とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活 作:リアフィリア
しばらく色々とありまして、全くインターネットに触れてませんでした。
最後までよろしくお願いします!
「もー!なんであたしがここにいるってわかったの!?」
そう言いながら、あたしは二人の前に立つ。
うぅ、さっきユイナに小突かれた所がまだ痛むよ…。
「あら、だって明らかに後ろから気配がするんだもの。
まぁアスカにはわからないかもしれないけれど」
……なんか最後の方バカにされてそうな気もするけれど、当たっているから反論できない。
よーし、次ユイナにこっそり近づく時は透明のおまじないをかけてからにしよう!
…って、今はそんなことを考えている場合じゃなくて!!
「二人共、何の話してたの?」
そう訊くと、ユイナは「…色々と、ね。それより、アスカは今までどこにいたのよ?」と逆にあたしに質問する。
「作戦通りに行動してたの。…さっきまで寝ていた誰かさんと違ってね」
ちょっとした嫌味も含めて言い返した時、「……作…戦?」と声が聞こえてきた。
…あ、すっかりこの子の事を忘れてた。
仕方ない、全部話しますか。
「昨日の夜に立てたの。明日、ユイナと一緒にあの女の子…つまりあなたから色々聞きだそうってね」
説明すると「…じゃなくて、この子が半強制的にメンバーに入れたの。それも私の賛否も訊かずに」とユイナの厳しい修正が入る。
「…なるほど。つまり長期間滞在している自分を怪しいと思って色々自分のことを暴こうと思ったわけですね?」
うん。解釈は合ってるんだけれど、言い方が…。
「あぁ、ごめんなさい。実は刑事ドラマがずっと好きでそれでこんな考え方なんです。
…わかりました。
彼女はそう前置きすると、ぽつりぽつりと話し始めた。
「…自分はエリカと言います。…実は、親が凄い有名な魔道師なんです。兄や姉達も両親に指定された名門校に次々と入学して、今度は自分達の番になったんですけれど…」
彼女…いやエリカはそこで言葉を止めた。
姿形もエリカと瓜二つだけれど、名前も一緒なんだ。
「けれど?」
ユイナがそう訊くと、エリカはゆっくりと次の言葉を口にする。
「どうやら呪文を…間違えてしまったみたいなんです……」
呪文…って、何の??
疑問が生じるあたしに、ユイナからは何故か「バカじゃないの?」と言われる。
「…あぁ、そういえばアスカはちゃんと聴いてなかったんだっけ。エリカが言っているのは多分魔法学校に入学するときに私が唱えたあの呪文よ」
あたしに説明し、そうなんでしょう?とエリカに問いかける。
その言葉に、エリカは小さく頷いた。