とんがりボウシとエリカのちょっと不思議な!?魔法学校生活 作:リアフィリア
ホイップを探している時に、歌っている二人がちらっと見えた。
どうやら、青くて長い髪の毛をポニーテールにまとめている子と、黒い髪を外に撥ねさせている子の二人組らしい。どっちがどっちなのかはわからないけれど。
でも、なんか見たことあるんだよね。あたしがこの町に来る前、どこかで会って、話したような…
そんな事を考えているうちに二人のライブも終わったようで、周りに集まっていた人々が次々に散り散りになっていく。
あたしはホイップの事なんか忘れて、今まで歌っていた二人のそばに近づいた。人はまだ少しいるけれど、確認できるチャンスは今しかないと思うから。
「…あの、素敵な歌ですね。声も綺麗で、憧れちゃいます」
思いきって話しかけてみると、二人は顔を見合わせてニコッと笑った。
「ありがとうございます!えっと、この町に住んでる方ですか?」
思ったより気さくな人みたい。冷たくされたらどうしようかと思った。
「…あ、はい!っていっても、今日入学したばっかりなんです」
ちょっぴり間があったけれど、なんとか答えられた。…と思う。
「なら、私達のことまだ知らないですよね。私はりんな。私達も、他の町でライブをするのは初めてなんです」
先に紹介をしたのは、ポニーテールの子。続いて、黒髪の子が自己紹介をする。
「あすかと申します。ほんのしばらくの間ですが、仲良くしていただけると嬉しいです」
二人とも雰囲気は似ているけれど、りんなさんはどこかおとなしめで、あすかさんはお嬢様って感じ。
「あ、あたしは「いたいた、エリカー!」」
名乗ろうとしたとたん、ジャネットとホイップがあたしの方にやって来る。
「ホイップに続いてエリカまで居なくなるんだから。あらやだ。次からは気を付けてよね」
ジャネットの言葉に、しゅんとするホイップ。
「その点に関しては、ごめんなさいなのですわ。あすりんの歌声を聴いたら、…って、これはどういうことですの!?」
ホイップはあたしの隣にいる二人を見ると、驚いて一歩、二歩とさがる。
「エリ…カ?あなた、エリカって言うの?」
あたしの名前を聞いて、なぜか真剣な表情になるりんなさん。ゆっくりと頷いたら、顎に手を当てて何かを考え始める。
「…あの、立ち話もなんですから、わたしの店に一緒に来ませんこと?わたし達、今から行くところだったんですわ」
ホイップが問いかけたら、ちょっとだけ二人で相談した後、OKサインをだすりんなさん。
「なら、さっそく案内しますわ」
あたし達はホイップの後に続いて、ショッピングモールの中に入っていった。
ゲームでは、適当にリズムよく頑張って歌っていると、その頑張りを認められてアイドル活動をすることが出来ます。
曲にはそれぞれイメージがあって、それにあった衣装の雰囲気を合わせるといいのですが、最初は3曲だったのが最終的には25曲になってかなり覚えづらくなるので(あくまで筆者がそうだってだけですが)、攻略本やネットのまとめとかを利用するといいかと。