とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活 作:リアフィリア
「美味しい~!ホイップってお菓子作り上手なんだね!」
一口食べたら自然と笑顔になったくらい、出されたパイは美味しかった。
隣に座っているジャネットもニコニコしながら次々とパイを口に運んでいる。
「そう言ってもらえると嬉しいのですわ。実はこれ、自信作なの」と言いながらも、お茶のおかわりを注ぐホイップ。
いつもお世話になっているし、テツさんにも買って帰ろうかな?なんて事を考えていると、あすかさんが話を切り出した。
「…皆さん今日はありがとうごさいました。実はこんな楽しいの、初めてなんです」
と言って、ぶかぶかと頭を下げるあすかさん。ほんの数センチ動いたらテーブルにぶつけそう。
「わたし達も今度、遊びに行ってみたいのですわ。どんなところなんですの?」とホイップが聞くと、りんなさんと顔を見合わせた。なんだろう?
「…えっと、この町ほど賑やかではなくて、静かな場所です。こんなショッピングモールも建って無いですし」と答える。
「なら余計に行ってみたいの。アタシって、賑やかなのも好きだけど、物静かな場所の方が好きなのよね」とジャネットも追加のケーキを食べながらニコニコしてる。
けれどその笑顔も、次のりんなさんの言葉に凍り付いた。
「1つだけ不思議な事があってね、実はエリカさんにそっくりな人がいるの。髪型から顔、それに服装までもね」
りんなさんの言葉に、あたしもホイップもジャネットもしばらくの間ポカーンとなる。
「エリカの服装って、制服ですわよね?同じなら、なんの問題もないんじゃ…」
ホイップがこう言うのには理由があって、あたし達が今着ている制服は、普通にいろんな町の服屋に売ってるから。
以前聞いてみたら他の人の町にもあるってホイップが後から付け足したから、きっとりんなさん達の町も同じ制服…だといいんだけど。
でもそんなホイップの考えも、あっさりと打ち消されることになる。
「それが、制服は違うんです。私達の学校では、先生の許可が必要ですが、制服を自由に変更できちゃうんです。なので今はりんなと私が考案したものを皆さんに着て頂いてます」
うーん、そりゃ目立つでしょうな。それにしてもあたしにそっくりな人物かぁ。心当たり…無いとは言えないけれど、なんか引っ掛かるんだよね…
すると、今まであたし達の話を聞いていたジャネットが、何かを思い付いたように顔を上げた。
「それってさ、ドッペルゲンガーじゃないの?ほら、ずーっと前にアタシ達の町でも話題になったじゃない」
ジャネットの言葉に、あたしもホイップもりんなさん達も「…?」となる。
とんがりボウシでは、魔法語担当のリカルド先生に話しかけると、今着ている洋服を学校の制服にすることが出来ます。
なのでお店以降だと自分で制服っぽいのを作ることが出来るのですが、初代の365日だと下手したら男子がセーラー服となる可能性も…(まぁ制服を変えないと言ったらそれまでなのですが)
ちなみに学校の機械室にあるクローゼット(町の場合はキッチンかアトリエでアレンジを選ぶ)で服のデザインをすることが出来るので、そちらで制服っぽいのを作るのもありです。
余談ですが「たのしむブックvol.01 vol.02」には最後の方にいろんなデザインが載ってるのでそれを写してみるのもアリかと(制服デサインも女子制服ですがあります)。365日の本ですがお店以降でも使えるのであると便利(?)な二冊です