とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活   作:リアフィリア

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ドッペルゲンガーについての話

「……えーっと、もしかしてみんな知らないって感じなの?」

ジャネットの言葉に、頷くあたし達。

 

「あらやだ、ごめんなさい。わりと最近、っていっても10年くらい前なのだけれど、急に町中が散らかり放題になったことがあったのよ。クラスメイトに濡れ衣を着せられた女生徒は、自分ではないと訴えるけれど、彼らには聞き入れてもらえなくて…それに失望した彼女は犯人探しを始めたの。

しばらく続けていると、自分に顔や髪型、それから着ている服までそっくりな人物がゴミを撒き散らしているのを目撃するけれど、注意をしてもやめることはなくて、遂に塔の鏡に閉じ込められたのよ。

校長先生に魔法で助け出してもらうと同時に原因の事について相談をしたら、あるアイテムが欲しいと頼まれたのよ。持ってきたそのアイテムでお守りを作った校長先生は彼女に渡すと、もう一度ドッペルに話しかけてみてと言われたのね。

そして言われた通り話しかけに行くと、鏡から出られるとは思ってなかったのかびっくりしていたの。ドッペルがもう一度魔法を使うと、持っていたお守りが魔法を跳ね返して塔の鏡にドッペルを閉じ込めることに成功したのよ。

こうして町を汚した原因がなくなると同時に彼女の濡れ衣も晴れ、事件は無事解決……っていうのが、この町で起きた出来事なのよ」

 

へぇ…ん、この町で起きた!?え、じゃあその女子生徒さんって、あたし達の先輩??

「そんな面白い話があったなんて、全然知らなかったですわ。それにしてもジャネットの説明、本当にわかりやすいのですわ。まるで実際に見てきたみたいに」

ホイップの言葉に、苦笑いするジャネット。

やがて何かを思い出したように「そうそう。エリカにそっくりな人が現れてから、何日くらい経ったかしら?」とあすかさん達に質問をする。

 

「えっと、たぶん4日、5日…程度でしょうか。あってるかはわかりませんけれど」

りんなさんが答えると同時に「…そろそろ私達も戻らなくてはならないみたいです。今日はありがとうございました」と言いながらあすかさんが立ち上がる。

「こちらこそ、楽しかったのですわ。また遊びに来てほしいのですわ」

ホイップもニコニコしながらお皿を片付けようとするけれど、バイト猫さんに「せっかくのお友だちなのに見送りに行かないなんてもったいないですニャ!」と止められた。

 

 

 

 

「それでは。いつか私達のところに遊びに来てくださると嬉しいです」

ショッピングモールの外まで来ると、ぶかぶかとお辞儀をするあすかさんとりんなさん。

「うん、約束する!絶対に行くから、待ってて!」

あたしがニコッと笑うと、りんなさんもニコッと微笑み返す。

やがてあすかさんが呪文を唱えると、辺りに煙りが立ち上る。そして晴れた頃には二人の姿は消えていた。




次話からの展開をちょっと迷っていまして、A.りんなsideのドッペルゲンガー(疑惑)話か、B.エリカsideの新しい何か(未定)。
どっちがいいかアンケートを取らせていただきたいなと思っております。
活動報告で募集するのでよろしければお立ち寄りくださいませm(_ _)m
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