とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活   作:リアフィリア

3 / 19
いろいろ不思議なお城と、そこに住む人々

「…高いところは、苦手か?」

怖くてうつむいていたら、そんな質問をされる。

「はい。幼い頃から…」

舌を噛みそうになりながらも、なんとか答えられた。…よね?

「…そうか。まもなく、お城に到着する」

 

そして数分もたたないうちに、お城のある海岸に到着。やっぱり速い。

「…話がおわる頃に、またくる」

そう言うと今来た道を戻ろうとするが、あたしは「あのっ!」と引き止める。

「…なんだ?」

やっぱり、普段は無口なのかなとどうでもいいことを考えながら、次の言葉を続ける。

「えっと…名前、まだ聞いてないなと思いまして」

あとでテツさんに聞くよりも、直接本人に聞いた方がいいかなって思ったから聞いてみたけれど…タイミング間違えたかなぁ?

マッハだ…タクシーの運転手をやっている…」

タクシー運転手のマッハさん、と。メモメモ。

「…用は、それだけか?」

そう言うと、すぐさま彼は行ってしまった。

「はいっ、ありがとうございました!」

その後ろ姿に見えないだろうがペコリとお辞儀をしていると、突然お城の扉が開く。

「え、何?あたし何かしたっけ…?」

恐る恐る扉の中を覗くと、そこにいたのは玉座に座った一目で王様とわかる人と、その隣で調べ物をしている人(大臣さんとか書記さんかな?)の二人だけだった。

兵士等は一切見当たらない。

「あ、あのー、すみません…」

声をかけると、ようやく二人とも気がついたようで大臣っぽい人には「おぉ、ようやく来たのですな。ささ、こっちに来なされ」と言われる。

槍や弓が飛んで来たりしないよね!?と思いながらも進むが、全くそんなことはなく。

セキュリティ的に大丈夫かなぁと思いながらも、足早に近づいていく。

遠目だと小さな玉座に見えるが、近づいていくと意外と大きいんだってことがわかる。まぁ王様が座るところだし、きっと豪華に見えるように大きめなのだろう。

「さてと…今日から入学するというエリカでよろしいですかな?」

殿とかさんとか付けないのかよって思うが、そこはツッコまずにこくんと頷く。

「あ、わたしはこの国のだいじん。こちらに座っているのが、おうさまですぞ」

これは流石にツッコもうと思って、素早く挙手。

「あの、それって名前…でしょうか?」

するとあっけなく、「そうですぞ。あ、おうさま様とは呼ばなくてよろしいですからな」

マ、マジか…王様がこんな感じってことは、先生やクラスメイトはどうなるんだろう…?

「さて、エリカをここに呼んだのは他でもありません。エリカにお店を開いて貰おうと思ったからです」

…へ、お店?あたしに??




なんかいつまでたっても学校に行きませんが、その辺りはもうしばらくお待ちください(いや、タンスの話をいれたのが原因なんですが)。
それと今回から人物紹介時の名前は太字にしてみました。その方がわかりやすいかなぁと。

ちなみにゲームではマッハさんは自己紹介っていう自己紹介は無かったです。お城の前に降ろして、そのまま過ぎ去ってました。
大臣も軽く紹介をしたあと、すぐお店を開いてほしいって話に入ってたかと。
名前が本当に『だいじん』や『おうさま』なのかはわかりません。家具と同様この話限定のオリジナルです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。