とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活   作:リアフィリア

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恋人岬での出来事と、テツさんの町案内

その後、あたしは無事(?)に恋人岬に戻って来た。帰りもマッハさんの箒タクシーが怖くて、ずっとうつむいていたけれど…

 

「おぅ、おかえり。どうだったんだ?お城は」

箒から降りると、テツさんの方から話しかけてくる。ちょっと言っても良い事なのかはわからないけれど、せっかく聞いてくれたんだし、言ってみようかな。

「…セ、セキュリティ的に大丈夫なのかなって思ったことと、あとマッハさんが凄いなぁと思いました」

あたしの答えに、テツさんどころかまだ帰っていなかったマッハさんまで「…は?」という表情。

「ど、どういうことだ?エリカ」

二人が戸惑っているのがわかるくらいに場の雰囲気が変わっていくのを感じて、「あ、これはやっちゃったかも…」と思う。

「ご、ごめんなさい!えっと、セキュリティ的に大丈夫かなって思ったのは、お城に誰も兵士さんや門番さんも居なかったからで、マッハさんが凄いってのは、お城の扉が閉まった途端、お城の前に止まったからそう思っただけで…」

必死に説明していると、突然テツさんが吹き出し、そして笑いだした。え、えぇ?どういうこと??

「いやー、すまんすまん。普通は緊張してそんなところまで見てないって奴が多いからつい…」

笑っているテツさんの近くで、しばらく呆然としていたマッハさんだったけれど、気がついた時にはもうどこかに行ってしまっていた。ちょっとだけ残念だな。

「…さて、そろそろ学校に行くか。と言いたいところなんだが、もうこんな時間だしなぁ」

テツさんに続いて周囲を見回すと、辺りは夕焼け空。ピンクから紫のグラデーションで、凄い綺麗。

「流石に今から行ってもあれだろうし、明日にするか」

その呼び掛けに、あたしは大きく「っはい!」と返事をした。

 

それからは、テツさんに町の案内をして貰っている。

「ここがショッピングモールだ。エリカの店もここに入っているだろうから、そのうち行ってみるといい」

本当に大きなモールで、見上げていると首が痛くなってきた。こんなに大きいなら毎日行ってもきっと飽きないだろうな。

ショッピングモールからしばらく歩いていくと、大きな学校が見えてきた。

「これが、明日からエリカが通うエトワール魔法学校。

先生達も優しいから、何かあったら遠慮なく相談するといい。もちろん、俺でも構わないが」

白い壁に、赤い屋根。ドアの上にはとんがりボウシのマーク。

魔法学校って言ったら、黒とか紫色の恐ろしいイメージがあったんだけれど、こんな明るめの学校も良いなぁ。

この学校でこれから勉強するんだ…!とっても楽しみ!

その後、銀行や郵便局も回り、あたしは学生寮にある自分の部屋に帰ってきた。

テツさんに借りた布団を敷いて、明日からどんな生活が待っているのかワクワクしていたら、いつの間にか眠っていた。

 




ゲームでは、お城に行ってすぐ学校の方へ挨拶に行くんですが、(ちょっと所じゃない)アレンジを加えていたら「流石にこれだけやってまだ昼間なのはおかしいのでは?」と思ったので、1日を終わらせる事に。
なので学校に行くのはもう少々お待ちください(多分次の話でちゃんと行くかと)。

あ、それとタイトルも変えました。だってあれゲームタイトルをちょこっと変えただけでしたし。
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