とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活 作:リアフィリア
「なにこれ…迷子になりそうなんだけど…」
ショッピングモールに入ってからの、あたしの第一声はこれ。
端から端までいろんなお店がずらーっと並んでいて、ちょっと気を抜くとすぐにはぐれちゃいそう。
その後ろで、あすかさんとりんなさんの周りにさっきのミニライブ以上に人が集まってきていた。何故か案内していたホイップまで輪の中に入っているけれど。
あたしとジャネットは、ただただ呆然とその輪を見ているだけ。流石有名アイドル。人気も物凄い。
「ねえねえ。どこにいくの?」「えっと、えっと…良ければ案内するのね…」「あのね、あのね、これからも頑張ってなのでしゅ」
話しかけるのは女の子ばっかり(男の子も時々いるけれど)で、多くの男の子は見ているだけ。「すごいなあすりんは。こんなに人気者になるなんて」という声も聞こてくるから、興味がないわけではなさそう。
「ねぇジャネット、なんかいい方法ない?こう、みんなから目を背けることが出来るような…」
隣にいるジャネットに小声で聞いてみるけれど、首を横に振られる。
仕方がないので、二人(あとホイップ)を引き剥がすことにした。そんなに力もないから出来るかは微妙だけれど…
あたしはホイップを見つけると、その手を握って力いっぱい連れ出す。
ジャネットも無事に二人とも連れ出せたみたいで、成功したと思ったのもつかの間。
周りに集まっていた人達が嫉妬の目を向けながら次々にこっちに向かってくる。
「に、逃げるよ、皆!」
早歩きとも走りともとれるスピードを出しながら、ホイップにお店の場所を聞く。
「そこのエスカレーターを下りて…」なんてホイップが言い終わる前に、あたし達はエスカレーターのパネルに乗った。
「それで、右に曲がればわたしのお店があるのですわ。スイーツショップの看板が目印なのですわ」なんて会話をしている間に、追ってきた人も次々とエスカレーターに乗る。
そうしているうちにあたし達は1階に着いて、言われた通り右に曲がる。やがてスイーツが描かれた看板を見つけると、急いで中に入り、それぞれの息を整えた。
「はぁ、はぁ…ここであってる?ホイップ」
ホイップに確認すると、「だ、大丈夫…ですわ。この町でスイーツを扱っているお店はわたしだけですわ」と息切れしながらも答えてくれる。
「でも、ここがばれるのも時間の問題なのよ。ゆっくり話している時間なんかないのよ」
ジャネットの言う通り、今はまだ平気だけれど、あたし達がここに入ったのを見た人だってきっといるはず。
どうしようかと思っていると、あすかさんが「大丈夫。ここは
特に補足することもないのですが、ショッピングモールについて。
モールには様々なお店が入っていて(配信とすれちがい通信のを除くとそうでもなかったり…)、前途した自分のお店もここに入っています。
また、マネージャーに話しかけると、自分でいろいろとお店配置を変えたり、ポイントカードのポイントとアイテムを交換することが出来ます。
ちなみに初期配置は、2階に自分のお店、その隣にはクラスメイトのお店が左右それぞれ3つずつ並んでいて、1階にクラスメイトではないお店(つまり初期からあるやつ。1店だけ例外がありますが)、3階は全部空き店舗です。