High Scale D×D   作:クフフのナッポー

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〜ナレーション〜
駒王学園に在学する兵藤永人は医者を志す多重人格者である
ある日教会から来たエクソシストのゼノヴィアとイリナ
2人の話により堕天使の幹部であるコカビエルがこの町に潜伏していることが発覚する
そんな中、永人は正体不明の頭痛に頭を悩ましていた


Excalibur襲撃!

ゼノヴィアとイリナが訪ねてから次の休日、アーシアは知世子に買い物に誘われて出かけており、永人も小猫からある連絡を受け小猫の元へと向かった

「小猫ちゃん、お待たせ!それとサジ君、久しぶり」

小猫がいる喫茶店に来て永人だが、そこには連絡通りイッセーとげんなりしているサジがいた。

 

永人が小猫から受けた連絡、それは「イッセーが祐斗の為にリアスに黙ってゼノヴィア達と協力してエクスカリバーを破壊しようとしている」と言うことだった。それを聞いて、永人昨日とは違った頭痛を感じた。向こう(教会)とは今回の事件において、お互い干渉はしないと約束しており、イッセーの行動はその約束を破ると言う契約を重視する悪魔にとってタブー中のタブーである。そのことを永人が指摘すると

「大丈夫だって!俺は赤龍帝だから、悪魔としてじゃなく赤龍帝として協力するってことにすれば問題はないぜ!」

 

っと「キリッ!」なんてSEが似合いそうな笑顔をするがハッキリ言ってそれはただの屁理屈だ。サジもそのことに呆れて意を唱えた

「お前は馬鹿か!そんなのただの屁理屈だ!俺たちが良くても向こうの2人や会長にリアス部長が許可するわけ無いだろ!」

サジが怒ると小猫も呆れたようにイッセーを見ていた

 

「な、何だよ!俺は仲間の木場のことを思っての行動なんだぜ。部長もきっと分かってくれるはず……ってあれはイリナにゼノヴィアじゃないか!おーい!」

イッセーが2人に手を振ると2人は猛スピードでこちらに近づき質問してきた

 

「突然ですまない。ここに白髪の男を見なかったか?」

ゼノヴィアの突然の質問に驚く一同だがイッセーは気にせず話を持ちかけた

「いや、知らないな…それより、俺たちと手を組まな「イッセー君、後ろ!」へ、後ろ?」

 

急にイリナが大声を出したかと思えば次の瞬間、イッセーの背後から一本の剣が振り落とされた。イッセーはなんとか回避したが、その剣を振った者はイッセーもよく知る人物であった

「お、お前はフリード!」

「おや〜何処か見覚えがあるクソ悪魔かと思えばイッセー君じゃありませんか!また会えて俺ってばラッキー!」

フリード・セルゼン、かつてアーシアをさらったレイナーレの元にいたはぐれ神父で悪魔を倒すことに執着心を持つ男だった。彼の手にはゼノヴィア達が持つ剣と似たオーラを放った剣が握られていた

 

「あの剣、もしかしてエクスカリバー⁉︎」

「その通りあれは言わばスピード特化のエクスカリバーだよ、えーと貴方は一誠君の弟の……「永人だよ、まぁ君と僕はあんまり面識無かったから覚えてないもの当然だから気にしてないけどね」そ、そっか…

でもまさかこうも白昼堂々街中で暴れるなんて、これじゃ大パニックでエクスカリバーどころじゃないよ!」

 

イリナの言う通り、フリードが町中でイッセーに対して剣を振った為、近くの一般人は皆パニック状態となり碌に戦える状況では無かった。だが、そんなこと気にせずフリードは手にしたエクスカリバーを使って暴れ始めると、騒ぎを嗅ぎつけたのか祐斗も現れフリードが持つエクスカリバー見た途端、鬼気迫ると言った様子で戦闘を始めた

イッセーも神器を出して戦おうとするが、その前にいつの間にか変身していたエグゼイドがキメワザスロットホルダーのボタンを押した

『ステージセレクト!』

その音声とともに、突如町中から廃工場へと場所が変わったのであった

 

「これは君の能力なのか?」

ゼノヴィアが驚きながらエグゼイドに質問してきた

「ああそうだ、これで遠慮なくあいつと戦えるだろ?」

「そうだな、感謝する!」

 

『ステージセレクト』

これはエグゼイド達が持つ共通能力で対戦ゲームのように戦う場所を選ぶことができ、今回のような町中での戦闘でも周りの被害を気にせず戦闘ができるのであった

 

「ちくしょ〜、これじゃクソ住民どもをぶっ殺せないじゃないか!

ま、その代わり悪魔をコロコロしちまうか!」

そう言うとフリードはエクスカリバーの能力である高速移動で祐斗を翻弄し、斬りこもうとするがサジが自身の神器からラインをフリードへ伸ばし阻止した

ゼノヴィアとイリナも攻めに行くが、フリードは自身のエクスカリバーの力を熟知しているのか多対1であるのにも関わらず対等に戦えてた。しかし、それでも精神的にきついのか顔色が悪くなり、最終的には閃光弾を使って逃走したのであった

 

戦闘が終わり元の場所に戻ると、そこにはリアスとソーナがおり説明を要求してきた。戦闘に参加した全員は素直に状況を報告した

「そう…まさか白昼堂々騒ぎを起こすなんて思いもしなかったわ…みんな怪我はないかしら?」

リアスが心配するが皆奇跡的に特にこれといった怪我もなく無事であった。するとゼノヴィアが口を開いた

「敵は我々が考えている以上に過激派のようだ。恐らくこれ以上勢いが増せば私とイリナだけでは対処できずこの町も無関係な住民も被害に遭うのは明白だ

先日あのようなことを言っておいて誠に勝手だが…我々と共同戦線を組まないか?」

 

ゼノヴィアからの申し出に全員驚いた。特にイリナは信じられない物を見たかのように目を見開いた

「ゼ、ゼノヴィアあなた悪魔と協力するなんて本気なの⁉︎そんなことが本部にバレればどうなることになるやら」

「私は本気だ。じゃあ聞くがイリナ、さっきのフリード・セルゼンの行動を見て敵が同じことをしないと言い切れるか?我々だけで全部対処できると言い切れるか?私には無理だ」

ゼノヴィアの質問にイリナは黙ってしまい、そしてゼノヴィアの意見に賛同したのであった

 

こうして悪魔と教会による対コカビエル戦線が誕生したのであった

 

 

ゼノヴィアとリアスが話している中永人は頭痛に耐えていた

(また頭痛がする…この間も変身した後にしてたけど何か関係性があるのか?)

永人の疑問に答える者は誰もいなかった




原作ではイッセーの屁理屈で協力しましたゼノヴィア達ですが、今回は(何故か原作じゃ無かった)フリードが真昼間の町で暴れたので住民の危険を考慮してリアス達と協力しました
一応、エグゼイド達の特撮ワープならぬステージセレクトがありますが、いない場合を考慮しての共同戦線です

後この作品でのゼノヴィアとイリナの扱いですが、イリナは…原作通りギャグキャラかな?ゼノヴィアは多少性格が柔らかくなりますがこの姿勢で行こうかと思ってます
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