ハイスクールD×D Re:Joker of despair   作:カルパン

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帝「さて、作者。なんで前の投稿から半年も経ってんだおぉ”ん!?」ゲシゲシ

カル「ごめんなさいごめんなさいだってしょうがないでし入試あったんだから」

帝「感情を込めろぉ!!受験勉強するならするで活動報告ぐらい残せやぁ!!」

カル「ごめんなさひぃっ!?」

帝「今日から執筆再開できるだよなぁ?」(威圧

カル「はい……一応書き溜めしてた分はあるっちゃあるんで手が空いた時にパパッと投稿します……本当にご迷惑におかけしました」


後日談てきな何かとようやくのキャラ紹介

暗く、(くら)く、(くら)く、深淵より深い闇の中から、彼女の意識は浮上した

 

未だに混濁する意識の中、周りを見渡し、一人の少年が視界の先で眠っているのを見つけた。見れば、まだ子供らしさはやや残るところはあるが、成熟した肉体へとなりつつあるのを見るに、17、18歳ほどの年齢であると彼女は見切りを着けた

 

「……ん、起きたか」

 

視線に感づいたのであろうか、少年は片目を開けて彼女に視線を移した。しかし、切れ長でありながらも剣のように鋭いは眼は確実に彼女を射抜き、体を強張らせる結果となってしまった

 

「あぁ、すまん。目付きが悪いのは元からなんだ。怖がらせてしまったのなら謝る」

 

「い、いえ、こちらこそ申し訳ありません。しかし、貴方は一体……」

 

「俺が何なのか知りたいなら教えてやろう、同胞よ。俺は皇 帝。君と同じく、神性を己の内に宿す者だ。無論、神霊とか神の血を引くものでもないことを伝えておく。次は君の番だ。教えてくれ、君が何であるのかを」

 

「私は……私の名は……■■■■■……■■■■■・■■■■■■……それが、私の名です……」

 

彼の予想は当たっていたのか、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた

 

「……そうか……クッソ、なんでこう知りたくもない事実を淡々と押し付けてきやがる、この眼は……!!とりあえず、君をある組織に送る。人としての最低限の生活を送れるように手配してくれる筈だ」

 

彼女は暫く黙り込み、少年の瞳をじっと見る

 

「……えぇ、わかりました。お願いします」

 

「いや、いいのか?俺が君を人身売買にかけるような悪人かもしれないぞ?君は奴隷として扱われるかもしれないというのに……」

 

「ふふっ、おかしなことを。仮に貴方が非道な人間であるとするのなら、わざわざそのようなことを口にはしないでしょう。それに、貴方の雰囲気は何と言うべきか…………そう、暖かく包み込むような優しさを感じられます。そのような方をどのように悪逆の徒と捉えられましょうか。貴方の目を見ればわかります、貴方はきっと……いえ、絶対に優しく善良な方だと」

 

彼女からの言葉に、照れ臭くなったのか、帝は少しはにかみながら後頭部をポリポリとかいた

 

「……全く、そういう世辞には弱いんだよ、俺は。そ、それはともかくとして、君のお仲間もそこに送っておいた。組織のヤツらも悪いヤツらじゃないから、そこは安心しな。そこの魔方陣の上に立てば、後は勝手に向こうについているはずだ」

 

「えぇ、世話になりました……あとそれから……何か適当な服を頂ければ……」

 

「……悪い、そこまで気が回らなかった。取り敢えず、俺の古着をそこに置いておく。今しがた転送中に服を身に着けている状態になるように設定しておいたから、着るのが面倒だったら服を持って魔方陣の上に立っておけ」

 

少年の手際に、彼女はただ圧巻の一言に尽きた。当然であろう。完成した魔方陣を、自分のものとはいえ、手を加えたのだ。それも効果の重複型へと。それは即ち、最上級レベルの陣の一部の書き換えである。魔方陣の重複発動には針に糸を一回で通す以上の繊細な魔力操作のセンスが必須であり、それは相当な手練れや技量持ちでなければ成せないことは、彼女の()()()()()が物語っていたのだ

 

「どうした?アホ面を晒して。口の中に虫が飛び込んで来るぞ?」

 

苦笑いを浮かべる帝に対し、彼女は少し微笑んで返した

 

「すみません、相当な魔力操作の技量をお持ちのようで、少し舌を巻いてしまっただけです。何から何までありがとうございます。この御恩は必ず」

 

「気にするな。俺は俺のやりたいことをやったまでさ。それじゃ、達者でな。生きていれば、何時かまた会えるだろうさ。あぁ、それとそのコートはくれてやるよ。どうせもう使いもしないボロ布だしな」

 

「ありがとうございます。お元気で」

 

その場を去る彼の返しはただ雑に手をふらふらと振るだけだった

 

その後、堕天使の組織に転送された彼女は服とは別に、餞別として、彼からの贈り物を手に取っており、また世話をかけてしまったと、感謝を送りながらも苦笑いを浮かべた

 

さて、件の帝はというと、世話になった村に挨拶周りをし、その際に送別の宴を開かれてしまい、帰国が遅れてしまった(尚、宴会は完全に楽しんだ模様である)

 

そして現在……

 

「おら死ね生殖者ァァァァ‼︎‼︎」

 

「漢字が違うわよ帝!」

 

何故かはわからないが、廃教会の地下でオカルト研究部のメンバーと共に聖職者を殴り飛ばしていた

 

「あの、帝先輩、流石に死体蹴りは……」

 

「うっせぇ!家の妹襲おうとしてたんだからこうなって当然だろうが!」

 

そしてなんやかんやあって聖職者たちを全滅させ、上階では一誠とレイナーレと言う堕天使との決着がついていたり、帝がレイナーレを掴んで冥界の堕天使領へと直通する魔法陣に叩きつけて強制送還したり、とにかく帝が暴れた

 

「いやぁー暴れた暴れた!」

 

「ふふふ、帝君は破天荒ですわね」

 

「朱乃先輩、あれは破天荒なんてレベルじゃないです」

 

ふんすっ!と満足気に、妙にツヤツヤとした肌の帝に、オカルト研究部の中で唯一のほほんとしたさり気ないフォローを述べる朱乃だったが、子猫のツッコミがそれを一蹴した

 

「いや……確かに否定できないけ……ど……」

 

「帝先輩?どうかしまし……」

 

裕斗の絶句と同時に、一同はその場に立ち尽くした。無理も無いだろう。何故なら彼らの目の前には……

 

「にょ」

 

古より伝わる伝説(的な強さをしてそうな)の魔法少女(漢女)が立ち尽くしていたのだから……

 

「それは……魔法少女と呼ぶには、あまりにも筋骨隆々過ぎた……。大きくブ厚く重く、そして無骨過ぎるマッスルだった……ってよく見たらミルたんじゃねぇかよ。久しぶりじゃないか」

 

「にょ?もしかしてあの時の剣士さんかにょ?久しぶりだにょ!」

 

なんと、帝と謎の巨漢は知り合いであったようだ。これには思わず一同もあんぐりと口を開けて惚けていた

 

「いや待て待て待て待て待て!?なんでミルたんと兄貴が知り合いなんだよ!」

 

「え、何、イッセーとミルたん知り合いなの?」

 

「イッたんもこんばんはにょ」

 

「しかもあだ名っ!?」

 

「知り合いも何も、彼……女はイッセーの契約の常連さんよ」

 

「イッセー……兄ちゃんは少しお前の人脈に不安を感じたんだが……」

 

「いや兄貴がそれを言うんじゃねぇよ」

 

二人共に何とも言えないというような表情で見つめ合った

 

「……まぁいい。ミルたん、あれからどうだったんだ?無事に魔法少女パワーは得られたのか?」

 

「残念ながら、ミルたんに魔法少女パワーをくれる人は誰もいなかったにょ……でも代わりに、ミルたんの拳にちょっとだけ魔法少女パワーがあったことがわかったにょ!」

 

希望に満ちた目をキラキラと輝かせるミルたんに、帝は一瞬たじろいで後退りするがなんとかいつもの調子を取り戻す

 

「お、おうそうか……続きは別の場所でしないか?お互いに積もる話の2つや3つぐらいあるだろ」

 

「にょ。ミルたんも剣士さんとお話したいことがいっぱいあるにょ。イッたん、剣士さんを少し借りてもいいにょ?」

 

「お、おおう!俺は別に構わないぜ!な!姉ちゃん!」

 

「う、うん。帝さん、このことは私からお父さんに言っておくから……」

 

「ありがとな、美優。助かるよ。じゃ、行こうぜミルたん」

 

「にょ!剣士さんにはミルたん秘蔵のミルキースパイラル・オルタナティブを見せてあげるにょ!」

 

そして彼らは夜闇に紛れ、消えていった

 

「大丈夫……なのかな、アレ……」

 

「不安しか残りません……」

 

ー後日ー

 

ミルキーは神だった‼︎でもちょっと話数多くないか?なんだよ50話って……第1クールでやる量じゃないぞ……」

 

なんとかミルキーを観終えた帝は、ミルキーの話数の多さに辟易していた。無理も無い。ミルたんが持つミルキースパイラル・オルタナティブは、初回限定版のブルーレイであり、番外編や原案、イラスト集も封入されており、それらを熱く語られるものだから丸々2日も帰れなかったのだ。前世では中堅オタクだった帝は推しキャラについて語れるぐらいに真剣に見ていたのは全くの余談である。そして2日も寝ずにいたせいで、授業中に寝てしまったのもご愛嬌である

 

「そう言や今期ってなんのアニメあったっけ?ちょっと見てみるか」

 

そんなオタク魂が再燃したのか、アニメを見るべくテレビを着けようとしたその時、帝の自室の一角が紅に光った

 

「んぁ?」という帝の間抜けな声と同時に現れたのは、リアスだった

 

「おいリアス、他人のプライベートルームに入る前ににまずノックぐらいしなさい」

 

魔法陣で飛んで来たのだからノックも扉もないだろう。そんな返しを期待していた帝に返ってきた返事は、予想の遥かに上を行くモノだった

 

「ねぇ、帝……」

 

「おう、どうしt「お願い、私を抱いて!」……は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

人物紹介

 

人物名:(すめらぎ)(みかど)

 

性別:男

 

身長:178㎝

 

体重:63㎏

 

年齢:18歳

 

誕生日:4月3日

 

見た目:少し長めの銀髪、前髪に額の中央付近に右曲がりの房有り・やや鋭い切れ長の目

 

性格:基本的にふざけることが多く、悪戯好きではあるが、ハラスメント行為に直結する類の物はあまりしない。そして、ツッコミ役に回ることもしばしば

 

根は至って真面目で、包容力の高い優しさ、寛容な面、義理人情に熱く、申し訳程度であるがカリスマ性も持ち合わせる

 

シスコン、ブラコンの性質もあり、常に弟、妹の2人を気にかける

 

義父の影響か、義妹であろうと義弟であろうと血筋に関係なく自身の本当の家族であるかのように接する

 

生活:料理スキルは少し料理が上手い一般人レベル。掃除は目に見える範囲を基本キレイにして稀に全面的に掃除を行う

 

学園生活においては、男女両方共に相談を受け付け、確実なアドバイスを送ったり、頼み事を快く引き受けるなどで、隣の家に住む頼れる兄貴分的ポジションを確立していたりする

 

概要

 

異世界からの帰還者。転生者として生を受け、異世界と呼ぶべき彼が生まれた世界の異世界にて武の研鑽を積み重ねた。剣の腕前に於いて並ぶ者は居らず、その剣光を越え、剣閃次元を断ち、技、剣神の如く也、と評価された。

 

左目には如何なる物をも見透かし、その全てを覗き込むことができる目を転生特典として獲得しており、対象の情報をデータとして脳内に読み込ませる代物。ただし代償もあり、許容量を越える情報を読み込むと脳がオーバーヒートを起こし、最終的に脳が爆発するというグロテスクなものである

 

左腕には彼がいた異世界の竜が封じ込まれており、封印を解かれないように封印の概念を強固に有する赤い包帯(聖骸布)を巻いている

 

異常な再生能力を有しており、首を落とされようともギャグ補正でも効いているかのような速度で再生する。

 

本人曰く、体の内に神性を宿しているとのこと。しかし、どのような神の神性を流しているかは不明である

 

当代における二人目の赤龍帝。原作では兵藤一誠ただ一人のみが赤龍帝であるが、その真相とは如何に……

 

外見は紛うことなきクール系美男子……なのだが、日頃の言動で残念イケメンと化す。性格もイケメンなだけに、学園内では惜しまれることが多々ある

 

現在、リアス・グレモリーとの同盟関係にあり、互いのピンチは互いに助け合うという内容である。本来なら彼には全くのメリットがないが、義弟、義妹の話、事前情報で内情を大方把握していたため、快諾するに至る

 

生粋のフラグメイカー。修行時代にも数々のフラグを立ててしまうも、女心に疎いわけでもないため、何度か機を計らって折ることには成功している。しかし、失敗したメンバーに対しては少しなげやり気味

 

戦闘

 

基本的には遠距離、中距離等は銃で牽制、近距離に於いてはは持ち前のスピードで接近し、体術、剣での接近戦に挑む。技量については、前人未到の領域に立ち、それを超速で振るい、精密な技とを両立させる、まさに絶技の剣士

 

魔力の扱いにも長けており、魔力操作、魔力変換、魔力変化、物質生成、ベクトル操作といった能力が抜きん出ている。炎、雷、光、闇の属性を得意とする。また、魔力の使用に試行錯誤を重ね、空中での移動方法を確立させた

 

本気の場合、蒼い焔、碧色の雷を魔力で生成し、身に纏った戦闘を行う。その場合、攻撃力、移動速度、攻撃速度、反射神経、動体視力等の能力が爆発的に上昇する。彼曰く、彼の大英雄アキレウスにも届き得るスピードであると太鼓判をもらった、とのこと

 

武装

 

概念式創星剣(カリス・トゥ・カルナヴァル)

ー概念、因果、呪い、祝福への干渉が可能な剣。切れ味は宝剣クラスなのだが、帝が全身全霊を込めて打った物には一歩劣ってしまう

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)

ーブリテンの赤き守護龍、ア・ドライグ・ゴッホの魂が封印された籠手。最上級の神器であるにも関わらず持ち主に滅多に使用されない悲しい運命を持つ

 

■■■■■■■----情報開示不可

 

ただのよく切れる剣

ー本当にただのよく切れる剣。ギミックなんて物は一切なく、精々が名剣、或いは業物と呼ばれる程度

 

試作型デザートイーグルtype2(名称:ライノー76)

ー試作型のオートマチックマグナム2号。1号は撃った瞬間に壊れた。マグナムはロマンということで制作されたが、何かまだロマンが足りないということでまだまだ試作型の域を出ることが叶わない銃。マグナムの二丁拳銃でも十二分にロマンなのにまだ求めるか

 

能力

 

神眼

 

超越再生

 

必殺技

 

堕天ス流星(アプシュトアツ・シュテルン)

ー炎と雷の魔力を剣に圧縮し、振り抜くと同時に指向性を持った魔力として放つビーム

 

 

備考:なし

 

 

 

 

 

人物名:(すめらぎ)美優(みゆう)

 

性別:女

 

身長:169㎝

 

体重:48㎏

 

年齢:17歳

 

誕生日:4月9日

 

見た目:腰まで伸びた黒髪ストレート、タレ気味の目、少しおっとりとした雰囲気

 

性格:基本誰とでも仲良く話すことができるが、どうしても男性に話しかけることができない

 

生活:基本的な家事なら何でもこなせる。時間がある時は基本自分で家族全員分の料理を作る

 

概要

 

皇 帝の義妹。帝が修行として家を空けている10年間の内に、親戚にたらい回しにされ、終着点として帝が暮らす皇家にたどり着く。とある理由で男性への恐怖心を抱き、家族以外に対して男性不信を持つ。帝という聞いたことでしかない家族にも対して発動してしまい、喋りたいのにできないというジレンマを自己の内に持ってしまう。リアス・グレモリー眷属の1人で、駒価値は兵士の1

 

戦闘

 

現在は不明。リアス・グレモリー曰く、高い魔力を感じたとのことから魔力を使用した戦闘を行うと予測される

 

武装

 

無し

 

能力

 

不明

 

備考:無し

 

 


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