撃が飛び交い、さらに逃げ場もない袋の鼠状態。やはり無理だと一部を除き誰もが思った

 

「ふむ、では分かりやすくこう言いましょうか。マスターがいなした攻撃の行き先はいったい何処でしょう?」

 

その一言が祐斗の表情を変えた。絶望からあり得ないものを見るような表情に変わった

 

「まさか……ティアマットの攻撃をヒュドラの方に受け流している……!?」

 

「正解です。もちろん全てそうしているという訳ではありませんがね。それとあの位置取りはそれぞれの間合いを理解してのものですね」

 

は?と誰かが発した。理屈は理解できる。だが実際にそれをあの状況で実践できるほどの技量に理解が及ばなかった

 

「信じられないのは無理もないでしょう。貴方方の指標として表すなら現在のマスターの力は最上級悪魔クラス。しかしあくまでもそれは()()()()のみに限った話です」

 

「それ以外の要素が皇くんの実力をそれ以上のものにしている……ということでしょうか」

 

「如何にも。特筆すべきはあのレベルの存在が蔓延る戦場を生き抜いたセンスと判断力、常に予想外の事態に対応できる柔軟性、今日に至るまでの経験と驚嘆すべき圧倒的な技量。戦闘に関わる凡ゆるものを合わせた総合力で言えば平時で既に魔王級を超えています」

 

再び轟音が空気を震わせた。(くろ)い炎が滲むそれはヒュドラの怯んだ隙を縫って3つの首を消し炭へと変えた

 

「リアス、以前のゲームの時もそうでしたが皇くんのあれはやはり……」

 

「ええ、ただの噂だとばかりに疑っていたけど、あれはまさしくそうね」

 

「おや、マスターのあれをご存知なのですか?」

 

純然たる悪魔の2人はそれで通じていたが、他一同は脳内に疑問符を浮かべていた。帝の教導者のようなアーチャーすらそうだった

 

「古来より72柱の悪魔達の間で言われていた口伝のようなものね。黒い衝撃と雷鳴に祝福を与えられた者は魔王の資質を持つ者であるのだとか」

 

「この口伝は我ら悪魔の母、リリスがまだイヴと呼ばれていた頃から存在した魔王イブリースから端を発しています。ですがかの魔王に関する文献は非常に少なく、この口伝のようなものと絶望を統べる者という情報しか残っていないのです。あの力、魔王破気(デモンロード・ドライブ)は魔王イブリースの力を根源とされているようで、扱うことが確認された者は皆魔王になることはなくとも大きな功績を収めています」

 

「なるほど……ではマスターのあの禍々しい魔力については何も心当たりはなさそうですね……」

 

「……一説には魂の本質に当たるものの一部を魔力として出力しているというものもあります……が、それを信じるには早計かと思われますね」

 

「えぇ、普段の彼ならあり得ないもの。だから話してくれるまでは待つわ。私達が彼を信じているように、彼が私達を信じてくれるその日まで」

 

(ふむ、ただ色恋にのめり込むだけの存在ではないようですね……後は誰が彼の伴侶となるか……ふふ、人の色恋とはいつ見てもいても面白いものです)

 

アーチャーはリアスを見定めるとともに主に対して黄色い声援を送る二騎と他にも主に対して恋慕を向ける知り合いを思い浮かべ愉快そうに笑った

 

(さて、貴方がどうこの嵐を乗り越えるか……貴方に求める課題をクリアできていなければ追試をさせていただきましょうか)

 

三人称side out

 

帝side

 

「ッ!?」

 

ゾクリと背に冷たい何かが走った。死の恐怖を感じたわけではない。何かこう……精神的な死の前兆を感じた気がする

 

「戦闘中に考え事とは余裕だな!」

 

「結構これでもギリギリなんだけどうお危ねっ!?ブレスはやめろよ、流石にそりゃ受け流せねぇよ」

 

「ギシャァァァァァ!!??」

 

吐き出されたブレスに背を向けてヒュドラのいる方向に駆ける。噛みついてくる頭を避けすれ違いざまに切断。力なく横たわった首を盾に獄炎をどうにか耐え切った

 

「あと残り5本……一気に行くか!」

 

刀と鞘を右腕に収め不死殺しの特性を付与した2振りの長剣を生成、両手に握るとともにヒュドラの全身を刻みながら駆ける

 

首元に到達と同時に叩きつけるように振り下ろす。それを起点に回転、もう片方の剣を叩きつけて更に回転。幾度もそれを繰り返して独楽のように回転しながら首を這い回り炎の魔力を吹き出してそれを推力とする

 

頭に到達と同時に(くろ)い炎で切断、勢いのまま飛び出し手首の鎖をティアマットの腕に絡めた

 

「お前の体利用させてもらうぞ」

 

「鬱陶しい!このまま叩きつけてくれる!」

 

鎖を絡めた腕が振り下ろされるがその前に鎖を外し首に巻きつける

 

ティアマットの体を通り過ぎると旋回、再びティアマットの横を再び通り過ぎると同時におちょくるのも忘れない

 

再びヒュドラの方に近づくと目前の頭とは別の頭に鎖を巻き付けてそのまま目前の頭を焼き切る

 

巻き付けた鎖を起点にヒュドラの体を旋回しながら飛んでくる毒ブレスを回避。一度地面に足をつき鎖を引っ張ると同時に跳躍、鎖を巻きつけた首を焼く

 

宙に放り出され自由落下しながら次の首に狙いを定め、地上に向けて宙を蹴る

 

体を回転させて首を斬り、切断と同時に断面に剣を突き刺しそこに掴まりながら落下した時の速度を落とさないように回転する。剣へ過剰に魔力を込めると次なる首に体を向けて剣の持ち手から手を離し、魔力の爆発とによる爆風を利用して迫る

 

次の頭が大口を開けて()を喰らわんとするが脳天に剣を突き刺して顎を蹴って無理矢理口を閉じさせる

 

体を振って頭の上に登りそのまま切断、残すは不死の頭のみだ

 

久しぶりに高機動戦闘をしたが案外勘は鈍っていなかった

 

「うおっ!?暴れんなよ!?くそっ!」

 

「シィ〜……チチチ……」

 

切った頭は石の下敷きにしてやろうかと考えているとヒュドラは頭を大きく振り剣ごと振り落とされた。最後の抵抗かと身構えたがヤツは急にとぐろを巻き始めた

 

蛇の習性から察するに……俺に降伏したとでも?というかこいつに一般的な蛇の常識が通用するのか……?

 

「ほう、ソイツはどうやら戦意喪失のようだな。もう私達の戦いを邪魔する者はもういないらしい。私が言うのもおかしいがあの猛攻の中でそこの蛇を戦闘不能に追い込むとはよくやるものだ」

 

「やっと面倒なのが1匹片付いたって感じだよ……さて、これでようやくタイマン張れるな」

 

「ふむ……消耗して尚その闘争心と蛮勇、気に入った!」

 

いやいや、こんなのただの減らず口だって。実際魔力も残り4割ぐらいで━━━

 

「故にお前の思いに全力で応えさせてもらうぞ!」

 

へ?ちょ待ってそういうの求めてな━━

 

言葉を発そうとしたその瞬間、彼女の体は魔力の渦に呑まれた

 

そして渦は彼女の巨体から徐々に人間のサイズと相違ないものに縮めそして渦が晴れた

 

そこに佇むのは青く美しい長髪をはためかせ、理知的なその瞳には()を映し出していた

 

「待たせたな。なにぶんこの姿になるのも久しくてな……では始めようか!」

 

「おい待て誰も始めるとか言ってなぁはぁっ!?」

 

辛うじて反応できたが、あまりの拳速に頬を裂かれる

 

先ほどの龍形態とは打って変わった実力に疑問が浮かび、再度左眼を展開

 

「えぇ……お前さっきより強くなってんだろ……て言うより手ェ抜いてやがったな……」

 

「だから言っただろう、全力だと。そう言うお前こそまだ底を隠しているように思えるが」

 

らしいけどケイローン先生、判定は?

 

(ダメです)

 

デスヨネー

 

まぁでも対人戦としてやれるようにしてくれたのには感謝かな

 

そう考ると持っていた剣を地面に突き刺し、徒手格闘に切り替えた

 

「剣を手放すか……私と同じ土俵に立ってやるとでも?」

 

「馬鹿言え、対ヒト型ならこっちの方がやりやすいんだよ。まかり間違ってもあんたと同じ土俵に立ったら一瞬で消し飛ばされるからこそ、こっちは本気でやるってんだ」

 

「あくまでも全力は出さないと……なら、その余裕を崩すまで!」

 

先ほどよりも緩く、しかし喰らえば即死級のそれを躱すと同時に一瞬だけ掴む

 

そのまま振り払われるが、元より目的は別。振り払われた右腕に加速をつけて左足でしなりをつけたハイキックを繰り出す

 

が、それも防がれ弾かれた。続けて鳩尾目掛けて掌底が繰り出された

 

左足は弾かれた勢いのまま地に付け体を半身にして掌底を躱す。またもや皮膚を裂かれたがたかが薄皮

 

半身になった際の勢いを利用して右のジャブを打ち受け止められる。が、それを見越して繰り出した足払いが綺麗に決まりティアマットは態勢を崩して倒れ込んだ

 

当然右手は掴まれたままなために共に倒れ込むがそれを利用し腹部に肘を落とす。冥霆も上手く決まりより大きなダメージも入ったことだろう……()の感覚が間違っていればだが

 

「ぐっ……!やるな……この瞬間を狙っていたか……!」

 

「よく言う……土壇場で魔力防壁で軽減しやがって……!」

 

そのまま投げ飛ばされるが、着地ののちに体勢を整えようとすると眼前に拳。地面スレスレに上体を倒しどうにか回避、同時に脇腹へ蹴りを入れて蹴飛ばした

 

焦りを隠すように軽く息を吐きティアマットに注視する

 

土埃を軽く払いながら立ち上がったティアマットも同様に俺に注意を向けていた

 

「げほっ……やるな。だがお前の実力については理解した。その眼と技量は確かに私以上らしい。素直に賞賛を送ってやりたいところだが今日は特別だ。敗北も贈ってやろう、お前の動きは見えてきたことだしな」

 

「へぇ、気が合うな。()もアンタの動きはある程度見切ったよ。悪いけどそのプレゼントはクーリングオフさせてもらうぞ」

 

「言ってくれるな?ならその言葉通りに動いて見せろ!」

 

牽制に宙に浮かび上がった4つの円形の陣から火球が放たれると同時に駆ける

 

直進すれば当たらないが、直進すれば危険が生じると勘が告げていた

 

ならばと魔力喰らいの特性を持つ剣を射出。触れたと同時に爆発したが後続にあったであろう魔力による攻撃は掻き消した

 

「来るか!」

 

暴風の如く魔力が吹き荒れ、ティアマットの体に収束する。カウンター狙い、視線とこれまでの動きの癖、パターンを解析し脳内演算を始める。そこから繰り出される攻撃を数パターンに分けてシミュレーション。

 

ティアマットが拳を繰り出すその瞬間、両足の軸を回転させ姿勢を極限にまで低くしてそれを避ける。そして頭を地に付ける程にスレスレに、両手も地に付け片膝を付き、重心を移動させ顔を刺すように蹴りを放つ

 

「冥霆……!!!!」

 

蹴りは顔にクリーンヒット。彼女は黒い衝撃と共に吹き飛んだ

 

卍蹴り。対人戦における()の十八番だ。距離を詰めながらの奇襲やカウンター、さらにはカウンター返しなどに持ってこいの技だ。これまでに幾度となく使用してきたからこそ、出すべきタイミングは自然と分かるのだ

 

「言っただろ、見切ったって」

 

余裕そうに言い放ってはみるが、今ので魔力が枯渇寸前だ。これで根を上げてくれるといいが……

 

「……なるほど、確かに良い一撃だ。今の動きは躰道……とかいうやつだな?なるほど、ああやって視界から消えたと思えば死角から攻撃が飛んでくるのか……」

 

「マジかよおい……」

 

期待も虚しくティアマットは少しふらつきながらもしっかりと立ち上がってみせた

 

「まぁ正直少し意識が飛びかけたが……誇れ、お前のその強さは本物だ。私が言うのだから間違いない。さて、それはそうとどうする?今ので理解したがこのまま戦えば恐らく()()()()()だろうさ」

 

「……いや、やめとくよ。もっと魔力が残ってりゃ話は別だった訳だが……思いの外あのクソ蛇とのやり合いで使いすぎたらしい」

 

五体投地。今の()になす術は無い。()の負けだ

 

「さぁ、煮るなり焼くなり薄い本みたいなことするなり好きにしろ」

 

「ほう?薄い本のように……つまりお前の種を貰い受けてもいいのだな?」

 

「え"っ……!?」

 

冗談を間に受けんでくれんか?

 

「冗談だ。それに私はこれを勝ちだとは認めんぞ?先程も言った通り、十全なお前なら私は負けていたのだからな」

 

「お前冗談の質が悪いぞ……それならお互い引き分けってことで納得しとくよ」

 

差し出された手を取り立ち上がる……その瞬間、視界の端に毒々しい線が見えた

 

「はぁ、無粋なヤツ……」

 

ティアマットを抱き抱えて回避し地を雷鳴と共に蹴り抜く。道中に突き刺さった剣を回収するともう一息入れて地面を蹴る

 

魔力がすっからかんになった体に鞭を打ってヒュドラに急接近し、周囲に滞留した自身の魔力を剣に収束。魔力の指向性を定めて加速させて巨大な雷炎の剣を形成する

 

「炎と雷の組み合わせってよぉ……粉塵爆発を引き起こせるんだぜ……!」

 

雷炎の剣がヒュドラの肉に到達すると爆発を始めた。爆発の威力に振り回されそうになるが構わず振り抜き、ヒュドラの首を両断すると同時に爆炎で焼き傷口を無理矢理に閉じさせる

 

ビチビチと跳ね回りながら逃げる頭をよろめきながら狙いを定めて剣を投擲。串刺しにして地面に縫い付けることでその動きを封じた

 

「おっと……無事か?根性があるのは良いことだが▫️▫️▫️▫️▫️▫️ないか。▫️▫️▫️▫️少し弱っているぞ」

 

あーくそ……使いすぎか……頭がぼーっとして何も考えらんねぇ……今ティアマットのやつ何て言ったんだ……?

 

「おい聞いて……はぁ……魔力の枯渇で意識が朦朧としているか……仕方ない……」

 

口に何かを押し当てられている気がする……少し独特な匂い……果実……?

 

「……口すら動かせんか……ふむ……おーい、そこの!少し来てくれ!」

 

近くに誰かいたっけ

 

「帝!?大丈夫なの!?」

 

あ、リアスかぁ……大丈夫?変なことされないかなぁ……

 

「極度の魔力▫️▫️で▫️▫️している。何かしらの手段でこれを食わせてやれ。多少な▫️▫️▫️魔力が▫️▫️▫️▫️だろうさ」

 

「わかったわ……まさかこんな▫️で▫️ることにな▫️▫️▫️思わなかったけど……」

 

へ……何顔近づけて━━━

 

ズギュゥゥゥゥゥンッッッッ!!!!

 

「……ッ!?んんっ!んご!もがっ!?」

 

「んっ……んむぅ……暴れないで……ちゅ……」

 

何今の効果音!?あとびっくりしすぎて意識ハッキリしたから!そんな何回もキスせんでええて!

 

お前マジで離れ……ダメだまだ体に力入んねぇ!?

 

「帝……帝ぉ……♡れぅ……ちゅ……ちゅぱ……♡」

 

あっおま舌はマジやめろ!ライン超えすぎやわ!あ待って力強!?

 

「ほぉー……人間相手にあれだけ情熱的になろうとは……珍しい悪魔もいたものだな」

 

「あらあら……」

 

「わっ……わぁ……すご……」

 

遺憾ながら……本ッ当に遺憾ながらリアスから送られる魔力で体が少し動くようになってきた

 

「いい加減にしろっ……!」

 

「ゔっ!?し、舌を噛むなんて酷いわよ!?」

 

「無抵抗の人間の唇を貪り喰らっといてよく言うよ……ムードもへったくれもない……」

 

「……ムードがあればよかったのね……」

 

む、何やら墓穴を掘った予感……ぼそっと言ってたのが聞こえてた……?

 

見るも無惨に俺の初めては散らされた訳だが魔力を供給してくれたことに関しては……まぁ鰹節ぐらいの厚さで感謝はしておく

 

ファーストキスの記憶は強く残ると聞く。詰まるところ俺の脳にはキスについて連想すると先程の光景が蘇ると……

 

うん、ノーカンだ!俺の精神衛生上にもあんまよろしくない!何より救命行為を受けた側だしな!

 

ある程度動けるようになったので自分の両頬を叩き掌で軽く揉んで意識を変える

 

「先輩、肩お貸ししますよ」

 

のろのろと歩く俺に祐斗が肩を貸してくれた。先輩としては恥ずかしい限りだがここは素直に肩を借りることにした。優しくてデキる後輩がいてくれて嬉しい

 

「助かる。あー……ティアマット、そこの串刺しになってる生首なんだが……」

 

「大岩の下敷きにする腹積りだったのだろう?それなら既に完遂済みだ」

 

「わお、流石。仕事が早いもんだ」

 

しかし疑問が残る。何故彼女が急に俺とヒュドラの間に入ってきたのだろう

 

「そう言えばまともに挨拶をしていなかったな。私はティアマット、現役の五大龍王が一角だ。ちょうどこの先の崖の下に棲み家を構えていてな、何やら崖上が騒がしく様子を見にくればこうなった訳だ」

 

なるほど、つまり俺は最悪のパターンの中に放り込まれて神話の再現なんて真似させられた訳だ

 

(ですが得るものはあったでしょう?)

 

それとこれとは別だ。確かに成長はしたけどよ……

 

「して、お前の名前も教えてもらえるか?他の者の名前はもう聞いたのだが……」

 

しまったぼーっとしすぎた……ケイローン、講評はまた後で

 

(ええ、それではまた後で)

 

「悪ィ、まだ復帰したてでぼーっとしてたわ。俺は皇 帝。そこの美優とイッセーのお兄ちゃんにして今代の赤龍帝その2なただの人間だ」

 

「ただの……それにしては……いやすまない。詮索すべきで無いか」

 

魂のことに関しちゃ今はそこまで詮索されてほしくない。俺の目線だけで察してくれたのは古くから生きる龍が故か、流石だ

 

「ご理解の程ありがとう。ところで祐斗、使い魔契約の進捗はどうなってるんだ?」

 

「そうですね……生徒会メンバーは順調に進んでいるようです。こっちはまだ……ですね。アーシアさんだけが契約できただけで……イッセー君は……まぁ先程も見ていただいたとは思うんですけど……」

 

「うぅ……触手丸ぅ……」

 

うーん……イッセーはさっきのスライムを使い魔にしたがっていたけど……流石に色々と良くないよね。戦術的に使い魔にしたいとかなら薦めるけどイッセーだしなぁ……

 

あとお前ネーミングセンスひっでぇな……

 

「そうか……ティアマット、少し相談があるんだが……ウチの弟と妹にちょうど良さそうな使い魔を見繕ってやってくれるか?」

 

「ほう……使い魔になれとは言わんのだな?」

 

「長い悪魔生を過ごすんだ、長く付き合うなら慎重に選びたいだろ。それにその方が相棒感あっていいしな」

 

ティアマットは俺の言葉を聞いて暫く考え込んだ

 

龍種というのは生物としての格が最上位故に気分屋が多いと聞く。彼女がそれに該当しない……あるいは気分的に俺の言葉に耳を傾けてくれれば良いのだが

 

俺の懸念の中ティアマットは閉じていた目を開けた

 

彼女の微笑みを見るにどうやら俺の懸念は無駄だったようだ

 

「ついて来い。皇 一誠に良さそうな使い魔は残念ながらいなかったが、皇 美優にならちょうど良いのがいるぞ」

 

「え……マジかよ……」

 

龍王の無慈悲な一言に赤龍帝は泣いた。ドンマイイッセー

 

イッセーの涙には誰もフォローできず、微妙な空気のまま森の中へと進んでいた

 

「うわぁっ!?」

 

アーシアを始めに子猫、朱乃がイッセーのフォローに回る最中、祐斗を押し退けて俺の両肩が鉤爪のような何かに掴まれたと同時に浮き上がる

 

「おおっ、何だ?」

 

「ほう、珍しい。凶兆ガラス(オーメン・クロウ)か」

 

よく見ると普通のカラスに比べて大きいヤツらが俺の両肩を足で掴んでパタパタと羽ばたいていた

 

そのサイズ差なんと1,5倍(当社比)!すごく……おっきいです……これにはロ⚪︎ソンもびっくり*1

 

「うわ不吉……でもなんか懐かれてる感じするんだけど」

 

「だろうな。普通凶兆ガラスは遭遇したが最後、目撃した者の頭蓋をその嘴で叩き割ると言われているからな」

 

「こっわ!?えっ、まさか凶兆ってそういう!?」

 

「ああ、遭遇=死、故に凶兆だ。だからこそそれほど懐かれているのは珍しい」

 

困ったように周囲に視線を振ると殆どがふるふると首を横に振った

 

おいザトゥージ、何であんたも首振ってんだ!?仮にも使い魔マスター目指してんでしょうが!?

 

「ねぇ、せっかくだし使い魔として契約してみたらどうかしら?」

 

「良いんじゃないか?お前のその左眼と戦いぶりに因んでフギンとムニンにでもしてみたらどうだ」

 

いや仮にも相手は神鳥ぞ?北欧神話の主神の使いぞ?人間がそんなことしちゃ不敬にも程があるでしょ

 

というかティアマット、お前よく見てるんだな。この一年間誰にもこれについて触れられなかったのに……

 

「名前についてはともかく、使い魔にするのはアリか。ウチの使い魔(英霊)は現界中も魔力食うしな。ほれお前ら、一旦降ろせよ」

 

パタパタと羽ばたかせていた翼は次第にその勢いを弱め、2羽は地面に降り立つとぴょんぴょんと俺の目の前へと回り込んできた

 

何だこいつら……物騒な種類名のくせして可愛いなおい

 

「お前ら、俺の使い魔になる?」

 

「「……」」コクコク

 

「へぇ、随分素直じゃん。気に入ったし使い魔にしてやるよ。謎に愛嬌もあるし」

 

「「カァ!カァ!」」

 

えっと、使い魔にするには……えっと……

 

「はい」

 

「マニュアルか、ありがと」

 

何々……まず契約者本人の血を飲ませてそれから身体の一部に触れて魔力を流す。使い魔側がそれを受け入れたら契約完了……と……ん?

 

「リアス、何で俺が欲しいもの分かったわけ!?」

 

「……?何となくかしら……?」

 

「いや疑問形にされても……ぶぉわっ!?」

 

「あるじっ!あるじっ!」

 

リアスの察しの良さに慄いているとカラスの1匹がいきなり喋りながら飛び込んできた

 

しょうがなく腕に乗せてやると胸元にスリスリと頭を擦り付けてきた

 

もう1匹は俺の肩に飛び乗ると足を折り畳み、羽を休めていた

 

何だコイツら……本格的に可愛いと思っちまったじゃねぇか……!

 

人間界でのカラスの知能は一般的に小学校低学年相当とされているがコイツらはそれより少し高いのだろうか

 

人語を介するカラスを従えるとは妙な気分だが愛嬌があって良い

 

「よし、お前らの名前は……そうだな、喋る方がアルで肩に止まってる方がハーリスだ。早速の任務だがさっきみたいに俺を掴んで飛んでくれ。みんなと一緒に進むんだぞ」

 

「しょうち!しょうち!ゆくぞあにうえ!」

 

あ、アルが弟だったのか……これじゃどこぞの全身鎧みたいになっちまうな……

 

そしてアルとハーリスに掴まれて揺られること数十分。清らかな湖の前に辿り着いた

 

「着いたぞ。ここはユニコーンの生息地だ」

 

「処女厨馬か。いでっ」

 

言い方を考えろと頭をしばかれた。龍王の膂力でやって良いことじゃないと思います

 

「正確には身も心も潔白な女性を好むのだが……まぁ良いか」

 

その後ユニコーンは美優の元へとあっさり現れた

 

興奮しながら美優に迫るが全力の殺気を叩き付けた。その動きを止めている間に使い魔契約は滞りなく完了した

 

「俺の目が黒い内は美優をしっかりと守れよ?」

 

笑いながらその背中を撫でるとガクガクとユニコーン(種馬)は足を震わせて頭を上下に振りまくっていた

 

解放してやるとヤツは一目散に逃走した。今度逢ったらしっかり調教してやらねば

 

森を離れてティアマットとザトゥージと解散。別れを告げて人間界へと帰還した。生徒会メンバーとも別れ、オカ研もそのまま解散となった

 

「よかったなドライグ、ティアマットからは特に何も言われなかったじゃんかよ」

 

〈やめてくれ相棒……せっかく言わないようにしていたんだと言うのに……〉

 

それからは何事もなく、リアスからの猛烈なアピールを躱し、イッセーとその友人に雷を落とし、美優を可愛がり、アルとハーリスと遊んでやりながら使い魔(英霊)達と共に鍛錬をする

 

そんな毎日を過ごしていると、いつの間にか夏が訪れた

 

 

 

 

 

To be continued.

 


 

登場済み主要人物による帝への好感度

0〜10は無関心、11〜30は知り合い、31〜50は友達、51〜70は友達以上の好意的な感情、71〜80は恋愛的な感情または大親友!81〜90は好き好き大好き。ガチ恋勢またはズッ友、91〜は今すぐにでも襲いたくなるぐらいにラブ。早く既成事実作らせろ勢またはどうやら俺たちは親友(きょうだい)のようだ……とする

 

 

リアス・グレモリー→96

普段より自身に対して"リアス"として接してくれることに好感触。一目惚れもあったが何より友人の幸せのために尽くせる手は尽くすという帝のスタンスにやられかけ、ライザーとのレーティングゲームに勝利させてもらったことによる有言実行でノックアウト

 

いつでも帝に求められても良いようにとそっち方面も勉強中。最近の悩みはいつか我慢の限界で帝を無理矢理パクリといってしまいそうなこと。せめてするなら帝とラブラブな感じでしたい

 

 

姫島 朱乃→78

一目惚れ。家族へ向ける愛情の一途さや自分達を鍛え上げると真摯に向き合ってくれたこと、常に自分に微笑みを向けて接してくれることで堕ちた。ただ、自分の正体を知られて拒絶されるのではと怯えている節もある

 

最近美優の変化を感じ取り自分は3番目でも良いと思う気持ちとリアスを押し退けて1番になりたいと思う気持ちで挟まれている。偶に帝に冷たい視線を向けられて調教されたいと考えている

 

 

塔城 子猫→69

普段の帝の雰囲気に堕ちかけている。休日は結構な頻度で帝とお菓子やスイーツの食べ歩きをしており、その途中に見られる包容力のある言動やさり気ない優しさ、たまに甘えてみると困りながらも笑顔で対応してくれるので好き

 

最近先輩が部長につきっきりで遊んでくれないのでジェラシーを感じてる。いっぱい甘えさせてくれる先輩が好き

 

 

木場 祐斗→75

大親友と呼ぶのは烏滸がましいかもしれないが、自分に兄がいたらこうなのだろうかと考えている。剣の師として、頼れる先輩として非常に尊敬している

 

最近何故か先輩の上裸姿を見るとドキッとしてしまう

 

 

皇 一誠→100

マジの兄弟。十年程もの間兄に会えなかった反動か無意識に甘えまくっている。普段から兄を無条件に信頼しており表の世界でも裏の世界でも兄貴スゲー!となっている。言葉や態度に表して伝えるのは恥ずかしくて中々伝えられていないがいつも兄に対して大好きで溢れている。赤龍帝の先輩であり戦いの師匠であり、そして同じ胸派の兄には一生付いて行くと決めている

 

最近兄が自分のやらかしに説教されることが殆どであまり褒めてもらえていないのが悩み

 

 

アーシア・アルジェント→70

面倒見のいい頼りになるお兄さま。家族のように接してくれて大好き。何かとイッセーと関わりを持たせようとしてくれるので頑張りたい。将来はお義兄さまになるかもしれないのでこれからも仲良くしたい

 

 

皇 美優→68

全力で自分を守ってくれる姿に警戒が解けた。褒めてくれたり感謝を伝えながら優しく頭を撫でてくれるお兄ちゃんが好き。喜んだり笑顔になっているとお兄ちゃんも一緒に笑顔になってくれるので更に好感度が上昇。猫可愛がりされるのは恥ずかしいがそれでもお兄ちゃんの包容力に抗えず尻尾を振ってしまっている

 

最近お兄ちゃんに対しての感情が家族愛なのか疑問に思っている。好みのタイプは"いつも側で笑顔を向けてくれる人"

 

 

あかいあくま→47

やる事成す事全てが規格外の友人。例の戦争中に彼と敵対したらと思うとゾッとする。が、想い人と妹を間接的にとは言え救ってくれたのでそこは本当に感謝している。本人も人柄的に悪い人ではないので今後とも良い友人関係でいたい

 

 

ブラウニー→72

自分と友達と想い人を救ってくれた大恩人。普段からも自分みたいなつまらない人間仲良くしてくれる良い親友。自分の知る限りでは最強の人間

 

最近親友のマジバトルに脳を焼かれた

 

 

ブラウニーのお姫様→24

噂はかねがね聞いている。が、知り合って日が浅いので何とも言えない。先輩が親友と呼んでいる人なので多分良い人なのだとは思う

 

 

帝からの主要キャラへの好感度

 

 

リアス・グレモリー→70

気持ちはもう十分伝わってるからホントマジで抑えて……彼女のことはあくまでも"友人"として好き。あと好意をストレートにぶつけてくれるのは嬉しくは思っている。たまにど天然をかましてくれるのでそれをイジるのが楽しみ

 

最近初キスを奪われたのでその内貞操が奪われそうと内心怯えている。あと外堀が既に埋まっているので逃げ道が無くなって若干焦っている

 

 

姫島 朱乃→68

部活中いつも美味しいお茶を淹れてくれる友達。朱乃の紅茶のおかげで若干紅茶派に寝返ろうかと考えたこともある。大体リアスとセットで喋っているので今度腰を落ち着けて2人で話してみたいが、しっとりとした視線をよく向けられているためか中々踏み出せない。あと自分のことでリアスと空気が悪くなるのやめてほしい

 

最近おぞましいような視線を向けられていた気がして落ち着かない

 

 

塔城 子猫→70

よく一緒にスイーツを食べ歩く菓子友兼後輩。感情表現に乏しいが割と愉快な子なので気に入っている。ゲームやアニメの話も割とできるのでリラックスして接せる

 

最近甘えてくれることが増えてきたので嬉しく思っている

 

 

木場 祐斗→74

気遣いのできるイケメン後輩。よく一緒にお菓子を作ったり、イッセーを含めた3人で男子会をしたり遊びに行ったりとする。教えたことは何でも頑張って吸収しようとしてくれるしわからないことは素直に聞いてくれるので指南役としての目線から見ても好感触

 

 

皇 一誠→100

愛すべきバカな弟。素直で真っ直ぐないい子なのに自分の欲望にも素直で真っ直ぐなのが悩みの種。スケベなところを除けば贔屓目なしにモテると思っている。ハーレム王になる前にまずはアーシアを先に幸せにしてやって欲しい

 

 

アーシア・アルジェント→80

イッセーの将来を任せられる希望の光。将来の妹なので家族判定。今まで家族愛に恵まれなかった分お兄さまとしてたくさん甘やかしてやりたい

 

 

皇 美優→100

何をしても可愛い自慢の妹。最近打ち解けていっぱい喋れるので嬉しい。過去に何があったかは大体察しているのであとは自分から話して乗り越えてくれるまで見守りたい。家族の中でも特に守りたい存在。手を出す輩が現れようものなら地獄の底まで追いかけて魂ごとズタズタに引き裂くつもり

 

あかいあくま→52

胆力と優しさを評価している。大事なところで大ポカやらかすのを見て何やこのおもしれー女と楽しんで見ている。金が絡むと遊びだろうが急にマジになるのがちょっと怖い。普段の足運びから八極拳を修めているのかと予想、いつか組み手したい

 

 

ブラウニー→78

何でも話せる1番の友達。同じ女難の相持ちなのでものすごくシンパシーを感じている。体内にとんでもない遺物が入っているので一度取り出して調べてみたい。いつか鍛治についても教えたいと考えている

 

 

ブラウニーのお姫様→22

特に関わり合いのなかった後輩。かなり大きなことをやらかしているのは知っているので、次同じことをやらかしたら殺すつもり

*1
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